遠藤誉のレビュー一覧

  • チャイナ・ジャッジ

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    政治は権力闘争と言われるが、ここまでだと誰のための政治かわからなくなる。もちろん全てがノンフィクションではなく一部筆者の想像もあるが、こういう体制だと中国が自助浄化されるのは無理ではないだろうか。
    いずれにしても詳細な取材に基づいた作品で良かった。でも少し読みづらいか?

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    2014年01月17日
  • チャイナ・ギャップ

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    遠藤さんのセミナーがよかったから買ってみた。資料をもとに尖閣諸島が何国のモノかをわかりやすく解説していておもしろかった。 
    後半のチャイナセブンのところ未読。要再読。

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    2013年02月25日
  • チャーズ

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    国共内戦時において中国共産党軍は長春市への食料封鎖を断行し、何十万の市民を餓死させた。筆者はその餓死体のうえで野宿をしたり、人が人を食べるところを目撃したりして、あまりの恐怖に記憶を喪失する。あることをきっかけに回復した記憶をたよりにこの作品は構成されている。長春市の惨状や彼女の家族の運命も酷いが、それ以上に中国共産党の思想教育、三反五反運動には背筋の凍る想いがした。自分の身を守るために、人は人を簡単に裏切ってしまう事実にも無常さが募る。

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    2013年02月20日
  • チャイナ・ジャッジ

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    中国共産党トップのチャイナナイン(現在はチャイナセブン)が最も重要視することは権力闘争ではなく、中国の国家体制維持。その脅威となる要因に対しては、共青団とか太子党とかの括りは関係なく、徹底的に排斥していくことが、よく分かる。

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    2013年01月11日
  • チャイナ・ジャッジ

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    薄熙来、中国共産党の幹部候補失脚の原因となった、妻の英人毒殺事件の背景。

    何故殺人なんて危険を犯したのかが不思議でしたが、危険だと思ってなかったのかもしれないですね。
    チャイナマネー、おそるべし、です。

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    2013年06月02日
  • チャイナ・ナイン

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    中国の政治意思決定について関心があったので読んだ。学術書ではないので参考程度に読めば良いと思う。
    代表的な中国の政治家についての基本的な情報が手に入る。

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    2012年10月17日
  • チャイナ・ナイン

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    著者の遠藤さんは1941年に中国で生まれ、日本敗戦後には中国国民党が支配する長春に対する中国共産党による包囲作戦によって引き起こされた、死者10数万人から30万人とも見られるすさまじい飢餓地獄から生還した過去を持つ人物です。

    #尚、この時の経験は、1983年に執筆した「不条理のかなた」を始めとする様々な著書に書かれています。

    この様に中国と切ろうとしても切ることが出来ない結びつきをもつ遠藤さんですが、その人脈には中国政府の要職についている人物もいるとの事。
    本書は、この様な遠藤さんの手による次の中国を率いる指導者(中国共産党中央委員会政治局常務委員)グループ、通称チャイナ・ナイン(現在常務

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    2012年10月17日
  • チャイナ・ナイン

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    断片的に記事を読んでいたのではわからない中国の政治を理解する糸口になる本でした。ぐーかいらいの話は圧巻。BBCのニュースが面白くなります。

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    2012年08月27日
  • チャイナ・ナイン

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    固有名詞がたくさんでて、覚えきれない、再度、紙に書きながらもう一度読みたい。(とはいえ、表紙裏に大まかな人間関係図が書いてあり基本的な部分を押させるには十分)。
    中国の内部事情について非常に詳しくか書かれてあり、誤まった知識や理解をしていた。例えば、議会制民主主義、中国でのネットの事情。もっと早くに読めば良かったと思う。
    政権争いについては、どこの国でもあると思うが、将に昔でいう三国志を思い出さずに居られなかった。所謂近代版の三国志ではなかろうか。

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    2012年07月09日