あらすじ
【恋は終わる。いつかの君を置き去りにして。】
傷心の花火は、絵鳩と軽井沢にいた。この旅が二人の関係を終わりへと導いてゆく。一方麦は想いが届いてもなお、手に入らない奔放な茜に苦悩する。彼女の心を動かすのは、一体誰なのか――。「変わりたい。」そう願えば願う程恋に囚われ、想いに縋り、大切な誰かを傷つけずにはいられない。純粋で歪んだ純愛ストーリー、第7巻。
(C)2016 mengo yokoyari
報われない恋 切ない恋 片想い
それってそんなに美しいものですか
片想いばかりで辛い恋愛をしてきた人にはぜひ読んでいただきたい本作品。
主人公・花火とその彼氏・麦は、誰もが羨む美男美女カップル。けれど二人には、それぞれずっと好きで仕方がない別の想い人がいます。そのことをお互い理解しながらも、片想いの寂しさや虚しさを埋めるために付き合う二人。モテる上に恋人までいるのに、決して報われない二人を見ていると、好きな人と両想いになるって奇跡なんじゃないかと思えてきます…。花火が「もし麦のことを好きになれたら…」と何度思っても本命を想い続ける一途なところから、彼女を本当にタイトル通り”クズ“と呼んでいいのか?と考えさせられました。
たまには現実逃避じゃなくて、恋愛の難しさや綺麗じゃない部分に共感して漫画を楽しむのも悪くないですよ…?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
次巻で最終巻ということで、この物語の結末をどのようにもっていくのかがめちゃ気になります。
他人からの好意をたくさん持っていたけどそれに気付かなかった(フリをしていた?)花火、反対に他人からの好意をあまり持っていなかった最可。二人は結局好きな人に振られるという結果は同じですが、前提が違っていて、そのへんが『真っ直ぐ』な最可と『クズ』の花火との違いのような感じがします。
麦は茜のように快楽主義に走りそうだなぁ。
茜の絶対的な優位が揺るぎそうな展開……鐘井の天然行動が茜を翻弄する様子は今後の伏線になりそうです。
さてさて主人公の花火の結末は……
好きな人に振られた花火、麦、最可。結末は同じですが、今後の行動はそれぞれ違うものになりそうです。
最可は次の王子様を見つけるべく、麦との恋に終止符を打って新しい一歩を踏み出そうとしています。
一方の花火が最可のようなルートに進んだら物語的には面白くないので(笑)、かといって快楽主義の茜ルートになると、どうしても二番煎じだし……、なにより最可と茜の行動を見てきて、彼女たちの行動指針、スタンスの違い、苦しみや悩み、それに早苗との関係もあって、花火の葛藤は相当なもののはずです。それを受けて今後どういう行動を取るのか……。
麦とくっついて、満たされない愛を抱えたまま『これじゃあ茜と同じだ!やっぱり私はクズだ!』と思いながらもズルズルになる、ってのが僕の予想ですが、期待を裏切ってほしいところです(笑)。
Posted by ブクログ
雑誌「月刊ビッグガンガン」で連載された横槍メンゴの「クズの本懐」の第7巻です。2017年にTVアニメとTVドラマが放送されました。鐘井鳴海を好きな安楽岡花火と皆川茜を好きな粟屋麦は、お互いが他の人を好きなことを承知の上で、条件付きで付き合う振りをしている。花火、えっちゃん、モカちゃんはきちんと自分の足で歩いていく事を決めたみたい。一方、麦はまだ茜との関係を引きずりながら苦悩中。色々分かった風だっけどダメだったみたい。一方で鳴海はしたたかに茜との関係を継続中。メガネ君、再登場。的確なコメントありがとう。
Posted by ブクログ
花火とえっちゃんの恋の結末。えっちゃんがやっと本心をさらけ出せた気がする。友達に戻れるといいなぁ。麦との一件があってから、ひとりで歩き出して逞しくなったモカ。一方麦は相変わらず茜に翻弄されてる様子。なんでこんなクズな女なのにここまで求められるんだろう。ほとんどの男は体だろうと思っても、麦に関してはクズなところもマルッと好きなわけだしね。クズしてて愛されるってホント優位だし勝ち目ないわ。茜はどこかで痛い目あった方がいいと思うけど、最後の鐘井先生の感じで茜が変わってくるのかな?最終巻でどうまとめるのか気になる。
Posted by ブクログ
アニメ化っすか!!!
花火ちゃんの方は成長しているなぁ。成長? 成長なのかな?
先生の方は、地獄、かとおもえば、なにか異変が起こりつつアルカナ。
怖い怖い、クズの本懐怖い。
Posted by ブクログ
やな女の内心って興味深い。やな女がやな女であるがゆえに好かれたりやな女であることまで含めて好かれて、って考えると花火切ないな…
でもMVPはえっちゃんだな、やはり。
Posted by ブクログ
わかっちゃったよ
本能的に
圧倒的に
絶対的に
敵わない
理由
俺はさ
ビビってるんだ
好きな人に嫌われたくないから
クソ女のこと全部分かってて好きになる麦いいね。