横槍メンゴのレビュー一覧

  • クズの本懐5巻

    購入済み

    少女漫画っぽい

    きれいな絵と反して、なかなかの行為が繰り広げられるので、ドロドロやクズな恋愛が苦手な方は注意したほうがいいかもしれない。

    0
    2020年03月06日
  • クズの本懐4巻

    購入済み

    アニメ化もされている

    イケメン&美女のクズな恋愛模様を大胆に描いていて、かわいいキャラがどぎついことをやっているのが面白い。

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    2020年03月06日
  • クズの本懐3巻

    購入済み

    キャラを大切にしている

    キャラクターがそれぞれ個性的で、男子や女子のあるあるをうまくストーリーに組み込んでいて読んでいて引き込まれた。

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    2020年03月06日
  • クズの本懐2巻

    購入済み

    続きが気になる

    なんて真正面から青春を扱ったマンガだと思った。優位と劣位、好意と欲、恋と親しみがうまく表現されていて面白い。

    0
    2020年03月06日
  • クズの本懐1巻

    購入済み

    購入してよかった

    哲学的な内容も含まれているマンガでしたが、それほど難しいものではなく気分よく読めて、おすすめできるマンガです。

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    2020年03月06日
  • レトルトパウチ! 4

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    初読。彩葉が性格の悪い女にしか見えてこない。例のプールでのシーンは眼福です。そんな場面でも、恵麻と天我の感情の進展がみられ、そこから一気に誘惑が襲いかかる。
    彩葉が読んでいる本のフレーズには、あの言葉が記されていた。何やらSFの香りがしてきたぞ。幸流の感情もいい感じにぐちゃぐちゃしてきたところで、次巻も楽しみ。

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    2019年02月23日
  • レトルトパウチ! 1

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    初見。性の乱れが常態化した学園においてなお身持ちの堅い童貞の天我と、幼馴染み処女である幸流の恋愛を描く(?)。その2人を取り巻く処女や非処女にも、それぞれの目的や哲学があって。さっそくのタイトル回収が、処女四天王の一角である恵麻によってなされるが、天我と四天王を指しているのだろうか。というかあの言い回しは処女じゃなくてジョジョだ。次巻も楽しみ。

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    2019年02月23日
  • 君は淫らな僕の女王 セミカラー 分冊版 1

    購入済み

    エロい

    え・ろ・い・な!

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    2018年11月23日
  • レトルトパウチ! 1

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    初横槍メンゴだっただけに衝撃を受けた。圧倒的画力!圧倒的美しさ!絵だけでも読ませるレベル
    ストーリーはヤりまくり学園の童貞処女が、、みたいなベタな始まりだけど、一癖ありそうで楽しみ。

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    2018年05月09日
  • 君は淫らな僕の女王 2

    購入済み

    日本のマンガの傑作です

    半世紀後、一世紀前の手塚マンガと並ぶ名作と讃えられる作品だとオイラは思います

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    2017年11月28日
  • 君は淫らな僕の女王

    購入済み

    ゲキエロなのに

    エロエロなのにキュン死しそうな位純粋です。
    モエ漫画なんか読んだ事無いのにハマってしまいました。
    キングダム読んでいる途中で良作に巡り合ってしまった。
    短さもいいですね。

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    2017年06月27日
  • クズの本懐8巻

    ネタバレ 購入済み

    クズは一人も出てこなかった。

    「さぞ、イヤなヤツが出てきてイヤな気持ちにさせてくるであろう」。そんなタイトルに、身構えて読んだら意外や意外。誰かの不幸を心からあざ笑うような、共感できない、いわゆる「純粋悪」のようなキャラクターは一人も登場しなかった。通りすがりの脇役まで含めて、ただの誰一人も、だ。主要な登場人物は、その誰もが、懸命に、ひたすらに、幸せになることを願って生きている。足掻いて、もがいて、生きている。彼ら、彼女らが事あるごとにクズだと自称するのは、利己的であることに強く後ろめたさを感じているだけに過ぎない。彼らがクズなら、クズでない人間など誰もいない。

