水瀬ケンイチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーの水瀬さんの著書。以前ブログを拝見していた事もあり漫画版を手に取りました。
書籍では特に、資本主義や暴落時の考え方など、改めて腹落ちさせて頂ける内容でした。
▼Memo------------------------------------------------------------
・金融の世界では、リスクとは「将来の結果の不確実さ」のことを指します。リスクは振り子の「振れ幅」だと考えればイメージしやすい
・債券クラスは、価格変動に対する緩衝材の役割を期待しているので、リスクが国内債券よりも高い外国債券は使わないという考えです。
・世界経済の成長の恩恵にあずかろうという資産運用の中心は株式と債券。REITや金は不要
★・資本主義経済を支えているのは「豊かになりたい」という人間の欲望です。世界中の企業はそれを実現する為に存在すると言っていい。人間の欲望が尽きない限り経済の成長は止まらない
・「健全な長期投資にとって直感こそが敵であり理性こそが友である」:チャールズ・エリス
・「資本主義は企業の成長・生産性・豊かな資源・革新を通じて富をもたらし、その所有者たる投資家にとってはプラスサムのゲームを提供する」:ジョン・C・ボーグル
・大暴落をくらっても市場に踏みとどまり生き残ったのは、人の明るい未来を信じている「楽天家」だったように思えるのです。
・取り崩しの期間は、毎月でなくてもよく、半年に1回とか、もっと言ったら年に1回という取り崩し機関でも構わない。
「今年1年の生活費の足しとしてはこの利益でもう十分かな」と思えるタイミングがあれば、1年分まとめて売却するというのです。
・投資が趣味でも仕事でもない私たち一般人にとって、人生のおける投資の優先順位なんて低くていいと私は考えています。 -
Posted by ブクログ
インデックス投資のバイブルとして知られる名著の全面改訂版。結論として「オルカン一択」という王道のアプローチを改めて確信させてくれると同時に、単なるマネーマネジメントに留まらない人生戦略としての投資観を提示してくれる。
本書の魅力は、投資を「増やすための技術」ではなく「淡々と継続するためのメンタル管理」として捉えている点にある。企業の利益や経済成長を予測しようとするのではなく、「リスクを買う」と割り切って市場に居続けること。そして、売買を繰り返すのではなく「持っていること」自体が投資であるという姿勢は、日々の値動きに一喜一憂しがちな投資家にとって強力な羅針盤となる。
また、お金の運用と同じか、あるいはそれ以上に「人的投資」や人生のバランスが重要であるという指摘は非常に深い。過度にFIREを急ぐあまり、経験や人間関係の幅を狭めて「より稼げない人・つまらない人」になってしまうリスクへの警鐘は、お金と人生の主導権をどう取るべきかを見直す素晴らしいきっかけになる。 -
Posted by ブクログ
※この評価は私の感想です。また、投資に対しての指南書の意味合いの強い本です。
感想
良い本でした。私のような面倒臭がりに特におすすめの本です。小難しく感じる「投資」に対して単純明快なアドバイスをくれる本です。
投資の指南書だと思います。万人に受け止めてほしいとは思わないので評価は真ん中にしてありますが本当は⭐︎5つけたいです。
私のような「会社員」にとっては、投資とは一喜一憂のギャンブルではなく、長い目で見た貯蓄の一貫にご褒美がついてたらラッキーと思える財産たれと言われているような気にもなります。
いや、準備さえしっかりすれば後はほったらかしにしとくだけだよ、と、題名の通りのことを言っているのですが。仕事においては段取り八割とよく言われますが、この本が説く投資も同様の価値観のように思います。
転職を機に企業型DCに制度が変わり、どうしたものかと先輩社員に相談したらこの本をくれました。
入社していきなり投資の本渡してくれるなんてヤバいやんと少しでも早く思った自分が恥ずかしいです。
それくらいわかりやすい本です。 -
Posted by ブクログ
迷ったら原点へ――“ほったらかし”こそ、投資のいちばん強い味方。
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インデックス投資の本はいくつか読んできましたが、本作は“自分自身のリバランス”のために読み返す一冊として、とても役に立つ内容でした。
投資系の本はワクワクするというより、教科書に近い位置づけですが、その「変わらない安心感」こそがインデックス投資の強みでもあります。最新版として情報がアップデートされている点もありがたく、また基本の考え方が昔と大きく変わっていないことで、むしろほっとさせられました。
読みながら感じたのは、投資だけではなく人生全体に通じる“コツコツ積み上げていく姿勢”の大切さです。小さな積み重ねがやがて大きな複利となって返ってくる――この考え方は資産形成にも、日々の習慣にも共通していて、自分の歩みを静かに整えてくれます。
時折読み返すことで、気持ちや判断を整えてくれる“原点の一冊”。大きな波に振られそうなときほど、こうした本が心強い味方になります。