遠藤誉のレビュー一覧
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西暦200年前後の中国は魏呉蜀の三つの巨大な勢力の力が均衡し(正確に言えば曹操率いる魏の力が突出していたが)、三国間で常に争いが起こっていた。どこか一つの勢力が侵攻を企図すれば、残る二国が手を結び対抗するといった具合に、それぞれの国が自国の存亡をかけて、時に敵対し、時に手を結ぶなど巧みな外交を繰り広げていたのは、三国志などを見た方なら誰もが知るところであろう。正に同書(実際には「三国志演義」であるが)クライマックスとも言える赤壁の戦いでは、強大な義の船団を呉の将軍周瑜と蜀の軍師諸葛亮が手を組み、謀略と火攻めによって撃退するシーンなどは手に汗握りながら見た事を記憶している。
時は20世紀に進み、 -
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中国の戦略的立場と「軍冷経熱」
習近平政権がロシアのウクライナ侵攻に対して「軍事的には冷却し、経済的には熱烈に支援する」という「軍冷経熱」の戦略を採っていると指摘している。
このアプローチは、中国がロシアの軍事行動には賛同しない一方で、経済的には協力を強化し、米国主導の国際秩序に対抗する姿勢を示している。
主要な戦略的要素
1. 経済的支援とエネルギー協力
中国は、ロシアからのエネルギー資源の安価な輸入を通じて、ロシア経済を支援している。また、ロシアの金融機関に対する制裁を回避するため、中国系銀行が貿易決済を担い、人民元を用いた取引を促進している。
これにより、ロシアは経済的に中国への依 -
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ウクライナはアメリカのNATO加盟という甘い罠な嵌められてロシアを刺激し、ロシア侵攻を招いた。その背景には戦争ビジネス、エネルギービジネスで利益を得る為のバイデン大統領の策略あり。中国は自国でウイグル問題を抱えている為にロシアのウクライナ侵攻を是認できない立場であるが安価なロシア原油、LNGを手に入れ、経済的には友好関係を築いている。中国による台湾併合は台湾が独立を宣言しない限り、アメリカよりも経済的、軍事的に勝るようになると言われている2035年まで発生しない(負ける戦いは絶対しない習近平の方針)、ロシア制裁を他山の石にSWIFTを介在しない、基軸通貨をドルに頼らず人民元とした仕組みを築こう
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タイトルに示されるチャイナセブンの履歴は意外に前半で終わるのであれ?と思ったが、全体的には満足。
日本での中国報道では、いかにもならず者国家のボスという印象であるが、筆者の分析を通してみると非常に戦略的でビジョンを持って国家運営がなされている印象を持った。また中国と米、露、アジア諸国の立ち回りでは米が完全に中国の手玉に取られているようでもあり。アジア諸国にとっても露にとっても中国が経済的になくてはならない存在となっている。ヨーロッパでも、米の対露制裁の裏の覇権主義が歪にさせているようだ。中国、指導者としてはかなりのモンなんじゃないかという印象を持たされる。
背景として父親に対する仇討ちをあげて -
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ウクライナ戦争はなぜ起こったのか?もちろん、ロシアがウクライナに侵攻したからであるが、それは原因ではない。ウクライナはなぜNATO加盟を欲したのか、プーチンの怒りを買うことが明らかであったにもかかわらず。このような戦争勃発の背景には何があったのか。そして中国の側から見た場合にこの戦争はどのように見えるのか。台湾有事は近いのか。国際情勢の混乱の中でこのような疑問を持っているなら、この本は必読の本だと思う。
大国であることを誇示するロシア。国際的なプレゼンスと経済的利益のために動くアメリカ。経済力と国際的な優位を獲得する中国。大国の綱引きの間で苦しむのは誰なのであろうか。 -
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ウクライナに侵攻を始めたプーチン、そしてロシアの友好国中国。
当事国であるウクライナ及び現在最大の武器支援国である米とを絡めて相関関係を描く。
知らなかったが、アメリカ(と言うよりバイデン)の行ってきたこと、中国とウクライナの深い関係を知ることが出来、今後これらの国々を見る目も変わってきそう。
中国は新疆ウイグル自治区の民族浄化や民主化運動への弾圧があり、ロシアも伝統的な領土拡張思考があり(狂人プーチンが野に放たれたと書かれてある)、アメリカも個人や国としての利益のために戦争を仕掛け世界覇者となったと言う歴史がある。
大国に翻弄されているウクライナだが、やはり賄賂が横行していた国だったよう -
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中国ロシアの関係とインド、パキスタンも含めた関係性についてはとても興味深く読ませていただきました。この本が出た時からインドのスタンスなどは徐々に変わっていますが、過去の分析や情報、関係性について学ぶところが多かったです。
個人的にはアメリカ、特にバイデンに対して憎さが余って印象的ですが、それが中国感情の逆転移なのか、日本の中で醸成された感情なのかは興味深いです。アメリカはああいう国なので、色々と疑惑は絶えないですが、現状少なくとも現時点でそんなに得してるのかと言われると疑問ですし、何よりウクライナの反攻勢をサポートするあおきな力になってますよね。何よりウクライナにとって良い方向に向かって欲しい -
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ネタバレ81歳になられても全く衰えを知らない、遠藤さんの魂の叫び、切れ味、パワーに圧倒された。
陰謀論のように見えてしまうが、今となっては、やはり、バイデンの「不参戦宣言」が全ての発端。。
中国が背後にいるという話もよく出るが、嫌中の遠藤さんが「中国は侵攻を知らなかった」という論拠(ウクライナの中国大使館員への指示が180度転換)で、違うと理解した。
アメリカが制裁対象国を増やせば増やすほど、人民元の国際化が進む皮肉。
脱炭素、シェールで中東の産油国が苦境に立たされる分、中国が擦り寄る余地が生まれる!
台湾が中華民国として独立宣言をしない限り、中国は武力侵攻は絶対に、しない!勝てない戦争はし -
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中国製造2025は2015年5月に中国が発布した国家戦略で、ハイテク製品のコア技術を獲得するとともに、宇宙開発等も推進しようというもの。この背景には、2012年の尖閣問題で、日本製品不買運動が持ち上がったときに、結局スマホなどメイドインチャイナのハイテク製品に日本製のキーパーツが使われており、それが反政府運動に繋がりかねなかったという状況があった。
新常態という概念も中国製造2025と関連づけられたものであり、成長率が多少低下したことはハイテクへの投資が優先されているから、と考えるべき。
中国の半導体メーカーは世界トップに登り詰めており、その原動力になっている人材を精華大学など世界トップクラス -
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中国分析のプロである遠藤誉が、トランプをどう見ているのか?ということに興味があった。トランプと習近平の激烈な衝突が、世界に大きな影響を与えている。とにかく、トランプの行動は、予測できないところにある。
遠藤誉はいうトランプは「それまで誰もしなかったことを断行して世界に衝撃を与える」
確かに、トランプは、コロナに陽性になった。トランプならマスクしてないので、なるほどなぁと思わせる。こういう逆境に陥ると「私は戻ってきた」とコロナ勝利宣言を出す可能性もある。トランプ の喋り倒す口撃劇場が始まる。トランプの自分本位の無茶振りに対する熱い支持がアメリカ国民にはある。単純に、困ったもんだと言えない。
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