祝田秀全のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
興味本位で手に取ったものの、宗教と世界史とが
キーワードの本書は、難攻不落の鉄壁要塞のように思えた。
本書は、全部で7章から構成されている。中盤で
国・地域別に宗教を紹介する。序盤と終盤にて
時系列に各地域にて発生した宗教に係る出来事等を紹介している。
他のシリーズ類書と同様に、本書も豊富な図や写真等が理解を促してくれ、小気味よい説明が続く印象だ。
個人的には、天体分野の英単語にアラビア語由来の言葉が多い傾向にあることが興味深い。
宗教的な理由の違いから、イスラーム商人が商業活動を行い、交易に関するネットワークを拡充させた。彼らは交易品だけでなく、学問も帝国に持ち帰り、新たな文化の発展に導いたようだ。
世界史は馴染みのない分野であるが、本書も含めて
種々の切り口で視ると、多くの発見があった。
ちなみに、キリスト教の宣教師が、ジャガイモを世界に広めたようだ。
好きこそものの上手なれというが、接する機会がなかったものであっても、興味のあるものと組み合わせると、興味深い形に変えてくれることもある。 -
購入済み
ページ数はあまり多くないが、図説が豊富でわかりやすい。
当時の人々の生活について、あまり知られていないことや
創作に流用できそうなことがたくさん載っていて面白く読めた。 -
Posted by ブクログ
古代ローマの様々な側面をイラスト付きで知ることができる。
古代ローマ人はどんなペットを飼っていたのか。1番人気は犬だった。番犬、牧羊犬としての役割を果たしていていた。紀元1世紀の火山噴火によって滅亡したポンペイでは、番犬が家にいることを知らせる「犬に注意」と書かれたモザイクが残っている。
街では、残飯やゴミを食べ、掃除する役割もあった。
犬以外では、鳥が人気があった。鳩がよく飼われていた。一番人気のある鳥は「しゃべる鳥」のカササギやオウムだった。
猫に関しては、ネズミ捕りとして飼われていて、ペットとしてみなされていなかったようだ。
住居に関して、今と違って高層は好まれていなかった。ローマは最盛期で100万人を超える大都市になり、人がひしめき合う状態だった。
家を建てる土地が不足して、鳥を意味する「インスラ」と呼ばれる高層集合住宅が作られた。インスラは基本的に2〜7階建てで、四角い箱のような外観だった。
4階まではレンガ作りで、5階以上は木材などの軽い材料を使った。上の階に行くほど壊れやすいので、お金のない人が住んでいた。
しかも上の階には台所とトイレもなかった。上の階の住民はゴミや自分が身体から出したモノを窓の外から投げ捨てる「隣人トラブル」が発生した。
古代ローマ人は、ギリシャやエジプト旅行を好んだ。ギリシャでは、神話にまつわる場所が人気だった。エジプトでは、ピラミッドが今と変わらず人気だった。中には頂上まで登る人もいたそうだ。
古代ローマ人の様々な姿を知ることができて興味深いなあ。 -
Posted by ブクログ
私らの頃から、早慶上智は「こんなこと聞いてくるんだ…」っていう問題を出題していたが、今はどうなのかなと思って手にしてみた。やっぱり一筋縄ではいかない問題ばかりだったが、それらの出題が、歴史の流れの中でどういう意味を持ち、今に続いているのかの解説はとても興味深かった。
ここまでわかっていたら、確かに歴史は面白いし、また今の国際情勢を考えるために、確かにここまでわかっていたいと思った。なので、単に重箱の隅をつついているだけの問題ではないことはよくわかった。私大文系は3科目しかないから、受験勉強の中で世界史もここまで深められたら理想だけど、現実はなかなか難しいよね…。