八重野統摩のレビュー一覧

  • ナイフを胸に抱きしめて

    Posted by ブクログ

    『ナイフを胸に抱きしめて』です!(うん)

    『ナイフを胸に抱きしめて』ですよ!!(うん、そうだね)

    『ナイフを胸に抱きしめて』なんですよ!!!(だから、題名やろ?分かってるって)

    『ナイフを胸に抱きしめて』なんだよぉお!!!!。゚(゚´Д`゚)゚。
    (どしたどした)

    幼い姉妹から不倫からの略奪婚で両親を奪った女が母として再び目の前に現れたとき、姉の心にあったのは消えることない激しい怒りでした
    そして、復讐の炎に晒された女性は脅されるがままに自ら高層階から飛び降ります

    そうです姉が胸に抱いたナイフは復讐を遂げるのです

    だけどね、物語は最後に小さな体に込められた大きな決意によって、すんば

    0
    2023年06月12日
  • ナイフを胸に抱きしめて

    Posted by ブクログ

    話の進め方とか
    章ごとに主人公が違うとか
    すごく私好みだったのに
    ラストは普通すぎて拍子抜けした。

    しかし完全犯罪だと思うのだが
    刑事はあんなに優秀なのか。

    0
    2023年02月13日
  • ナイフを胸に抱きしめて

    Posted by ブクログ

    とても静かで丁寧なプロローグ。
    それは、姉・和奈が小学校の教師で、高校生の妹・莉緒との二人だけの堅実な生活をしているところから始まる。

    10年ほど前に父親が不倫をし、母と離婚する。
    それから3人の生活だったが、母親も3年前に心筋梗塞で亡くしていた。
    姉妹にとっては、父と母を奪った相手を憎く許せなかった。(だが、その憎しみは姉だけにしか感じなかったのだが…)
    その相手は、和奈の受け持ちのクラスの母として授業参観で目にしてから抑えきれなくなった。

    その相手が、飛び降り自殺をする。
    だが高峰刑事は、飛び降りを命じたのではないか…と姉を疑っていた。

    やがて思ってもいない展開になる。


    激しさな

    0
    2022年11月10日
  • ナイフを胸に抱きしめて

    Posted by ブクログ

    10年恨み続けてきた相手との再会。まさか殺してしまうとは思わなくて衝撃だった。
    自殺教唆。姉のため。自分が殺めた自覚がさほどない。
    葬儀で見たこずえちゃんの姿に、なかったことにはできない。

    きっかけは、父との不倫で、西井千賀子に家族を奪われた恨み。
    たまたま再開したことで、姉が母の仏壇の前で泣いているのを妹が見てしまった。
    姉の代わりに恨みをはらす。

    家族がいると知りながらも好きになってしまい、相手の家庭を壊してでも一緒になりたかった西井千賀子。

    父も母も亡くしてしまい、殺したいほど恨み続ける姉。

    姉の姿を見て、姉を幸せにしてあげたい、姉の代わりに恨みをはらす妹。

    母を失ったこずえ。

    0
    2022年09月11日
  • ナイフを胸に抱きしめて

    Posted by ブクログ

    久しぶりに最後にほっとできるミステリーを読みました。

    柳川和奈は小学校の先生です。
    高校3年生の妹莉緒と公営団地に二人暮らしです。
    父と母は十年前、父の不倫により離婚して父は他の女性と家庭を持ちました。
    母はそのせいで、働きづめで3年前過労による病気で亡くなっています。
    それから和奈は働いて莉緒を育ててきました。
    そして、和奈は莉緒がキューピット役となり同僚の村山恭平先生と交際中でした。

    そんな和奈が2年3組の担任になって間もなく5月の授業参観で和奈は驚きます。父の不倫相手であった(父は8年前に病死)西井千賀子がクラスの生徒の西井こずえの保護者として現れたのです。

    和奈は母が亡くなったの

    0
    2022年09月07日
  • ナイフを胸に抱きしめて

    Posted by ブクログ

    なかなかのミステリー小説だった!いろいろ仕込みあり更にプロローグと第1章ではいきなり殺人場面から始まり物語が進むにつれて何かドンデン返しがあるような気になりだす。更に最後には感動が待っていた。良い本に出会えた❗️

    0
    2022年08月08日
  • 還りの会で言ってやる

    Posted by ブクログ

    爽やかな読後感でした。
    いじめのシーンは生々しいものがあるにも関わらずライトに読ませる筆力には著者の丁寧さを感じさせられました。

    キャラクターも皆ちゃんと立っていてテンポ良くストーリーに乗っかってくれてます。

    こんなのいじめじゃない、と仰られる方もいらっしゃるでしょうがエンタメと割りきれば感情移入出来るかと思います。

    予想以上に良作でした。青春モノをお探しの方にオススメです。

    0
    2012年09月15日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    中学2年生の少女が渡辺と名乗る男に誘拐された。けれども、誘拐犯の様子があまりに誘拐犯らしくなく、少女も訳ありなようで。。

    話の展開として、結末はなんとなく予想できますが、気になってしまい後半は一気読みでした。なにより犯人の正体と動機が予想できず、エピローグでなるほどなあと腑に落ちました。

    長編ですが、グダることなくおもしろかったです。誘拐犯と少女のほっこりしてしまうやり取りも好きでした。

    0
    2025年11月28日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    寝不足〜
    読み出したら 止まらなかった!