    後半にドラマとして失速したように感じるのは、作者が登場人物に対し冷徹になれなかった(描いてるうちに全員が幸せになって欲しくなってしまった)からであろう。その上で出来る限り面白い展開を選んだ苦労が読み取れた。紛う事なき名作。8巻でここまで感情を揺さぶる、過不足なく綺麗に完結した物語を、僕は他に知らない。

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    2017年06月12日
  • クズの本懐8巻

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    ネタバレ

    いやまさかの結末に驚きでした!
    クズの総本山である茜が鐘井先生と結婚するとは……鐘井の心の広さは『罪と罰』に出てくるソーニャを彷彿させました。

    最終巻は『変わる』ということを重視したストーリーで、モカをはじめえっちゃんも茜も変わっていって、花火と麦も積極的に変わっていこうとする姿勢が、結果『別れる』ということになったのですが、本物を探すために苦しい一歩を踏み出せたのは喜ばしいことです。
    『片想いが叶わなくて、次の恋を探すために新たな一歩を踏み出す』、クズの本懐を要約するとこうなりますが、そこに至るまでのストーリーがとても人間的で面白かったです。

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    2017年03月29日
  • クズの本懐7巻

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    次巻で最終巻ということで、この物語の結末をどのようにもっていくのかがめちゃ気になります。
    他人からの好意をたくさん持っていたけどそれに気付かなかった(フリをしていた?)花火、反対に他人からの好意をあまり持っていなかった最可。二人は結局好きな人に振られるという結果は同じですが、前提が違っていて、そのへんが『真っ直ぐ』な最可と『クズ』の花火との違いのような感じがします。
    麦は茜のように快楽主義に走りそうだなぁ。
    茜の絶対的な優位が揺るぎそうな展開……鐘井の天然行動が茜を翻弄する様子は今後の伏線になりそうです。
    さてさて主人公の花火の結末は……
    好きな人に振られた花火、麦、最可。結末は同じですが、今後の行動はそれぞれ違うものになりそうです。
    最可は次の王子様を見つけるべく、麦との恋に終止符を打って新しい一歩を踏み出そうとしています。
    一方の花火が最可のようなルートに進んだら物語的には面白くないので(笑)、かといって快楽主義の茜ルートになると、どうしても二番煎じだし……、なにより最可と茜の行動を見てきて、彼女たちの行動指針、スタンスの違い、苦しみや悩み、それに早苗との関係もあって、花火の葛藤は相当なもののはずです。それを受けて今後どういう行動を取るのか……。
    麦とくっついて、満たされない愛を抱えたまま『これじゃあ茜と同じだ!やっぱり私はクズだ!』と思いながらもズルズルになる、ってのが僕の予想ですが、期待を裏切ってほしいところです(笑)。

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    2016年12月31日
  • クズの本懐5巻

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    ネタバレ

    三本立て
    ・花火はクズになりきれない
    ・麦はクズ
    ・モカちゃん天使なんじゃ~^

    花火は皆川先生との違いを思い知る
    ⇒自分は自分の存在価値を他人に依存している

    花火
    欲は手に入れられても行為は手に入れられないことに気付くが、
    その違いがわからずに浮かれている自分もいる
    ⇒より一層ダークサイドに堕ちる

    麦はクズ女が好き

    モカ
    かわいい私でいたいの
    他の誰でもない大切な自分自身のために
    そんな特別な一人一人を「誰かの代わり」なんかにしてはいけない筈よ

    麦とモカのデート
    恋はかなわないと意味がない!と涙するモカ

    夢が叶わないのなら楽しい思い出にしてしまえばいいの
    私には一生本物の恋なんていらないの!
    でも、想いが溢れる
    ⇒モカが麦に告白

    モカLOVE勢の私ちょー歓喜!!

