シコルスキーのレビュー一覧
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アイーシャ夫人
現代最古の魔王の一人アイーシャ夫人が登場。
100年以上生きているカンピオーネである意味一番の危険人物…
悪い人ではないのだけど、とにかく権能がはた迷惑すぎる!
本当にカンピオーネは迷惑過ぎるな… -
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ストーカーヤンデレ女神…
新年早々に草薙護堂たちはまつろわぬ神と関わる事に…
今回はストーカーヤンデレ女神様が草薙護堂にご執心…
なかなか自身は姿を現さず、神獣を差し向けて来る魔女神に苦戦を強いられる。
オマケに敵に化身を奪われと戦況芳しくない。
今回は本当に厄介な女神様でした…
しかし、知識がある人なら、簡単にたどり着けるシンプルな正体だったけど…
エリカたちは思い当たらなかった、というより安易過ぎて決めつけられなかったのかな? -
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クリスマス
時はクリスマス目前に控えた頃、神殺し草薙護堂は平凡な学園生活を過ごしていた。
『周囲に親しい女性の影もなく、イタリアからの監視者、エリカ・ブランデッリとリリアナ・クラニチャールや日本の媛巫女、万里谷祐理との距離を掴めずに…』
『何か大切な事を忘れているという想いを抱きながら…』
今回は護堂と相性が悪い権能の相手でした…
逆に護堂以外のカンピオーネなら大して苦戦しなかったかも… -
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ようやく…
ようやく護堂がカンピオーネになった直後の話。
ウルスラグナを倒した後にメルカルトからの宣戦布告され、何があったか。
そしてサルバトーレ・ドニとの出会い。
そして勝負の一幕。 -
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ランスロットの正体
軍神ランスロット・デュ・ラックの正体を求め、護堂たちはイギリスへ…
一方、アレクサンドル・ガスコインは天之逆鉾の正体を探り、神祖グィネヴィアとの決着を着ける為に行動する。
そして日本にて激突する事に…
ランスロットの正体は意外な解釈でした。
そう来るか〜 -
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アテナとの決着
神祖グィネヴィアがエクスカリバーを造り直しているのに気付いたアテナ、エクスカリバーを放置出来ぬと判断しどうにかしようとするも、グィネヴィアをグィネヴィアを守護している軍神ランスロットに邪魔だてされ聖杯に力を奪われかけるも、機転により聖杯を自らの内に封印する。
しかし、聖杯はそれでも稼働し続けアテナの命数を奪う。
死期を悟ったアテナは草薙護堂との決着を着けるために再び日本へ…
しかし、グィネヴィアたちも天之逆鉾を手に入れるために日本へ…
護堂とアテナの決戦にランスロットが乱入し… -
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短編集
今回は短編集でした。
草薙護堂のはとこが登場、草薙家の面々を思うと意外と普通?
トラブルメーカーでは有りそう出し、適応能力は有ると思うけど…
護堂と出会う前にエリカとリリアナがサルバトーレ・ドニに出会った時の話。
こんな頃に出会ってたんだ…
黒王子アレクとプリンセスアリスが神祖グィネヴィアとの初邂逅の話。
アーサー王伝説についての講釈が面白かった。
草薙護堂の日常
護堂がどんなバイトをしてるかなど… -
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羅豪教主
今回でカンピオーネがほとんど出揃いました(活躍したのは一部ですが…)
中でも今回の対戦相手は羅豪教主。
中華の佳人、美しい見た目ですが中身はとんでもない…
天上天下唯我独尊を自で行くお方。
武術の達人で方術の達人がカンピオーネになり、長い事研鑽を重ねているという怪物…
護堂くん、良く生きてたな…
今回は次巻に続きます。
あの誰もが知ってる神様が次の対戦相手…
無事に万里谷ひかりを助け出せるか。 -
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ペルセウス
夏休み、エリカから逃れるつもりでサルデーニャまで来たのにエリカたちの手のひらの上…
エリカ、祐理、ルクレチア、アリアンナの四人と過ごし、護堂の精神は限界に…
逃げようと画策するも、予期せぬアテナとの遭遇でナポリまで連れて行かれ…
行った先ではペルセウス戦う事に、オマケにペルセウスにはウルスラグナの権能を封じる力が有り、現地に居たリリアナ達と協力することに…
一方、護堂が行方不明になったのに気付いたエリカ達の方では文明機器が使えなくなるという現象が…
今回はエリカたちのサポート無しで戦う事になった護堂、切り抜けた先が修羅場とは…
自業自得とは言え哀れだ…
追い詰めたエリカ達にも責任は有ると思うけど。 -
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神殺し
ただの高校生で有った草薙護堂が如何にして神殺しに至ったか…
ようやく語られます。
草薙護堂と記憶喪失の不思議な少年との出会い。
草薙護堂とエリカ・ブランデッリとの最悪の出会い…
草薙護堂がカンピオーネとなった時の物語。 -
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最古参の魔王
最古参の魔王と呼ばれるカンピオーネ、デヤンスタール・ヴォバンが日本に…
狙いは万里谷で…
草薙護堂がデヤンスタール・ヴォバンと激突!
