宇都宮徹壱のレビュー一覧

  • 松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン

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    ネタバレ

    ①アルウィンに行きたくなる。

    ②サッカー専用スタジアムの魅力

    ③松田直樹という選手の魅力

    ④松本山雅というチームの魅力


    ……に満ち溢れた一冊。

    J2の下のJFLの、そのまた下のカテゴリーである地域リーグにおいて圧倒的な人気を誇ったチームを支える、地元サポーター達の“想い”に、胸が熱くなった。

    故郷からJリーグ入りを目指す福島ユナイテッドFCと重ね合わせ……その未来に想いを馳せるにはもってこいの作品だった。

    ★4つ、8ポイント。
    2013.07.16

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    2015年07月06日
  • 松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン

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    試合の記録よりも、人に迫っている部分が面白く、取材で掘り起こされたエピソードは新鮮で思いのほか楽しめました。

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    2013年03月09日
  • 股旅フットボール

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    2008年この本のに出版された地域リーグでJを目指すチームの現状を描く宇都宮徹壱氏のルポ。
    北海道から九州までの各地域リーグから1チームずつを実際にクラブの元へ足を運んでの取材することで、Jリーグ百年構想の光と影を見つめなおす。

    2012年になりJ1・J2併せて40チームとなりJ2とJFLの入れ替え制度が導入された。また2014年にはJ3が開始されることも決定した。そんな国内サッカーの構造が大変革を遂げている今だからこそ、地域リーグからJを目指してクラブチームが群雄割拠し、一丸となってJを目指していたこの時代を振り返ってみようと本書を手にとった。

    本書の構成は北海道から九州までの地域リーグ

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    2013年04月26日
  • 松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン

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    昨シーズン、J2開幕戦(vs東京V@味スタ)を観に行くための予習として購入。そして今さら読破。

    なんてドラマティックなチームだろう。クラブの戦績以外の歴史や地域との関わりを知るとそう思わずにはいられません。『クラシコ』を観ても松本市民の生活に深く入り込んでいるのがわかります。浦和とか、鹿島とか…Jのオリジナルチームにはマネできない「クラブが地域にもたらす幸せ」が山雅にはあると感じました。

    松田選手がこのクラブを選んだのも何かの縁だと思ってましたが、それは必然だったのかも。

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    2013年01月26日
  • フットボールの犬

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    題材となる国は、アイルランドやフェロー諸島、マルタなどマイナーな国。牧歌的に行なわれる地域リーグは、4大リーグとは異なる魅力がある。日常にある文化としてのサッカーを知るには最適な本。

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    2013年01月22日
  • 松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン

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    松本山雅というクラブを意識しだしたのは
    いつくらいからなんだろう。

    同じ著者の「股旅フットボール」を
    読んだあたりだと思うんだけど
    実際に初めて山雅の試合を見たのは
    2008年の天皇杯、神戸戦。

    当時、北信越リーグのくせに
    ウイングスタジアムのアウェイゴール裏に
    1000人近くのサポーターが集まってたのが印象的。

    で、昨年の「クラシコ」とか、
    松田直樹の件とか、
    アルビレックスがやっちゃった件とか、
    J2昇格とか、(ここまでが本の中身)
    ソリさん&野澤入団とか、
    個人的にはいろいろ突いてくるクラブのひとつ。

    で、この本。

    数名の知人wが
    登場(おもに、というかすべて8章w)することも

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    2012年08月14日
  • 松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン

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    松田が加入し、3 1 1があり、変則開幕となりそれでも信州ダービーは長野に競り勝ち……。県内はダービーのTV中継があった。松田の突然の病いに驚き、回復を祈ったサポーターはどれくらいいただろう。そして確率的には極めて困難なところから奇跡の昇格。2011年にウェブのコラムを追ったりローカルのTVや新聞で読んでいたものが一冊に。感涙もの。サッカーはW杯から地域チームまで、どことシンクロしても暮らしを豊かにしてくれる。

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    2012年08月14日
  • 松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン

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    どこも大変なのではあるが、社会人チームの大変さは、ちょっと特異ではないだろうか。

    社会人チームの選手たちの多くは、普段は普通に仕事をし、シーズン中は土日に試合がある。職場で頑張り、絞られたりつきあいがあったりしながらも、帰ると走りトレーニングをして、終末に向けてコンディションを整える。交通費その他いろいろ自腹、誰のサポートがあるわけでもなく、怪我をすれば仕事にマイナスになることだってある。

    本当に、好きでなければ出来ない…と、思う。好きだから、悪条件をなんとか乗り超えて、週末のピッチに立っている。

    これは、松本山雅、松田直樹の物語であり、そしてそんな日本中の社会人サッカー小僧への応援でも

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    2012年08月14日
  • 松本山雅劇場 松田直樹がいたシーズン

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    ネタバレ

    ジャイアントキリングという魅力的な勝利を天皇杯の舞台で何度も見せてくれている松本山雅FC。
    本書は当初、松田直樹というワールドカップ経験者が、JFLを舞台に、何を感じ、どんなプレーを魅せ、どんな影響をチームに与えるのかを主軸にして、山雅の魅力を描くことが目的だったようです。
    しかし、ご存知のとおり、松田直樹は一年前、練習中に倒れこみ、亡き人となってしまいましたので、松田直樹を回想し追悼するような印象が強い作品になっています。
    それでも、JFL時代からホームゲームの入場者数が7000人を超すほどに地域の住民に愛されている山雅の魅力を随所で感じることができました。
    この本を読んでいたら、地域リーグ