    麦はキスでこたえる

    モカ、今までの自分との葛藤
    しかし、

    別に先のことどうでもいいわけじゃないけど、
    好きな人が今こうして私を求めてくれる以上のことなんてないって

    今触れたいの。
    ⇒モカと麦の関係が進展



    花火 夏までに告白を決意

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    2016年09月21日
  • クズの本懐6巻

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    ネタバレ

    『結局寝るのかよ!』
    ってのが最初の感想です(笑)。
    茜>麦>最可の関係ピラミッド関係で、もう茜>麦の関係は絶対的なものになってしまった感じです。
    麦>最可の関係は終わりそうです。甘くて苦くて辛い恋の思い出の1ページとして記憶に残るといいなぁ。

    麦が相手ならめちゃくちゃにされてもいい、汚されてもいいと思っていた最可ですが、麦の事が好き過ぎて特別な存在・触れられない宝物になってしまい、結局セックスはせずに終わりましたね~。自制心を保った最可偉い!!

    そして麦は茜に告白するも、まぁ手玉に取られる取られる。これで鐘井と麦は穴兄弟(笑)。
    麦は最可を搾取し、そして茜に搾取されるダブルバインド状態。
    茜や麦は背徳感・罪悪感が希薄で、というよりそれをエクスタシーに感じてしまうところがクズたる所以ですね~。

    一方花火は、傷心旅行で絵鳩と関係を深める(深めてしまう)。深く閉ざした絵鳩の扉(心)の行方、まあ普通に考えて花火と絵鳩のレズ関係の成就は無いと思います(愛人関係みたいなのはどうなるのか分かりませんが……)。
    絵鳩の従兄弟が登場、これは蛇足か伏線か…。でもキーマンは鐘井だと思うんです。直感なんで確証があるものではありませんが、鐘井が茜に溺れて、それに苦しむ花火が茜を超えるクズになり、茜を見返す展開も考えられます……が、個人的には花火が報われる結末になることを望んでます。

    祝アニメ化決定!おめでとうございます!
    多分1~3月放送で、アニメと漫画が同時に完結するんじゃないかと思うので、物語は終盤に差し掛かっています。どんな終わり方になるのか楽しみです!

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    2016年04月01日
  • クズの本懐5巻

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    ネタバレ

    茜にとっての
    こいつは
    数ある内の
    一人で

    こいつは
    それでもいいから
    繋がって
    いたいのに

    私にとっての
    こいつは
    数ある内の
    一人じゃない(と思われてる)
    から

    数ある内の一人に
    しようとする

    …………
    こんなんじゃ駄目

    まったく
    ぜんぜん
    みじめなままだ

    私はあいつに
    勝ちたいのに

    大学生の?タクヤを引っ掛けようとしますが、たとえそれに成功しても、茜に勝った事にはなりません。『茜にとってタクヤは数ある内の一人』なんだから、高々タクヤが花火に夢中になったからと言って、茜には痛くも痒くもありません(茜のプライドが許さなければ話は別ですが)。
    ここでの勝利とは、茜が大事にしているものを奪う事であり、末節の人間を奪われたって代替可能なんだから構わないはずです。

