【感想・ネタバレ】銀の世界史のレビュー

あらすじ

一六世紀、南米ポトシ銀山で採掘された銀は、大量にヨーロッパに流入、世界中をかけめぐった。このとき地球をひとつの単位とする近代世界=グローバリゼーションという革命的状況が出現した。世界史は「銀の流れ」でつかむことができる。英国の綿工業・産業革命・覇権、黒人奴隷、プランテーション、スペインの凋落、オランダ独立、近代資本主義の誕生、コーヒーや茶の流行、明治の近代化、アヘン戦争、日清戦争……。銀で弾けた世界史のダイナミズムを、中心と周辺の関係から描き出す!

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Posted by ブクログ

#2024年に読んだ本 28冊目
#4月に読んだ本 4冊目

世界資本主義のはじまりの歴史
奴隷制度の歴史でもあり
そこまででとりあえずこの本は終わり

その後、奴隷制度がなくなったことによって
世界の金の動きがどう変わったのか…
ということが気になります
現代の金融世界はうまいこと
回ってるのだろうか…?

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

グローバル化に銀がはたした役割を概観できる。面白く読めたが、できれば特に著者が他の論者とちがって強調したい部分を見せてくれるとよかった。アヘン戦争などアジアについての記述が勉強になった。

0
2020年04月17日

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