    ⁡✎︎____________

    両親から日々虐待を受けていた中学生の沙耶。
    逃げることも出来ず ただただ苦しい日々を送っていたのだが、 ある日"児童相談所の渡辺"と名乗る人物に突然誘拐されてしまう。
    身代金目的だという犯人だが 沙耶の家は貧乏で、まして沙耶のためにお金を工面するとも思えない。
    いったい犯人は何者で 真の目的はなんなのか?

    ⁡✎︎____________


    誘拐されて監禁されて、、もっと不当な扱いを受けるのかと思いきや、犯人は沙耶に丁寧に接する。犯人がいったいどういうつもりなのかが分からず 先が気になって仕方なかった。

    0
    2025年11月24日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    親に虐待されている女子中学生が誘拐される。なぜか誘拐犯は中学生を大切に扱う。どうゆうことだろ、と一気に読んでしまった。終盤は結末にハラハラが止まらない。終始、優しさが漂う本だった。

    0
    2025年11月03日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    中学二年生の沙耶は下校中に児童相談所の渡辺と名乗る男に声をかけられ、保護するからと車に乗せられた。実は少し前に親に虐待されていると児童相談所に沙耶自ら電話していたのである。
    何の疑いもなく一軒家に連れて来られた沙耶はそのまま監禁されてしまう。

    いわゆる誘拐、身代金、犯人は?
    と言う話ではありませんでした(゚-゚*;)(;*゚-゚)

    ネタバレしちゃうので色々書けないないけど…
    まぁとにかく沙耶の両親が酷いこと!
    真冬の北海道で部屋にハロゲンヒーターだけって
    小さな頃から虐待されて。゚(゚´Д`゚)゚。

    沙耶の強さに読んでるわたしも救われる。
    何故か誘拐犯の渡辺さんが優しいの!
    帰りたくなく

    0
    2025年09月13日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    どうなるの?一体どういうことなの?とあっという間に読み進めてしまった。
    そして結末は帯に書いてあった通り号泣。
    ちょっとうーんとも思える部分もあったけどとても話の作りとしては私は結末が予想できず面白かった。
    他の作品も読んでみようかな。

    0
    2025年08月19日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    評判がよく手に取った作品だったが、すごく良かった。

    主人公の辛い環境と、誘拐犯との愛情を感じる生活…一見歪にも見える関係性だが、読み進めるほどに点と点が線に繋がり、あんなに感動するとは驚き。

    0
    2025年07月26日
  • ナイフを胸に抱きしめて

    Posted by ブクログ

    すごかった、、、
    こずえちゃんの強さに胸を打たれ最後のセリフに思わず言葉を失った

    人は何をもって許すのか
    また復讐すれば人は人を許せるのか
    私の個人的な意見としては復讐は良くないと思った
    結局誰かが被害に遭いその腹いせで相手に復讐したらまた被害者生まれその人が復讐を考える
    そうやって結局連鎖してしまうし誰かを傷つけるとその周りで悲しんでいる人がいる
    そんなことを考えさせてくれる作品でした

    0
    2025年07月18日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    この反応が正しいのか、親としては少し複雑ではあるけれど、泣いてしまった。
    誘拐犯と人質の不思議な生活。それがこのまま続けば良いのに、と思ってしまっている自分がいた。

    0
    2025年07月05日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    中学2年の沙耶は、自分を日常的に虐待をしてきた両親が、海で自分の殺害を計画していることを知っていた。ところが下校途中「児童相談所の職員」を名乗る男の車に乗せられ、そのまま誘拐・監禁される。監禁下の交流から、男が、じつは「本当の父親」ではないかと疑い始める。一方、男は身代金2000万円が目的の営利誘拐であると犯行声明を北海道警察に送りつけるという設定から始まる。
    ただただ、どう言うこと?と、あっという間に読み終えちゃいました。
    彼女が置かれていた環境を思うと、男との最後の夜のクリスマス会 こんな時間がまだ続けば良いのにーと何とも言えない感情になっちゃいました。やるせない気持ちにもなりますが、登場

    0
    2025年06月30日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    先が気になり…約2日で読み終えました。
    それほど読みやすく、入り込みやすかったです。
    でも虐待の実態はやっぱり辛いですね。
    ホントに酷い親です。この人たちがどうなったのかも気になりました。
    色んな伏線が張られていて、そこも面白かったです。ラストのシーンは感動でした。

    0
    2025年06月03日
  • ペンギンは空を見上げる

    Posted by ブクログ

    最後の方にくるまで、ハルくんの抱えている困難に、気づかずに読んでいました!思わず、もう一度最初に戻って読み返してしまいました。

    0
    2025年03月26日
  • 同じ星の下に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ワタナべさん」はそういうことだったのかとなりました。たしかにビタミンとかやたら言ってたなと伏線回収…。
    しかしほんと責任持てないなら子ども作るなと常々思う。子どもも迷惑なのに。まぁその想像力が出来ないくらいの頭ということでしょうけど。想像力は大事。

    しかしこの子にとっては救いの神のような人ですよね。「ワタナベさん」は。

    0
    2025年03月02日
  • ペンギンは空を見上げる

    Posted by ブクログ

    第1回北陸文庫大賞グランプリということで、本屋で積み上がっていて、最初の1文て、読んでみようかなと購入。
    まだ途中だけど、主人公たちがすなおに入ってくる感じでこの先読みたく手読み進む。

    0
    2025年02月16日