    理解ったことがある

    私みたいなタイプは

    流されたら
    終わる

    心が揺れても
    終わる

    能動的ビッチは
    自分の価値を
    振りまいてる感覚なんだ

    はじめから自らの価値は
    高い位置にあって
    自尊心は満たされてる

    削がれることもない

    比べて私は

    「他人の評価」を通じて
    自分の自尊心を
    取り戻そうとしてる

    この差は大きい

    他者からの拒絶は
    自分の全否定になる

    でも そんな

    馬鹿みたいな

    まるで その人に
    否定されただけで
    世界が終わるような

    そんな気持ちに
    させるのが

    恋だから

    この洞察、特に前半部分は鋭いです。そしてこれを言語として表現できるから、作者の凄さが際立ちます。よくこんな難しい感情を言葉に出来るものだなと感心します。

    好きな人とするキスを 私は知らない。

    端的な表現ですが、このシチュエーションでの一言は重みがあります。


    はじめて
    なの

    私の「好き」は

    「それでも
    いいくらい好き」よ。

    モカの台詞ですが、この真っ直ぐな姿勢に好感を持てますね~。麦のようなクズが好きになるくらいなら、他の人を好きになればいいのに……なんてお節介(笑)。この部分は花火と重なっています。
    花火とモカは基本的には似ています。自分の恋愛はうまくいかないけど、他人から好意を持たれる。ただ、モカの場合は自分の魅力を自覚して能動的に行動しています。対して花火は無自覚であったがゆえに、今頃になって自分のスペック(武器、JKや処女)を出していこうとします。自覚して武器を使うのと、無自覚で武器を使うのとでは全然違います。無自覚だからこその魅力が花火にはあり、だから茜は『貴女はこっち側(搾取する側)の人間』と評しています。中途半端になった結果、タクヤには逃げられてしました。

    ドス黒い感情の渦中でもがき苦しむ姿はもう見てられません。もう十分苦しんだでしょう、他の人を好きになりなさいと言ってやりたいですけど、そう簡単に割り切れないのが恋愛の難しさであり、独占したい、虜にしたい、自分を見てほしい、なんていう気持ちがどうしても離れられません。
    で!
    花火はお兄ちゃんに告白をする決心をした……というところで今巻の終了。

    『私が散々苦労しても手に入らなかったお兄ちゃんを、茜はいとも簡単にあっさりと手に入れてしまった!茜が許せない!』や、『簡単に騙されやがって、お兄ちゃんなんてもう嫌い!』と愛憎の復讐劇に走るか、ハッピーエンドに終わるか、まだまだ続くのか、楽しみです。

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    2016年03月19日
  • クズの本懐4巻

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    ネタバレ

    日々は淡々と
    誰の上にも
    平等に
    あるものだから。

    毎日が退屈かどうかは
    すべて自分次第

    だから今日も

    私は私を

    楽しませてくれるモノに飢えている

    『何か良い事ないかな』
    なんて言葉が嫌いなの

    受身じゃ ダメよ

    自分から
    変えていかなくちゃ


    私が一番欲してるもの

    日常から
    連れ出してくれる
    絶対的存在

    「自由」よ


    どちらにも行ける、誰とも一番にはならない事が、茜の意味する「自由」で、だから特定の人との恋愛は避けて、男漁りをする……。上記引用だけを見れば共感できますし、格好いい言葉ですが、やる事が下品すぎて正真正銘のクズです(笑)
    しかしまぁ~、急展開を迎えた4巻です!
    花火がとうとう壊れ始めました、もう見てられないくらいに!
    花火は自暴自棄で麦と付き合うことにするし、えっちゃんは花火の弱味に付け込んで泥沼化するし、茜は鐘井を弄び、麦は花火の情緒不安定さを弄び……もうめちゃくちゃです(笑)
    仏教の八苦である愛別離苦、求不得苦、怨憎会苦、五蘊盛苦そのすべてが花火に降りかかっている状況に耐えきれず、本格的にクズの道に足を踏み入れようとします。
    最初は麦だけを利用していたのに、えっちゃんを利用し、ついには『茜が憎い!茜に勝ちたい!』と嫉心妬心を燃やし、関係ない第三者にまで手をかけようとする……ところで終わり、今後の行動が気になります。
    読み応えがある本巻ですが、内容が重すぎますし、描写も一級品で飽きることがないです!

