祝田秀全のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人類史における様々な発明と、それがどう歴史を変えたのかを紹介する本。
一つの発明や発見が、いかにその後の歴史に影響を与えているのかがよく分かる。
例えば、
・そろばん → ピラミッドの建設が可能になった
・タイプライター → 女性の社会進出を促した
・ラジカセ → ヒップホップの誕生に繋がった
などが紹介されており、どれも人間という種の面白さ、奥深さを教えてくれる。
とはいえ、1つの発見につき見開き2ページの紹介だけというのは、さすがに内容が薄すぎる。
パラパラと眺めて「へえー」で終わってしまうだろう。
革新的な発明が世界に与えるインパクトというのは、本来もっとダイナミックで凄まじいものだ。
それが伝わってこなかったのが残念だった。
しかしカタログのように、ざっと眺めて楽しむにはちょうどいい本かもしれない。 -
Posted by ブクログ
今、読み進めている本が難解でなかなか読み進められないので気分転換として手にした本です。これがなかなか面白くて読み飛ばすのがもったいない本でした。「発明が変えた世界史」は「発明が変えた社会史」であり「発明が変えた人類史」でもありました。ある意味「サピエンス全史」のチャート式参考書みたいに感じました。もっともとってもわかりやすいのでイノベーションについてハラリ的な悲観はなくポジティブな印象です。カラーでビフォアーアフター構成もそれに寄与しているかもしれません。ただよく考えるとこの本の「20世紀前半の発明」の収拾のつけた方をどうつけるかが、本書に書かれていない「21世紀前半の発明」として成されなければならないと感じました。最終章である「20世紀後半の発明」が今の社会を作っているとして、その発明が「21世紀前半の発明」にどう繋がり、現在の社会をどう変えていくのか、これは大きな宿題だと思いました。
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Posted by ブクログ
旅行の参考にと読み始めました本書ですが、なかなか良かったです。
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特に構成に工夫が凝らされていると感じました。
片側1ページはトピックについての記述、そしてもう片側1ページは簡易にヴィジュアル化したページ。
文章も十分わかりやすいなか、その後の絵で頭に強烈インプットしてきます。
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とするとやはり考えるのは、「これって世界史の勉強に使えないか」ってことです。
私自身は世界史を高校時に勉強しなかったので保証の限りではありませんが、ローマ史で出てくるトピックでいえば、パンとサーカス(コロッセウム)、食べては吐く食習慣、当初武具が配給されなかった点(自然と貴族しか武力にならなかった点)などはトピックになっていました。
はい、これでは全く足らなそうですね笑。
共和制と帝政、五賢帝等の政治史はすっぽり抜けております。
それでも興味深く読めるのは、奴隷の扱いに多くの紙面を割いていること(奴隷との性生活、奴隷同志の結婚等)。また軍隊の仕組みついても詳述しており、興味を引きました(恩給は25年の奉仕を経てから。傷病時は勤労期間に応じて調整。奉仕期間中は結婚不可。採用基準では身長は173cm以上等)。
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ということで構成に工夫の見られた古代ローマ入門でした。
単純に古代ローマに興味がある方以外に、このあたりの世界史に苦手意識がある方、逆に得意でもっと知識を得たい方などにはおすすめできる作品だと思いました。