八重野統摩のレビュー一覧

  • ペンギンは空を見上げる

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    宇宙に憧れる小学6年生の少年の細やかな心の描写がしみて、感動というか、泣けます。
    読書嫌いの息子にも読んで欲しいなと思わせてくれる物語でした。

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    2025年10月12日
  • ペンギンは空を見上げる

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    若い人に特に読んでいただきたい作品でした。
    賢いハル君だからこその、悩みであったりを少しずつ自分の力で向き合っていくのにとても心揺さぶられました。

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    2025年08月07日
  • ペンギンは空を見上げる

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    ずっと教室で1人で過ごしているハル
    なぜ彼は1人を貫いているのかそしてどうして彼は言葉を発さないのかその事実を知った時とてももどかしかった
    彼はまだ小学生で夢は努力では叶わないこともあるという現実を突きつけられたから少し大人びているのかもしれない
    でもそんな彼にもイリスという出会いがあり少しずつ氷がとけて柔らかくなっていく
    また三好もいいやつで常に彼のことをそばで支えている
    とても良い小説だった

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    2025年05月25日
  • ペンギンは空を見上げる

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    小学6年生で、なんとしっかりした考えを持つんだろう…すごいなぁと思いながら、読み進めていくうちに涙が止まらなくなりました。エピローグまで読んで、あとがきも読んで…心に迫る宇宙への思いを痛感しました。

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    2025年02月19日
  • ペンギンは空を見上げる

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    ネタバレ

    会話が独特だなあって思ってたらそういうことだったのね、、(´;ω;`)
    タイトルが秀逸!最後まで読んでこれしかないって思いました。
    神様はいないって何度も考えるのはハルのことが分かっていけばそうだったのか!と驚き。
    最初はいけ好かないお子ちゃまやなと思ってたけど、知った時はマジかごめんって思わず言っちゃうくらい衝撃あった。
    これをするための作品ではないっていうのが偉い!どんでん返しのための話になってないのがめっちゃいい。

    小学6年でハルは賢すぎるほど賢い、それは彼が背負ってしまってるものゆえで、無邪気に夢を追うことが出来ないと早くに分かってしまったから彼は大人になってしまっている。こんな早くに大人になっちゃう子供は苦労してるからこそめちゃくちゃ愛おしく感じます。
    三宅とイリス3人のやりとりが可愛い。
    あとがきの著者の経験も興味深い。僕たちの青春はちょっと特別といい最近は面白い本が多くて嬉しい。

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    2025年02月04日
  • ペンギンは空を見上げる

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    無愛想な少年と、無愛想な少女と、気の良い少年の三人のお話。

    少年ハルが風船ロケットにかける情熱と、対照的に他者に対する冷然さの背景に、少しずつ迫っていくストーリーが印象的だった。

    転校生のイリスとは、最初は距離があっても、きっとイベントを乗り越えて仲良くなる……というセオリーを迂回してくるところも、面白い。

    そうしてクライマックスにかけて、あ、これミステリーなんだなと、気付かされる。
    そのことを、あざといと取ってしまうと、素直に読めなかっただろうけど。
    思いもよらないパンチだったので、しっかり効きました。

    「でもさ、イリスちゃんに対して思うことがあるなら、こんなふうにぼくを使って自分の気持ちの整理をしたってダメだよ。ちゃんと、向き合わないと」

    気の良い少年、三好くんの言葉。
    あなた、小学六年生にしてカウンセリングマインドをお持ちか、と驚いたセリフ。

    ハルとイリスに目が行きがちだけど、三好くんの感じ方、繋ぎ方が出来れば、学校はそんなに息苦しい場所ではなくなるはずなのにね。

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    2022年11月26日
  • 還りの会で言ってやる

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    爽やかな読後感でした。
    いじめのシーンは生々しいものがあるにも関わらずライトに読ませる筆力には著者の丁寧さを感じさせられました。