しかし、ヴォバンの最初に殺した神がアレとは…
この某作品の英霊当てみたいな楽しみは良いよね。 -
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読み直し
やはり名作。
神話やラブコメ、バトル、ハーレム展開が好きな人におすすめ。
護堂のウルスラグナの戦士の権能、剣の言霊でどのような経緯でそのような神ができたか、学術的な解釈を詳しく書かれていて、神話好きな自分には嬉しい限り。
ちなみに草薙護堂が神殺しをした時の話は別の巻で語られてます。 -
購入済み
勿体ねぇ!!!
評価としては4.5点としたいとこ。
この作品、こだわり過ぎて失敗したってイメージになる。
1巻を読んだだけでは2巻を買わないと思う。
最大の問題は名称。
それが作品全体の魅力を落としてる。
特に1巻で読む気を無くす。
実に勿体無い作品。 -
Posted by ブクログ
追加エピソードと言うより後日談という印象が強い一冊。
本編最終巻で護堂は魔王殲滅の運命を引き継ぎ、様々な多元世界を旅することになったのだけど、だからといって芯の部分が全く変わっていないのは何とも彼らしい。いや、女性の扱いは大きく変わってはいるんだけども
と言うか、遂にひかりまで護堂の愛人に成りましたか。この巻での出番は少ないけど、自分に求められる役割を如才無くこなしつつその合間合間にアピールを差し込んでくるのは流石というか。
この巻では本編では際限なく暴れまわった護堂を中心として、彼らならではの「らしさ」に溢れた振る舞いが隅々まで描かれているね
「らしさ」が存分に描かれているなら、その筆頭はやはりアイーシャ夫人
この巻で彼女は騒動の発端として始まりつつも被害者に周り、でも最後にはやっぱり騒動の発端に戻る。そのカンピオーネの中でもハチャメチャなアイーシャの振る舞いは何とも彼女らしいね
また、四人のヒロイン達は相も変わらずな可愛らしい様相を見せるのだけど、その中で最も大きな変化が生じたのがエリカ。まさか彼女がつわりに苦しむ場面が描かれるなんて思いもしなかったし、母親になる展開が有るなんて欠片も想像してなかったよ
これが時の流れかと驚きはしたけど、やはり護堂を中心とした彼女らは普通に過ごすなんて出来ないわけで……
今回敵となるのはウルスラグナ。物語の始まりの敵であり、ある意味本当の最終巻とも言えるこの巻で再び敵として立ちはだかるとは
あの時の護堂は無能力の一般人だった。それが今では幾つもの能力を有した魔王であり、ウルスラグナと対等に戦うには申し分ない立場になった
十の化身のオリジナルであるウルスラグナ、その能力を簒奪した護堂。二人の戦いはある意味ラーマとの戦い以上に面白いものになったね
面白い戦いだからこそ、どちらが上とか強いとか決める必要は実は無くて。最後は相打ちになった二人。でも、起死回生の能力を持っているからどちらも問題ないわけで
ただ、そこで必要になったのは好敵手として充分に戦ったという充足感だったのだろうね。戦いを求めながら相手の殲滅は望まない二人だからこそ辿り着ける着地点
そんな気持ちの良い戦いがあったというのに、本当の試練がその後に控えていたという点があまりにも残酷で……
多元世界を守るため、そして子供達を守るため。取れる選択肢はどうやっても一つしか無いというのが何とも言えない……。折角授かった子だと言うのにねぇ……
エリカの推測のとおりなら、今後護堂が再び子を持つことなんて出来ないんだろうな
一方でここでの別れが絶対の別れを示すわけではなくて。
子供は成長する。成長すればいずれエリカが残したヒントを元にして護堂のもとに辿り着くかもしれない
