傳田光洋のレビュー一覧

  • 皮膚感覚と人間のこころ

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    自己意識の捉え方がとても印象的だった。知覚の積み重ねから効率的な行動を起こすために感覚を統合、コントロールするものが自己意識の始まり、それがさらに複雑になって今言われる意識、感情のようなモノが生まれた。
    皮膚は自分と他のものを分ける境界であり、触覚である。
    視覚聴覚などに頼りがちだが皮膚感覚というものも意識していきたい。

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    2013年11月26日
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

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    内容は面白いが、幾つか注意が必要。
    インパクトのある書き方をしているためか、
    少し誤解を与えそうな記述が見られる。
    そのため常に警戒しながら読むことになる。
    あと、この本は帯も含めて一冊の本。

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    2014年02月01日
  • 皮膚感覚と人間のこころ

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    人間のこころ、とあるが、内容はかなり科学的な印象。実験に基づく考察の連続という感じだけど、それなりの納得のいく内容だと思う。とりあえず、まだまだ未知の領域の皮膚とそれに伴う感覚、ケアや愛着にも興味があるので、ぜひ解明して欲しいところ。

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    2013年02月28日
  • 皮膚は考える

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    著者のこれまでの研究と、それを踏まえた予想、皮膚が単なる体を包む膜ではなく免疫や全体のホルモンバランスと関係し、さらには皮膚そのものが脊髄や大脳のような情報処理システムを持つのではないか、という、まとめるとそのような考え、が述べてあります。
    語りくちが丁寧でわかりやすく、研究者のおじさんの話を「うんうん」、「へぇ~!」と相槌を打ちながら聞いている気分で読みました。
    ただ専門用語が多く、わからない言葉があるとその都度勉強しながら読んでいたので時間がかかりました。お医者さんが読むとより面白いんじゃないかなぁ?

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    2012年10月04日
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

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    皮膚が感覚で受信をして考え選択して反応する
    脳も神経もないゾウリムシのような原生動物にも生きよとする意志がある
    認識や判断があってものの味がわかるらしい
    細胞膜という皮膚が環境を感じ取り
    自己の生存のために「快適」さを選択する

    人間の皮膚には脳と似た組織と細胞があるという
    情報を受け取って考え作戦を練って防御したり反応する
    体毛を捨てた人間は鋭敏な感覚を物にした
    特に顔の皮膚は裸で常に晒されているにも関わらず
    もっとも角質が薄く敏感なのだそうだ
    顔は脳のそばにあって五感のすべてを一手に引き受けている

    皮膚の三分の一を失えば死に至る
    外と内をつなぎ、すべての臓器の働き

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    2012年03月07日
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

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    おもしれー。

    表皮であるケラチノサイトはひとつの情報処理システム。
    光、熱、圧力などのインプットも、ホルモン伝達などのアウトプットもする。
    よって精神と皮膚は互いに密接に繋がっている。

    肌を掻いたり傷つけたら心も傷つけてしまうんだなー。と、しみじみ。


    赤いライトをあてると修復が早まる。
    にがりのようなミネラルバランスで覆うと修復が早まる。
    蕁麻疹とアトピーのかゆみは性質が違う。

    って、なるほど。

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    2011年02月18日
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

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    改めて、情報を処理する仕組みと言うのが「脳」という一部の仕事でない事を実感させられる。そのような内容になっている。より工学的な視点から生物の環境との関わり合いを知る一つのきっかけとして本書はすばらしい価値を持っていると思われる。また同時に、改めて「脳」という中央処理システムがヒトという集合体の中でどのような役割を担っているかを再確認するために大きな役割を担ってくれるように思える。
     全身を顔するために人には手がない、それは全身をセンサーにする、全身が脳のようになる、という事を指すのだ、という指摘は非常に想像力を膨らませる。より外界と敏感な関係を構築するために人は体毛を捨て、さらにそれを突き詰

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    2010年01月17日
  • 賢い皮膚 ――思考する最大の〈臓器〉

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    わあ、びっくり。皮膚っていろいろなものを感知するタンパク質が存在しているんだって。時間も感じているんだって。皮膚というビニール袋に水分とか内臓とか入ってて、それを骨がちょっと支えてるって考えると、人間てヘンテコだよね。皮膚というのは、見える化されすぎているのか、あまり研究している人がいなくて、ほんとうはどうなっているのか、よくわかっていないそうだ。皮膚科のお医者さんは病気には詳しいが、普通の皮膚がどうなっているのか研究しないらしい。もっとも興味深く考えているのは、この本の著者のように、化粧品会社の研究員の人かも。いや、お肌の曲がり角を昔に過ぎたワタシみたいな妙齢の女性かも!

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    2011年09月28日
  • 賢い皮膚 ――思考する最大の〈臓器〉

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    西洋医学は 東洋医学を馬鹿にしてきたけど皮膚が電気を起こしたりホルモンを作ったりしているのだとすれば 鍼だってマッサージだって効くってもんだなぁセロテープをぱりぱりしている研究員の人に 萌え

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    2011年09月20日
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

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    膚にまつわるエトセトラ。前作「皮膚は考える」よりも軽く、東洋医学、超能力から進化まで、視野が広くなっている。
    ・J.C.リリーのアイソレーションタンク。確かに皮膚感覚の問題としても見れるのか。→境界理論の一助となりそう。
    ・皮膚電位のテレパシーその他の解明されていない現象への示唆は科学を超えて面白い。
    ・ヒトの皮脂腺からはスクアレンという物質を分泌するが、この物質は疎水性が大きい。→手の平や足の裏には皮脂腺がないので、「ふやけやすい」。
    ・ヒトは皮膚感覚を高めるために裸になった?→霊長類では性的ディスプレイとして顔だけ毛がない→ヒトは全身顔になった?

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    2009年10月04日
  • 第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

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    資生堂の研究員による、皮膚にまつわる最新の研究などの紹介、そして考察。
    6章から構成され、3章までは☆4.5以上の満足さを感じながら読んでおりました。

    しかし、4章からは超能力やココロなど、研究者らしからぬ流れになっていき。。
    研究者による科学エッセー?だとしたら、興味深いとは思います。

    最近、科学者による本を読むことが多いので、研究テーマがしっかり掘り下げられ、しっかり提示されたものと期待してたので、評価としては☆3つにしました。

    しかし、皮膚が感覚器のひとつではないかという最新の研究の紹介は、かなり興味深い思いました。

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    2009年10月11日
  • 皮膚は考える

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    皮膚は内臓の鏡というぐらいだし、お肌のお手入れに熱心な女子ならみんな「カラダの中身が肌に出る」ことは百も承知。
    その事実に科学でアプローチした一冊。
    生物で習った「皮膚は外胚葉由来」という
    知識に、こんな意味があったなんて!その他にも皮膚について知らなかったことが満載。やさしい文章で文系の私にも読みやすい本でした。

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    2009年10月04日
  • 皮膚は考える

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    皮膚って、単なる単なる表面を覆う、包装紙の役割だけでなく、全身に大きな影響を与えています。お肌を制するものは、健康を制する、とも言えるかも・・・。美容・健康に深く関心のある方におすすめです。

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    2009年10月04日