あらすじ
★シリーズ累計22万部突破!(紙+電子)
★新NISA完全対応版
★著者自身の金融資産もとうとう1億円超え!
インデックス投資の入り口から出口戦略まで一挙解説!
お金が勝手に増えていく仕組みのつくりかたを全公開!
■本書は、日本国内のインデックス投資黎明期から20年以上にわたって
ドルコスト平均法の積み立てによるインデックス投資を実践してきた
インデックス投資のバイブル的存在となったブログの著者が
これまでに体験のなかで得た叡智を惜しみなく公開した
インデックス投資指南の珠玉の1冊です。
■個人投資家のためのNISA(少額投資非課税制度)が普及しつつあるいま、
積み立て長期投資の「インデックス投資」はがぜん注目を浴びています。
■これを読めば―
・お金を寝かせてほったらかして増やすやり方とは?
・投資を始める前に最低限すべきこと
・インデックス投資をいつ終わらせればいいのか?
―などが「なるほど」と腑に落ちます。
■本書の構成
プロローグ 私がたどり着いた「寝かせてお金を増やす方法」
第1章 金融のど素人でもプロと互角以上に叩ける「インデックス投資」
第2章 寝かせて増やすインデックス投資の実践法
第3章 おすすめの金融機関とNISA・iDeCoの実践ガイド
第4章 始めるのはカンタンだけど続けるのは意外と難しい
第5章 涙と苦労のインデックス投資家20年実践記
第6章 貴重情報!インデックス投資の終わらせかた
エピローグ 寝かせて増やすことはつまり人の未来を信じるということ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
生活防衛資金とは、リストラ・長期入院・災害などなにが起きても、自分と家族の生活をしっかり守るためのお金です。目安としては、「生活費の2年分」を、銀行預金など流動性の高い金融商品で確保することが望ましいと考えています。
私も以前は、新しいインデックスファンドが登場する度に、「乗り換えようか?
どうしようか?」といつも悩んでいました。
結論から言います。
現在(2024年1月)のコスト水準であれば、すでに投資した分はそのまま置いておいて、今後積み立てる分から新インデックスファンドに乗り換えるだけでよいです。
東日本大震災の被災地では、対面の窓口がある銀行では各行とも本人確認が取れれば、通帳や印がなくても現金を10万円程度引き出せるような臨時措置が取られていました。
ネット銀行ではこうはいきません。
平常時に、預金金利が少しばかり高いからといって、キャッシュの全額をネット銀行にすべて入れてしまうと、いざというときに出金できない目に遭います。
出口戦略としては、ポートフォリオの債券比率を高めて(II株式比率を減らして)保守的な資産配分に変更します。
人は加齢とともにリスク許容度が下がっていくものだと考えるのが自然です。であれば、加齢とともにポートフォリオの資産配分も、リスク許容度の低下とあわせて保守的に変更していけばよいということになります。
加齢による自分のリスク許容度の低下に合わせて資産配分を見直すといっても、リスク許容度の変化は性格や感じ方にもより「ざっくりこのくらい」という定性的な決め方になる面が多分にあるからです。
そこで、定量的で実用的なひとつの目安があります。
米国には「100から年齢を引いた割合で株式を持て」という教えがあります。もし自分が30歳であれば、100-30=70%の株式を持つ(30%の債券を持つ)。60歳であれば、100-60=40%の株式を持っ (60%の債券を持っ)という具合に考えます。
どのように資産を売却していくのがよいのでしょうか。
まず大前提は、所定の資産配分比率を崩さないように取り崩すことです。つまり、ポートフォリオ全体と同じ資産配分で、インデックスファンドなどを売却するのです。
定率であれば何%で取り崩せばよいのか。これは、運用資産額と必要金額によって人それぞれ違うでしょう。目安として、『ウォール街のランダム・ウォーカー』では保有資産の4%を取り崩す「4%ルール」をすすめています。