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    2012年09月17日
  • 日本代表の冒険 南アフリカからブラジルへ

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    2011/2/26 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2011/3/18〜3/25

    宇都宮さんは下部リーグからWカップまで幅広く取材しているサッカージャーナリスト・写真家。本書は今回のワールドカップ期間中にスポーツナビに連載されていたコラムをまとめたもの。早いものであれからもうすぐ一年になる(ということは次のワールドカップまで3年だ)。大会前は不振を極めた我らが代表チームが力強く勝ち進む様、ワールドカップを主催する南アフリカの人々、アフリカの人々の躍動ぶり、各国サポーターの動向など生で見ないとわからないことが満載。ああ、行きたかったなぁ。

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    2011年03月25日
  • フットボールの犬

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    ヨーロッパ中の16の国・地域をフットボール(サッカーのこと)を観戦・取材・撮影するために、訪問した、その訪問記というか旅行記というか。気負わずに、しかし、その国のサッカーの、あるいは、その国そのものの本質に迫ろうとしていて、なかなか、読んでいて楽しいし読み応えもある。サッカーと旅行が好きな自分としては、また、うらやましくもなる本だ。

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    2011年07月25日
  • フットボールの犬

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    サッカーライター界ではTwitterの先駆者でもある宇都宮徹壱氏のこれまでの海外取材が詰まった一冊。

    フェロー諸島にエストニア、ウクライナに旧東ドイツ、シチリア、マルタといった地名を上げるだけでも、彼がどれだけサッカーに、いやマイナーサッカーに対して熱い想いを馳せているかがわかる。国内でも地域リーグやJFLに積極的に取材に出かけていて、純粋にリスペクトする対象だ。

    今後も、マイナーな地からのコラムを、楽しみにしています。

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    2010年01月24日
  • 日本代表の冒険 南アフリカからブラジルへ

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    2010年W杯南アフリカ大会戦記
    当時の盛り上がりを思い出しながら楽しく読めた。
    本田のワントップ、PK失敗など、2010年大会は結構記憶に残ってる。日本の一体感について書かれているが、まさに日本が1つになって応援してたなーと思い出させてくれた。

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    2024年11月02日
  • サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ

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    華やかなプロの世界の裏側でもサッカーはサッカー。
    それぞれのカテゴリでのサッカーが語られている。
    一部の勝者(プロになった人)意外もサッカーを、やる意義や意味を考えさせられる。

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    2023年02月09日
  • サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ

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    今を知っているからより面白い。
    本田FC、ツエーゲン金沢、フェルヴォローザ石川・白山FC、サガワシガFC、福島ユナイテッドFC、AC長野パルセイロ、日本プロサッカーリーグ、本田ロックSC、奈良クラブ、三菱重工長崎、アスルクラロ沼津、レノファ山口FC、ブリオベッカ浦安、高知ユナイテッドFC、ヴァンラーレ八戸、ラインメール青森、東京23FC、東京武蔵野シティFC。

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    2019年11月10日
  • サッカーおくのほそ道 Jリーグを目指すクラブ 目指さないクラブ

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    いつの間にか私の生活にJリーグは欠かせないものになり、いろいろな場所でいろいろなチームを見るうちに興味を持ったのが「ホンダロック」。
    Jリーグを目指すクラブも、目指さないクラブも、どっちもがんばれ。

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    2018年01月21日
  • フットボールの犬

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    普段なかなか日本に情報が入ってこない地域のフットボールが描かれていて面白い内容なのだが、著者の文体がラノベかよってくらい違和感が強くてマイナス。

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    2013年06月09日
  • フットボールの犬

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    「犬の視線でサッカーを見た(作者のトークショーより)」本。「何でこんなとこ行ったの?」というような辺境でサッカーを見る。スタジアムで面白いのは、実は観客だと思っているので、いわば世界の面白いひとたちワールドが堪能できて満足。

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    2012年12月13日
  • 日本代表の冒険 南アフリカからブラジルへ

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    2010年に行われた南アフリカでのサッカーW杯の観戦記。

    先週の金曜日、6月4日から2014年にブラジルで開催されるW杯のアジア最終予選が始まった。日本は1・2次予選を免除され、3次予選からの登場だったけれども、それでも3次予選が始まったのは去年のことであり、ということは、南アフリカでのW杯の翌年のことになる。サッカーのW杯は4年に1度の大会で、間合いが長いように感じるけれども、こうして予選から考えてみると、ずっとW杯はやっている、という風にも考えられる。

    2002年の日韓W杯、2006年のドイツW杯は現地に観戦に出かけた。2002年は韓国で、スペイン対パラグアイという、今から考えるとけっ

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    2012年06月07日
  • 日本代表の冒険 南アフリカからブラジルへ

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    南アフリカW杯の取材記。あの大会がどういうものだったかという物が一番よくわかる本だと思う。パブリックビューイングで見たりとか、いろいろと大会の雰囲気を感じ取れる、記録として是非残しておくべき本だと思う。

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    2011年10月23日