辛い結末だったけど、確かな希望のある終わり方であったのはとても良かった。それに「神域のカンピオーネス」に繋がる要素が幾つか見られたことでそちらの作品も気になってしまった
良い追加エピソードだったな。……のだけど、まだ護堂の活躍って続く…のか…? -
Posted by ブクログ
ネタバレ長かった神殺しの物語も遂に終幕。
これまで神と神殺しによる超常バトルが何度も繰り返されてきたのだから、シリーズ最終巻となる今回はこれまでの上を行くバトルが展開されるのだろうと思っていたが、割とどの戦いに関しても護堂はある程度の余裕を持って勝てたのは驚き。
後書きにもあるようにこの巻は「成長して強くなった主人公!」というテーマで描かれたようだから、その関係なのかな?
その代わり、戦いの規模が果てしなくでかい!でかすぎる!『最後の王』ラーマだけでなく、運命神というラスボスの登場、更にはこれまで倒してきたボスが次々登場する展開には度肝を抜かれてしまった!
ただ、そこでも単純なバトル展開に終止するのではなく、護堂がこれまで築いてきたものが反映されているかのような展開には胸が熱くなってしまった
『盟約の大法』を使うラーマを倒すために内ゲバを行ったカンピオーネ達。読者の殆どを驚愕させた展開だったけど、それはラーマ王子にとっても同じだったようで。
あのいつも憂鬱な陰を引きずるラーマが大笑しそうになるなんて、これまでは想像すら出来なかったなぁ。その驚愕によって闘争に倦み疲れていたラーマの心が少し開いたタイミングで、これまで何度も拳を打ち合わせてきた護堂が最終決戦と称して白黒つけたためにラーマにとって受け入れられる提案もある
あの場面で命を奪うまで戦うのではなく、友達になろうと提案した護堂。これは他の神殺しでは絶対に考えつかない選択肢。ぶっ飛んだ考え方を持つ神殺しの中でも割と日常的感覚を大事にする護堂だからこそ思いつくものか。
確かに「運命なんてクソ食らえだ」と吐き捨てた護堂であればこっちの道を選ぶ方がかなり自然だもんな
ただ、ラーマの在り方をブラック企業に勤める人に例えてしまう護堂には笑ってしまったが
そして、面倒なアレコレを全て取っ払ってラーマと共闘する形で迎えた本当の最終決戦はとても胸を熱くする展開
以前戦った敵に対して強くなった護堂が力でねじ伏せる流れにするのではなく、神々の方が運命神に操られる形での再戦を望まぬとする展開。これもラーマと友達になる道を選んだ流れと同じく、護堂が正々堂々と戦って打ち負かした神々だからこそ思いつくものなんだろうな。
だからこの最終巻において限界バトルは描かれないまま終わる。そこはちょっと物足りない気がしてしまうが、その代わり運命神を倒した後、草薙護堂が選んだ道があまりにもぶっ飛んでいるからそれだけで満足できそうになる
シリーズ終盤から護堂が思い描いていた「ラーマをくだらない運命から解き放つ」という目的。それがあのような形で果たされるとは予想外。
これまで自分が対面することになった難題を何度もぶっ飛ばしてきた護堂であればある意味選んで当然かもしれない選択肢。それでもラーマの肩代わりをするような形で魔王殲滅の運命を引き継いだ流れはあまりにも護堂らしさに溢れていて、本当に様々な意味で彼の成長を感じさせる
アフターストーリーじみた終章では遂に護堂がエリカ達とベッドインしている様子が描かれる。以前、恵那に語った言葉を思い出せば、様々な戦いを経た護堂がどれだけ魔王らしく成長したのかが察せられる
無茶苦茶なことばかりやって来た神殺し達の物語としてはやっぱり無茶苦茶な終着点であるんだけど、逆にそれが何とも彼ららしいなと感じられるものでも有り、新たな展開を迎えた護堂の活躍をもっと見たい気もしたけれど、取りあえずはとても満足できる終わり方だった
