遠藤誉のレビュー一覧
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ネタバレ【248冊目】【248冊目】著者の遠藤誉さんは中国研究者で、かつ、科学者。そして、中国で生まれ育ったということもあって、知識と主張が溢れ出てくる感じが伝わってくる。資料を何も見ないで書いてるんじゃないかと疑ってしまうぐらい笑。
中国製造2025(発表は2015年)で特に注意すべきなのは半導体、そして宇宙航空関係であるというのが本書の主な主張。とはいえ、習近平氏が2025を出す前から、特に半導体の重要性に中国は気付いていたようで、実態面ではスローガンが出来る前から徐々に歩を勧めていたらしい。特に電子機器等について「世界の工場」となった中国が、実は「世界の組立工場」に過ぎなかったと自覚してから -
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製造の話ではなく、より長いスパンの政治の話 中国製造2025が製造のみに限った話ではなく、人材獲得戦略や科学技術振興とあいまった国家発展戦略だということを、過去の政策や対米戦略、外交戦略なども含めて説明している。
筆者の伝えたい「中国が2025には世界最先端に追いつくよ!日本は座視してるどころか助けようとしてるけど、それでいいの?!」という危機感はわかりやすく伝わる。
読み物としては、専門書というよりは筆者の経験や調査(取材を含まない)を基にした、意見表明のコラムに近い。調査が広く行われているので、中国のことをあまり知らない読者にはよく参考になりそう。 -
Posted by ブクログ
2014年の今となっては随分昔の話に感じてしまうが、中国の第五世代の指導層に誰が入ってくるか・・というのは、中国関係者やそこに住んでいる人間からすると、一大関心事項だった。国家主席が誰になるか(結局は習近平になった)や、結局のところ政治的には完全に終わることになる薄熙来は常務委員になれるのか、といった人事に関することから、そもそも9人が選ばれるのか、それとも7人なのか、といったように多くのトピックがそこには含まれていた。
この本はその結果(18大)がわかる前に、現指導者層を予測するということで、書かれた一冊。著者は中国生まれで日本育ち、成人してからは中国の公的機関の顧問も経験したという立場に -
Posted by ブクログ
著者の遠藤さんは1941年に中国で生まれ、日本敗戦後には中国国民党が支配する長春に対する中国共産党による包囲作戦によって引き起こされた、死者10数万人から30万人とも見られるすさまじい飢餓地獄から生還した過去を持つ人物です。
#尚、この時の経験は、1983年に執筆した「不条理のかなた」を始めとする様々な著書に書かれています。
この様に中国と切ろうとしても切ることが出来ない結びつきをもつ遠藤さんですが、その人脈には中国政府の要職についている人物もいるとの事。
本書は、この様な遠藤さんの手による次の中国を率いる指導者(中国共産党中央委員会政治局常務委員)グループ、通称チャイナ・ナイン(現在常務