取り崩し期間について、実際に取り崩しをされているベテランのインデックス投資家に教えていただいたコツがあります。取り崩しの期間は、なにも毎月でなくてもよく、半年に1回とか、もっと言ったら年に1回という取り崩し期間でも構わないというのです。
Posted by ブクログ
※Audible会員 聴き放題の対象
プロローグ 私がたどり着いた「寝かせてお金を増やす方法」
第1章 金融のど素人でもプロと互角以上に叩ける「インデックス投資」
第2章 寝かせて増やすインデックス投資の実践法
第3章 おすすめの金融機関とNISA・iDeCoの実践ガイド
第4章 始めるのはカンタンだけど続けるのは意外と難しい
第5章 涙と苦労のインデックス投資家20年実践記
第6章 貴重情報!インデックス投資の終わらせかた
➡︎『学び』
インデックス投資の「出口戦略」がとても重要
・年齢やリスク許容度に応じて資産の比率を見直す(リアロケーション)
・資産を取り崩すときは「定額」ではなく「定率」が基本。下落時の影響を抑えられる
意外と見落とされがちですが、出口戦略を知っているかどうかで、将来の安心感が大きく変わりますね。
エピローグ 寝かせて増やすことはつまり人の未来を信じるということ
Posted by ブクログ
投資を始める前に読むべき一冊。
実際にどういう風に投資をしていくべきかが書かれています。
「金持ち父さん貧乏父さん」や「バビロン大富豪の教え」でマネーリテラシーを磨き、この本でどうお金を運用するかを学びました。
オススメです!
Posted by ブクログ
インデックス投資は資本主義経済への投資。
この点が腑に落ちれば、どのような期間で投資すべきか、相場に振り回される必要はないことが明確になる。
その上でインデックス投資の具体が学べる一冊。
最後に本書を彩るお気に入りの格言達を添えて。
「卵は一つのカゴに盛るな」
「やまない雨はない」
「投資は手段であり目的ではない」
Posted by ブクログ
アセットロケーションによるリスク管理、インデックス投資を続ける心構え、著者のインデックス投資の振り返り等が、特に役立つました。
すでにインデックス投資をやっている人にもおすすめです。
Posted by ブクログ
もう頑張らない!『お金は寝かせて増やしなさい』が教えてくれた、心の平穏を取り戻す投資法
ーーー
『ほったらかし投資術』を読んで、「もっと背景を知りたい!」という知的好奇心から、著者の原点とも言えるこの本を手に取りました。
でも、読み終えた今の気持ちは、意外にも「もっと頑張ろう!」ではなく、「あ〜、安心した…」という心の平穏でした。
「毎日の株価チェックに一喜一憂…」
「新しい投資法が出るたびに、そっちの方が良いのかも?と気になる…」
そんな"投資疲れ"を感じている方、いませんか?
情報を集めるほど、選択肢が増えて逆に動けなくなる。私も少しそんな状態だったかもしれません。
この本が教えてくれるのは、難しい売買のテクニックではありませんでした。
それは**「お金に色をつけて、それぞれの役割をハッキリさせる」**という、とてもシンプルで、でもすごく強力な考え方です。
「これは万が一のための生活を守るお金」
「これは将来のために、のんびり育てていくお金」
この仕分けができただけで、心に一本の太い芯が通ったような感覚になりました。どっしり構えられるから、日々の細かい値動きに振り回されなくなるんです。
なぜインデックス投資がいいのか、その「根っこ」の部分がストンと腑に落ちたことで、「寝かせておく(ほったらかす)」ことへの漠然とした不安が、確かな自信に変わりました。
投資をこれから始める方の最初の教科書として、もちろん最高の一冊です。
でもそれ以上に、私のように「色々な情報に触れて、逆に投資迷子になってしまった人」にこそ、読んでほしい。きっと、心のモヤモヤが晴れて、進むべき道がクリアに見えてきますよ!
