遠藤誉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2014年の今となっては随分昔の話に感じてしまうが、中国の第五世代の指導層に誰が入ってくるか・・というのは、中国関係者やそこに住んでいる人間からすると、一大関心事項だった。国家主席が誰になるか(結局は習近平になった)や、結局のところ政治的には完全に終わることになる薄熙来は常務委員になれるのか、といった人事に関することから、そもそも9人が選ばれるのか、それとも7人なのか、といったように多くのトピックがそこには含まれていた。
この本はその結果(18大)がわかる前に、現指導者層を予測するということで、書かれた一冊。著者は中国生まれで日本育ち、成人してからは中国の公的機関の顧問も経験したという立場に -
Posted by ブクログ
著者の遠藤さんは1941年に中国で生まれ、日本敗戦後には中国国民党が支配する長春に対する中国共産党による包囲作戦によって引き起こされた、死者10数万人から30万人とも見られるすさまじい飢餓地獄から生還した過去を持つ人物です。
#尚、この時の経験は、1983年に執筆した「不条理のかなた」を始めとする様々な著書に書かれています。
この様に中国と切ろうとしても切ることが出来ない結びつきをもつ遠藤さんですが、その人脈には中国政府の要職についている人物もいるとの事。
本書は、この様な遠藤さんの手による次の中国を率いる指導者(中国共産党中央委員会政治局常務委員)グループ、通称チャイナ・ナイン(現在常務