くずしろのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ両親に続き、唯一の肉親だった兄も病気で亡くした主人公・志乃が、兄の嫁である「希さん」と奇妙な共同生活を送る物語である。
背表紙には「日常センシティブストーリー」と説明されているけれど、まさしくセンシティブと言うべき内容だろう。半年という時間では喪失を受け入れきれない二人が、支え合いながら、どこかで相手に負担をかけてしまうことへの後ろめたさを覚えて、手探りで関係を築いていくその様は、感動という言葉だけでは説明しがたい繊細さが垣間見える。
激情をぶつけ合うシーンが表れないだけに、その深層に刻み込まれた傷の深さが見える。喪失とはそうしたものだろうとまざまざと理解させられるような、深い物語である。
ただただ面白かった。感じ入る一冊だったとも言う。
ここでは星五つで評価している。帯の推薦文では「この2人をずっと応援していたい。」とあるが、まさしくそうした気分である。この二人の行く先をただ見守りたいと思えるような、そんな物語の始まりであった。 -
Posted by ブクログ
ホント、どこまで行っちゃうのか読めない、読んでいると「面白い」より、ピンク色のドキドキが強まってくる四コマ漫画
この『姫のためなら死ねる』とくずしろ先生のどこが凄いか、と言えば、健康的なエロスが薫るような、絵の超絶的な巧さもあるが、多少の差異はあれども、変態性を孕んでいるキャラが巻を重ねても、微塵もブレない所だ
表現として正しいかは微妙だが、「自分らしさ」を知っているんだろう、どのキャラも
そんな中、清少納言は強烈な個性を有している、やっぱり
ある意味、憧れる生き方をしている女傑だろう
基本的な史実に、割と忠実な点がある四コマ漫画であるが、中高の古典の授業で教材として使えるかは微妙、いや、致命的に向かないが、古典に理由なき苦手意識を持っている学生が、古典の魅力を気付くキッカケとしてはドンピシャ
あと、百合スキーにも堪らない一冊でもあろう
一日でも早く、深夜枠でアニメ化して欲しいトコ -
Posted by ブクログ
ますます、賑やか、彩り華やかになっていく、犬神さんと猫山さんのJKライフ
くずしろ先生の画は線からして、えすとえむ先生のそれとは違うエロさを含んでいるからか、どの娘も可愛い
新キャラの猿飛さん、鳥飼さんも、これまで出てきた娘に負けないクセの強さがあった
しっかし、牛若さんは他の娘とは比較にならない、JKらしくない、大人の色気が全体と、ある一部から出過ぎですよ、まったくっ、もー
一緒にいるとムラムラしちゃうJK・・・・・・一度、お目にかかりたいものである
あとがきで、自己完結を迎えつつも、くずしろ先生は十二支全て出せるか、と不安になっている様子
この作品のファンとしては、是非、コンプリートしてもらいたい
個人的には、こんな設定を希望
寅→;空手部で中堅を努める、八重歯と虎柄のバンダナがトレードマークの肉食女子(2年)、卯→背格好が杜松さんと大差が無い、常に震えている、絶対音感持ちのヴァイオリニスト(3年)、辰→眉目秀麗、烈火のごとき激しい気性の、生まれながらに女帝気質な、古流剣術部の主将も兼任する生徒会長様(2年)、巳→冷ややか過ぎる視線とジワジワ効いて来る毒舌で一部のコアなファンから人気を集める、牛若さんとは違ったタイプの大人っぽいエロさを醸すスレンダー副生徒会長様(2年)、午→遅刻や補習逃走の常習犯ながらも陸上部、中距離部門の期待のホープな、関西弁っ娘(1年)、未→いつも眠たげで、そのふっくらとした肢体と柔和な声で周囲を眠りに誘う手芸部部長(3年)、亥→野球部でキャッチャーを務める傍ら、商店街の大食いチャレンジを制覇し続ける、フードファイター(2年)
え、いつもみたいに、この漫画の魅力を語らないのか?
―――・・・・・・どのカップルも見ていて、甘ったるい気分に浸れるってのが、この作品の魅力なんじゃないですかぁ?
もう、犬神さんと猫山さんを初めとして、ラヴラヴ臭を放ちまくっているもんだから、リア充末永く爆発しろ!!って、喀血しながら叫びたい気分に襲わせてくれますから、ある意味、非リア充が読んだら大ダメージを被りかねない作品
でも、好きだ、四コマ漫画好きとしても、百合漫画好きとしても、満足させてくれる、この『犬神さんと猫山さん』は!! -
Posted by ブクログ
ヤンデレ全開な平安古典ソフト主従百合4コマ、とでも言えばいいのだろうか。清少納言の「枕草子」をベースにニッチ要素を掛け合わせて、徹底的に「オンリーワン」を指向した漫画。類似の作品がないことは、自信を持って保証できる。カップリングとして、清少納言×藤原定子、紫式部×藤原彰子、紫式部×清少納言、清少納言×紅式部、弁官×清少納言などが入り乱れていて、時代考証はほとんど無視しているし、ほんと滅茶苦茶な漫画なんだけど、とにかく勢い(だけ)は凄まじい。画力がプロの域に達していないとか、同人作家と比較しても「中の下」レベルとか、そういうことすら本作にはプラスに作用していると感じる。個人的にはこの作品はツボにハマったし、需要は確実にある、と思いたい。それにしても、古典として名高い「枕草子」が、まさかこんな話だったとは(違)。
帯のコピー:
小さきものは、みなうつくし。
【訳:定子様ハァハァ。】 -
Posted by ブクログ
コミック百合姫(と言っても、私には開いたり、レジに持っていく勇気も出ない雑誌ではある)で好評連載中
何と言うのか・・・これが百合に萌える感覚かっ、と目覚めさせられる
読んでいると、犬神→←猫山のイチャイチャっぷりに、ついついニマニマしちゃう。なので、人が多い場所で読むのはかなり危険。気にせずに読めるって人は、かなり肝が据わっている、と思われる
元々、くずしろ先生の画自体、高貴なかほりが漂っているのだが、この作品は腰が砕けるほどに強烈w
表紙が男が買うのを躊躇うほど、ややアブノーマルなのも高ポイントか?
杜松×牛若の小大カップルにも鼻血が出そうになる
しかし、犬に猫だけならまだしも、ネズミで牛と来たとなると、二巻では受けの寅と攻めの卯が登場するんじゃ、と期待してしまうんだが
個人的にお気に入りなのは、性癖が近そうで遠い猫山珠喜女史
ざっくり纏めると、百合4コマ漫画ってのは男を滾らせる