    キャラクターも皆ちゃんと立っていてテンポ良くストーリーに乗っかってくれてます。

    こんなのいじめじゃない、と仰られる方もいらっしゃるでしょうがエンタメと割りきれば感情移入出来るかと思います。

    予想以上に良作でした。青春モノをお探しの方にオススメです。

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    2012年09月15日
  • 同じ星の下に

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    ネタバレ

    両親にひどい虐待を受けていたさら
    さらの出生時、姉の子と取り違えてしまった医師が主人公。(最後に明かされる)
    取り違えてしまった子がどのように生きているのか、自責の念に駆られる中、壮絶な虐待を受けていることを知る。自分の人生をかけてサラを救おうと、誘拐の計画を立てる。
    誘拐は、虐待の保護の難しさ(児相に相談するだけでも警察を呼ぶだけでも、保護が難しい)を知っている主人公が、大きな事件を起こし、その中で両親の愛の無さを証明することで、確実に両親の虐待から救う計画である。
    虐待を受けたサラは被害者だが、結果として救われた。もし取り違いがなかったとたら、姉の元で暮らす虐待両親の本当の子の命は誰にも気づかれずに無くなっていたかもしれない。
    医師は誘拐の容疑で逮捕され、その後の生きる気力をなくしていたが、取り違いが本人たちに知られており、2人に生きることを切望され、生きていくことが責任だと自分に言い聞かせているところで終わる

    虐待から救いたい、取り違えた子に罪を償いたい
    ということは読んでいて自然に感じたが、
    もし取り違いが起きなかったら、誰にも気づかれずに静かに命が消えていた可能性があったという事には気づかなかったし、ハッとした。そこがこの作品の1番伝えたかったところだと思う。
    悲劇の元に救われた命があり、ハッピーではないけど皆が折り合いをつけてエンディングを迎えていて素晴らしかった。

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    2026年10月06日
  • 同じ星の下に

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    何よりもエピローグがすべてに思った。
    言葉で救われた彼女が、数年後、彼を言葉で救う。
    血は繋がらなくとも、そこにはお互いを敬う愛情があった。

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    2026年10月02日
  • 同じ星の下に

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    ネタバレ

    「渡辺さん」
    涙なしには読めないと勧められ、冷静に読んでやろうと変にたかを括っていたが、たった一言名前が呼ばれただけでこんなにも感情が溢れて頬を伝うとは。
    沙耶が日々親から虐待されてた環境であったが、誘拐犯から底なしの優しさをもらい、戸惑いながらも部屋で暮らした1週間は眩しく、温かかった。特にクリスマスのお祝いのシーンは空間いっぱいに幸せが詰まってて、愛おしかった。
    誘拐犯の目的や動機、また並行で警察による捜査も含めて読み応えのある展開だった。

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    2026年09月30日
  • 同じ星の下に

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    書店にて表紙のデザインとあらすじに一目惚れし、購入しました。
    誘拐犯なのにも関わらず、とても優しい渡辺さんとの監禁生活。元々の暮らしの何倍も良い生活。けれどいつ殺されるのわからない状況に惹き込まれました。
    これまでに出てきた謎、結末全てエピローグで綺麗に回収されていて、スピード感があり比較的サクサク読める作品だけれど、読み終わったあとの満足感でいっぱいです。面白かった!

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    2026年09月26日
  • 同じ星の下に

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    ⭐️4.5です

    誘拐犯が実の父親っていうパターンかな〜くらいには考えたけど、まさかの結末でした。エピローグではちょっと泣きそうになりました。
    文章も読みやすく、2日程で読み終えました!

