栗井茶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰一人としてまともなキャラがいない。凄まじい狂気を感じる、姉さんとか特に………いやはいすごい面白かったです。
絵的には今風な感じだけど内容は相当シュール。最近のこの手の作品にありがちなキャラ萌え要素がほぼないなくて、むしろキャラ崩壊が凄まじい。女の子が顔面から壁にめり込んだり、カーテンレースを笑顔で引きちぎったり、口から飲み込んだ風船を耳と鼻から膨らませたり、そういう感じ。日常系アニメ「けいおん!」のキャラが作画はそのままに上記のような奇行に走っていると言えばわかりやすいかもしれない。
しかしこの超不条理な感じが受け付けられない人はちょっと読めなそう。ただよくわからない独特のリズムがある漫 -
無料版購入済み
一応「模型部」もの?
プラモデルを頭の上に乗せている3人娘がゆるい活動(ただし、ちゃんとした部活動らしい描写はほぼない)をするギャグマンガでした。ほぼ、そのままです。
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匿名
模型漫画では断じてないです
なんかすげぇや…1ミリもわっかんねぇんだもん…なんだー?これー?と思いながらページをめくってる間に終わってしまった。サクサク読み終わったのに胃もたれしてるようなこの感じ…家系のそれです。鼻毛神拳とかの仲間やもしれん。
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本の見所は徹底的に読者を小馬鹿にした態度にあるだろう。
プラスチック姉さんは一貫して小馬鹿に振る舞いつつも、それでいて憎々しげに思わせないところが秀逸な態度であろう。
ギャグマンガで読者を小馬鹿にする態度が、実際にありえる構造を持ちつつもそれを笑い飛ばす原動力になっている。
精神的緊張を笑い飛ばす最近のギャグマンガの作風を考えるにつれ、それがどうやら人間の攻撃性を消化するという考えに至った。
この構造は、カブキ行為を平和裏に成すライトノベルユーザーとはまた別に、瞬間的な情動をかるく鼻で笑い飛ばす事に主眼が置かれている事からも、一言ジョークの良い意味での発露であろうし、笑いのチップさや -
購入済み
主人公が好きになれなかった
ギャグはおもしろいが、主人公の男が気持ち悪い過ぎた。
主人公は太ってて眼鏡でオタクでどう考えても見た目20点くらいなのに、見た目90点くらいの女の子に愛されて言い寄られても、「俺はそんなのにはなびかないぜ!」みたいな感じで受け流す意識高い系のナルシスト。メンヘラヒロインだけでなく、それ以外のサブヒロインたちにもそんな態度。読んでいると、「この主人公はその顔面レベルで何様なんだ?」と感じてしまう。現実でも思春期(中学生くらい)の男子は好きな子に言い寄られても素っ気ない振りをする傾向にあるが、それをさらに悪化させてこじらせたブサイク大学生が主人公なのは見ていてきついものがある。