あらすじ
いじめをする奴は、もちろん最悪だ。だが、いじめを見過ごす奴だって最悪だ――。おれ・沖永創吾はそのことを理解していながら、幼なじみである柚舞がいじめられている事実を見過ごしてきた。 だが、そんな情けない自分に終止符を打とうとした矢先、宇佐部と名乗る男がおれ達の前に現れる。そいつは柚舞をダメ人間だと堂々と口にしたあと 『ダメ人間社会復帰支援サークル・還りの会』 だなんてふざけた集団を作っておれ達を引きずり込み、いじめをしている連中への復讐を企み始めるのだが ――。 青春が熱を帯び、人を狂わせ、謎がほのめく物語。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
爽やかな読後感でした。
いじめのシーンは生々しいものがあるにも関わらずライトに読ませる筆力には著者の丁寧さを感じさせられました。
キャラクターも皆ちゃんと立っていてテンポ良くストーリーに乗っかってくれてます。
こんなのいじめじゃない、と仰られる方もいらっしゃるでしょうがエンタメと割りきれば感情移入出来るかと思います。
予想以上に良作でした。青春モノをお探しの方にオススメです。
Posted by ブクログ
主人公(男子高校生)の語り(?)口で話が展開される青春ミステリィ。
文体は少ししつこい感じだが、登場人物はキャラが立っていてかなり好感。
最後まで謎な大学生2人は、高校生から見た大学生の『大人』感があって、懐かしさを感じた。
物語の主題は、イジメだった。しかし、いじめがどうというより、あくまで物語の一要素と感じる位押し付けがましい訴えはなく、素直に読めた。
全体的にはやっぱり文体(主人公の語り)が何となく読み辛さを出しているように思うけどストーリーとキャラクターで◎
Posted by ブクログ
一言で言えば不憫だし、希望が無いし、悪意すら感じる。
ヒロインの魅力が適切にアピールされればされるほど、
ラストシーンにおいて真犯人に感情移入するように出来てると思うんだけど、
それに対してのアンサーがアレだからなー。
こんなのってないよ、あんまりだよ。
エピローグは次巻に続く的なアレだと思うんだけど、完全に蛇足だと思う。
Posted by ブクログ
森見登美彦を一回り小さくしたような読後感だった。その辺りは大学生の行動範囲と高校生のそれとの差なのかもしれない。敢えて話を大きくしない作者には好感を持った。続巻になるのか、違う作品になるのかはわかり兼ねるが、次回作はまた読んでみたいと思わせたくれた。
盛り上がりに欠ける
前半部分は特に想定外の展開もなく盛り上がりに欠ける作品であった。
後半は別の展開になるが、あっと驚くような展開でもなく。
エピローグもありきたりで、
でも、だからこそ読みやすい作品ではあった。
飽きやすい私でも、一気に最後まで読んでしまいました。