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    2026年09月23日
  • ペンギンは空を見上げる

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    ネタバレ

    一人称視点だからハルのセリフが直接出てこないのかと思ったらそういうことかぁ〜!!!中盤くらいまでは映像化したらいいのにと思ってたけど、映像化されてない理由にも納得。

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    2026年09月21日
  • 同じ星の下に

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    まず、あらすじがとてもいい。そして、あらすじに負けずちゃんと面白かった。クライマックスは肩透かし感あるけど、理由もそれぐらいしか思いつかないしな。

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    2026年09月13日
  • 同じ星の下に

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    親から虐待を受けている中学生の少女が、児童相談所職員を名乗る男性に誘拐され監禁されるも、誘拐犯が自分の父親だったらいいのにとすら思えるほどとても親切に接してくれる。何が目的で誘拐したのか?その点は最後までわからず一気に読み進められた。
    設定上の都合かもしれないが、誘拐犯との生活は心温まる系のコントを見ているような、ツッコミどころ満載で、少女も自分でツッコミを入れたりしているのでオモロかった。
    ただ、いろいろと設定のツメが甘いところがあって、「それはないだろ」と思うところもしばしばあって、若干冷める時がある。
    ストーリー自体は面白かったけど。

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    2026年09月12日
  • 同じ星の下に

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    読みやすく、1日で一気に読んだ。「ドラマ」って感じだった。個人的には各登場人物の内面的な葛藤や背景がより描かれている方が好みだけど、焦点を絞ってるからこそ読みやすかったのかな。

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    2026年09月07日
  • 同じ星の下に

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    ネタバレ

    4.3

    読みやすいし、虐待部分は置いておいて面白いし心温まる話だったけど、気づいた時点ですぐに申し出てれば結果はまた変わったんじゃないかと思わずにいられず。
    確かに沙耶の両親はクズだったけど、母親はまだ少しは救いがあったんじゃないか?母親が沙耶を好きじゃないと言ったのは、本能で自分の子供ではないと感じていたからかも?という思いが離れず。
    母親もどうして自分の子供なのにこんなに愛せないのか悩んだかも知れず、同じように子供を愛せない夫にもしかしたら?という疑念を持ってDNA検査をしたのでは?とまで考えがいってしまった。

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    2026年08月30日
  • ペンギンは空を見上げる

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    「北陸文庫大賞 グランプリ」という帯と大好きな「同じ星の下に」の八重野統摩さんの作品ということで購入した。
    この作品は小学生の男の子の言葉で語られている。とても賢くてでも重いものを抱えている子で、この主人公を終始応援しながら読み進める。途中途中で違和感を感じていたが、物語終盤でその理由が分かりスッキリと謎が解けた。なるほど!ミステリでもあった。
    登場人物の子どもたちのひと夏の成長を感動的に描く作品。とても爽やかな作品だった。

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    2026年08月08日
  • ペンギンは空を見上げる

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    ネタバレ

    誰しも、多少のバリアを持ってるけど、そのバリアを受け止めた上で、夢の実現に近づこうとするハルの姿勢に感動してしまう。

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    2026年07月26日
  • 同じ星の下に

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    ネタバレ

    初めての作家さん
    フォローしてる方々の本棚でよく見かけて
    高評価ですし、気になって予約しました。 

    冒頭の誘拐場面から引き込まれて
    あっという間に読み終えました。

    沙耶の両親のクズっぷりにムカムカムカ。
    対して誘拐犯の思わぬ優しさに
    これはどういう展開になるのか
    とページを捲る手が止まりませんでした。

    産院での取り違えは
    過去にドラマや映画で何度か使われていて
    当事者たちがその事実を受け入れることが
    いかに困難かというところに重きを置いていた作品が多い印象なのですが、
    今作ではそこはすっ飛ばされて
    感情面も手続き面も全部解決したようで
    さらーっと終わってしまったので
    そこがちょっと残念でした。
    (そこが動機のミソではあるが
    メインテーマではないので致し方ない)

    沙耶のような環境の子供が
    程度の差はあれど
    実際にもいるのかと思うと
    とても胸が痛くなります。

    誘拐はいけないことだけど
    同じ星の下に生まれながら
    そういう不平等に扱われている
    全ての子供たちに
    「渡辺さん」が現れたらいい。
    (そういう場面に出くわしたら
    せめて声を掛けられる人になりたいです)

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    2026年07月21日