Posted by ブクログ
無駄遣いはせず、2年分の生活費を残し、あとはドルコスト平均法で全世界株式のインデックスファンドに入れる。
自分のリスク許容度に応じて国債の配分を決める。
インデックス投資おすすめ本の中でも、説明が非常に分かりやすい。
Posted by ブクログ
インデックス投資をお勧めしている。
わかりやすく、説得力もある。
全世界株を中心に分散投資をするべき。
インデックス投資は手間が少ないのがメリット。
匿名
インデックス投資の基本がわかりやすく書かれており、初めて読む方も読みやすいと思います。
後半に書かれていた20年に渡る著者のインデックス投資実践記は大変参考になるものでした。20年間の相場と投資を続ける上でのマインドを知ることができます。
個人的に、漫画部分は不要かと感じた点と、債券に関する記載が少々物足りない点が気になりましたが、総合的に見て良い本だと思います。
Posted by ブクログ
恐らくこのようなことを学んだ気がします。
・やっぱりインデックス投資は凄い
・為替リスクを考慮して外国債券は投資しない
・万が一の備えとして、ゆうちょ銀行など、すぐおろせる銀行にも貯蓄しておく
・国際分散投資は株式だけでなく通貨の分散にもなる
・ポートフォリオは超大切
・日本債券は素晴らしいクッション材
・平均回帰性
・100から年齢を引いた割合で株式を持て、という米国の教えがある
・出口戦略①リアロケーション(少しずつ保守的な資産配分へ)
・出口戦略②定率の取り崩し
・積み立てる時は定額、取り崩す時は定率
・インデックス投資とは、人の未来を信じること
20年実践記でのリアルな変遷がとても面白かったです。
資産が許容リスクを超えるに従い、日本債券の重要性が分かってくるのだと思います。
また、「インデックス投資万歳!」からの「水瀬は死ね!」の話には慄きました。
投資信託のガイド ファンドの海
ひと手間くわえた積立投資で資産形成
Posted by ブクログ
著者のブログを購読しインデックス投資を既に実践しているが、そのまま継続することを後押しをしてくれる内容だった。短期の動きに惑わされず、淡々と積み立ててゆきたい。
Posted by ブクログ
実績に基づくため、説得力がある。手段が明瞭で分かりやすい。手前もかからない。故に、試してみたくなる。
今、オルカンは好況といえるので、待つことが逆に難しいと思うが、不景気になる要素があるので、焦らぬ方が良いであろう。
こんなことを考えるようになる程度の即時効果がありました。
Posted by ブクログ
長期投資のお手本が書かれている。
投資の名著より読みやすくすーっと頭に入ってくる。
20年以上かけて普通のサラリーマンが実践経験に基づいて本当に資産を1億円以上を増やし続けている。
一般人がなぜ長期投資が良いのかこの本を読めばわかる。
Posted by ブクログ
色んな投資本を既に何冊も読み、インデックス投資信託を長期に行うことが一番堅いと理解してはいたが、筆者の具体的な経験に基づく話を読んで、更に自身の理解は間違っていないことを再確認できた。
Posted by ブクログ
複利の効果やインデックス投資について分かりやすく解説。また投資期間における様々な世界情勢の変化と投資状況や資産額や対策など記述してあり、この先投資する人には参考になる本。
Posted by ブクログ
インデックス投資家の仕事は、売りたくなった時に我慢すること。
それだけか〜、とは思わず、ハードな仕事してるな!と思えるところまで自分は来られたと思う。
この本に書かれたことをそのままするのでは無く、自分でポートフォリオを考えられるようになれると良いと思う。
この後、気合い入れてウォール街のランダムウォーカーを読んでいきたい。
Posted by ブクログ
【リアル感がいい】
改訂版とはいえ基本方針に変わりはありませんが、最後の20年実践記がいいですね。
振り返るといろいろあります。
・ライブドアショック
・リーマンショック
・ギリシャショック
・東日本大震災
・チャイナショック
・ブレグジットショック
・コロナショック
・ウクライナ侵攻
それでも株価は上昇を続けるのです。