祝田秀全のレビュー一覧

  • 古代ローマ 饗宴と格差の作法

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    旅行の参考にと読み始めました本書ですが、なかなか良かったです。

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    特に構成に工夫が凝らされていると感じました。

    片側1ページはトピックについての記述、そしてもう片側1ページは簡易にヴィジュアル化したページ。
    文章も十分わかりやすいなか、その後の絵で頭に強烈インプットしてきます。

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    とするとやはり考えるのは、「これって世界史の勉強に使えないか」ってことです。

    私自身は世界史を高校時に勉強しなかったので保証の限りではありませんが、ローマ史で出てくるトピックでいえば、パンとサーカス(コロッセウム)、食べては吐く食習慣、当初武具が配給されなかった点(自然と貴族しか武力にならなかった

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    2024年01月28日
  • 知識ゼロからの戦争史入門

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     1テーマの戦争を図解と見開き2ページでまとめた、まさに戦争史の入門書。
     範囲については古代から現代まで幅広く取り扱っている。
     各時代の戦争をざっくりと網羅して思うところは、戦争から多くの物や文化が生じてきたということは間違いないことである。
     また、現代でも戦争が続いている根源的なところは、遥か昔に求めることができるというところか。
     流石にこの一冊だけでは、戦争名だけが記載されているところもあったが、入門書としてはまずは概略をつかめるためいい。
     

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    2022年08月31日
  • 古代ローマ 饗宴と格差の作法

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    奴隷の値段が4人家族の2年分の生活費相当、奴隷開放時の税金がその5%など、当時それなりに合理的な奴隷制度が興味深い。

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    2022年01月09日
  • 銀の世界史

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    グローバル化に銀がはたした役割を概観できる。面白く読めたが、できれば特に著者が他の論者とちがって強調したい部分を見せてくれるとよかった。アヘン戦争などアジアについての記述が勉強になった。

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    2020年04月17日
  • 東大生が身につけている教養としての世界史

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    世界史におけるさまざまな出来事が、文化的な面に寄って書き並べられている。一つ一つの話は面白かったが、あまりにも雑多すぎるようにも感じた。時系列が行ったり来たりするため流れとしての世界史は少し見えづらかった上、一貫するテーマも感じられなかった。

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    2018年06月06日