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    2016年03月19日
  • クズの本懐3巻

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    ネタバレ

    みよちゃんの(無理矢理作った)笑顔を見て

    その時
    私の中に
    生まれた感情は

    罪悪感じゃなかった

    薄っぺらい
    優越感でもなかった

    こんなふうに
    「搾取される側」には
    死んでもなりたくない

    ってこと……

    3巻にして『他人の好意を利用することがクズ』ということが分かり、なるほどクズの本懐というのはそういうことかと納得できました。

    他人の好意を利用する→クズ
    他人に好意を利用される→搾取される
    の二分で考えるなら、現登場人物は
    クズ…茜、モカ
    搾取……鐘井
    両方……花火、麦、絵鳩
    茜は女の色気を武器に、モカは可愛さを武器に他人を利用しています。
    鐘井は完全にカモですね(笑)
    花火、麦、絵鳩はクズでもあり(花火と麦は互いに利用し合い、絵鳩は花火と麦の歪な関係をだしにして花火を搾取している)、かつ搾取される側(花火と麦は互いに利用されている、絵鳩は花火と絶対に結ばれないから、言わば花火に利用されている)です。

    茜の感情、『搾取される側には死んでもなりたくない』は、最初はそうであったと思いますが、次第に優越感が支配するようになっています。つまり、最初は恐怖からの行動だったけど、それが今は快楽追求になっています。茜は他から求められる存在になり、言わば絶対王者の地位にいながらも、あまつさえ花火の『搾取される顔』が見たくなるという、恐ろしい展開にはびっくりさせられます。

    花火は鐘井の告白を見て、錯乱しそうな感情を麦にぶつけようとするも、『自分都合で麦を傷付けていいわけはない』と律します。このあたりに高い倫理観を感じますね。普通は誰かにすがりたくなるでしょう。まぁ、セフレ同然の契約をしておきながら高い倫理観もないんですが(笑)、しかも絵鳩に突け込まれるし……。

    0
    2016年03月19日
  • クズの本懐2巻

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『興味のない人から
    向けられる好意ほど
    気持ちの
    悪いものって
    ないでしょう?』

    あのあと
    えっちゃんは

    「気持ち悪い事
    言ってごめんね」

    って自分を
    攻めるように言った

    知らなかった

    人の好意って
    こんなに重かったんだ……



    麦も私が好きで
    私も麦が好きなら
    よかった

    なんて

    『結局 最後には
    誰も残らないと
    思うけど…』

    自分だって
    逃げてばかりの
    くせにさ


    今巻は展開が少ないですが(と言っても、えっちゃんと花火がついに一線を超えてしまいました)、個々人の目標がはっきりしました。
    麦は茜を、えっちゃんは花火を、モカは麦を目標に……
    ただ、花火はフラフラし始めます。お兄ちゃんが良いのか、麦が良いのか……。恋愛相談を受けた際の回答、『結局誰も残らない』は、自分に言ってるようでもあり、他人事ならそう断言できても、いざ自分に降りかかると、そう簡単に割り切れない葛藤があります。
    好意の与え手・受け手(他人の好意の重さ)、自分事と他人事の受け止め方(結局誰も残らない)がこんなにも違いがあるのかと再認識させられる内容です。
    普通の恋愛漫画と違う点はここにあると思います。一般的な漫画なら、それが分かっても、感情を優先させた行動が描かれると思いますが、本作では、割と理詰めというか、ぐちゃぐちゃになった感情をうまく言語化できている、という点です。で、設定上、花火は頭が良いというふうになっていて、花火を通じて作者の考えが垣間見える。
    人を好きになる基準が構成要素なのかスペック(性能)なのか、その問いの投げかけも面白いです。スペックだけなら、三高(高学歴・高収入・高身長)とか三底(低姿勢・底依存・底リスク)で条件が決まっていて、それをクリアした人が良いというふうになりますが、実際は、その人の総合性に対して好き嫌いが出てくると思います。結局好きになったら、理由なんて後付けで色々言って、最終的には『理由はよく分からないけど、好きなものは好きなの!』ってなるんじゃないかと思うのが僕の答えなのですが、あくまで本質を掘り下げようとする姿勢が作者にはあって、感服します。

    0
    2016年03月19日