八重野統摩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本がブクロクの「話題」上位に入っていたのがきっかけで読んでみようかなと思った。
タイトルから連想すると、温かいストーリーかと思っていたが、思った以上に感動させられてしまった!
最近ブクロクの皆さんの紹介もあって、素敵な本に出逢い、「思った以上」の作品を読むことが出来て、My reading lifeが充実しています(◍•ᴗ•◍)✧*。
本作は、両親からの虐待にあっている中2の少女が、児童相談所に電話したことから展開していく。
少女が学校の帰り際に誘拐されたことで、少女は今まで味わったことのない経験を誘拐犯宅で経験する。
足枷を嵌められて逃げられないけれど、毒親たちと -
Posted by ブクログ
誘拐されて、犯人に思い入れするストックホルム症候群的なやつかな?と思って読み始めたが、予想を大幅に裏切る結末で、凄く良かったとしか言いようがない。
とりあえず刑期を無事に終えて良かった。
中学生の有乃紗耶は、児相の職員渡辺を名乗る人に誘拐された。片足に足枷をつけられているが、大事に扱われている。トイレもお風呂も問題なし。晩御飯や朝ごはんもなかなか豪勢だ。
北海道警察に身代金要求の投函物が届く。2000万円。沙耶は家では虐待を受けていた。DNA鑑定で父が血が繋がっていないことも知っていた。熱が出たが、渡辺さんは雑炊を作ってくれた。ポカリとかも用意してくれる。
警察の捜査で沙耶の部屋に手斧が -
Posted by ブクログ
ネタバレ皆さんの評価が高かったので手にとった作品。
いや〜、予想以上に面白かったです。まったく想像していなかった結末でした。
テンポもいいし、ミステリー要素もあり、私好みの作品。
虐待の相談を児相にしたことがきっかけで誘拐されてしまう主人公沙耶。
誘拐犯を本当の父親ではないかと怪しむ沙耶だったが、この展開はまったくの予想外。
すべてがエピローグに詰まっている。
逮捕され収監されていた5年の間にすべてを知った沙耶とその周りの人たち。
その事実を知ったときの苦悩と葛藤は計り知れないものだったと想像します。
そしてそれを受け入れるだけの時間が5年間にはあったということでしょう。
特に沙耶の両親はその事 -
Posted by ブクログ
号泣です。
悲しかったり優しかったりするだけの物語ではありません。人が死にます。かなり怖い場面も多いです。これってミステリーなの?という流れではありますが、そうではありません。だから、明かされた真実がたとえ予想通りだったとしても、それで勝ち誇ってはいけません。一人一人の境遇や偶然が絡まりあってとんでもない悲劇が起こりますが、それはただ単にそこで起きた出来事というだけではなく、そこに至るまでの長い長い時間とそれぞれの想いがそのような形になってしまったということなのでしょう。
物語の締めくくりも最高です。慟哭です。号泣です。
八重野さんの小説を読むのは2作目ですが、本当に面白くて上手です。他の作品