とても素晴らしい物語を最後まで書ききってくれた作者には心の底から感謝 -
Posted by ブクログ
魔王内戦後半戦。やはり前の巻を読んだ際に予想していたとおり、この内戦で殺されてしまうカンピオーネは居なかったのか。公爵が死んだみたいな描写有ったけど、どうせ生きてるんだろうなぁと思えてしまう
前巻から続くカンピオーネ同士の情け容赦無い全力全開バトルはこの巻でも変わらず凄まじい内容。
特にこの局面まで切り札を隠していたドニは本当に恐ろしいね。大地から大量の刃物を生やすだけでなく、隕石まで召喚してしまうなんて!宇宙空間まで行って無事帰ってくるだけでも意味不明なのに、小惑星を魔剣にするとかスケールが違いすぎてどう反応して良いのか判らないよ!
終盤では己の手も魔剣にしてしまうし、ドニにとっては「これなら何とかなりそうだ」と思えれば剣でなくても何でも良いのか……
そんな激しいバトルばかりが展開されたけど、合間合間でゆったりした時間が流れるような展開が有ったのは良かった。やはり展開に緩急は必要だからね
……寝ている護堂を横目にちょっと痛々しい妄想を繰り広げてしまうアニーにはちょっと笑ってしまった。何だろうね、他のヒロイン勢が護堂に惚れるのは彼がそれなりの行動をしていたり、事前にフラグがあったりするからある程度は納得できるんだけど、アニーと護堂の絡みの殆どがあの仮面姿の状態で行われているもんだから、アニーが何故ああまであっさり護堂に惚れてしまい、更にあんな妄想が堂々とできるのかと困惑してしまう。
まず、アニーはJPSの正体が自分だと告げることから始めなければならないという点に気付いているのだろうか……?
そして内戦の最終局面へ向けて動き出したのは驚愕の展開。アイーシャの『妖精の通廊』を利用してカンピオーネを追放するアイディアは前巻で上げられていたが、今回は更にそのアイディアを一段階上げたもの。実際に終盤ではそのアイディアの通りに展開したわけだけど、あれって今は良くてもその内とんでもない破滅が起きそうな気がするけどな……。これまでも破天荒な行動を繰り返してきたカンピオーネ達なわけだし、全く異なる世界へ行ってもそちらで大波乱を巻き起こした上で戻ってきてしまいそうな……
自分以外全てのカンピオーネを追放したった一人のカンピオーネとなった草薙護堂。残るはラーマとの再戦だけ。長かった物語も遂に次で完結するのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ7人のカンピオーネが『最後の王』との最終決戦を前に入り乱れての内戦を行うというのだから、ゴジラに襲われたかのように東京が酷いことになるだろうと予想していた。
それもあってか作中で描かれた被害規模を小さいと感じてしまうのはカンピオーネ達が毎回巻き起こす破壊活動に毒されすぎていたのかもしれない
17巻の時点で瀕死だったアテナがまだ生き残っていた点に驚き。それどころか幽世で生き続ける決心を固めたのは意外な展開。
第一巻で護堂の敵として登場して以来、何度も護堂の前に現れ、時には敵として時には味方として登場したアテナ。一度は死を迎えた彼女がこのような形で延命を受け容れるとはなぁ。
この巻の終盤では護堂に助言するシーンも有ったし、今後は本格的に護堂の味方として動いてくれるのだろうか、なんて期待してしまう
実際、ランスロットはこの巻では意外な形で護堂に協力することになったわけだからねぇ
本編とも言える魔王内戦については面白いの一言。やはりカンピオーネらしく相手をあっさり窮地に追い込む手管を持っているし、どのような窮地に追い込まれてもあっさり抜け出る手管も持っている。それぞれの戦闘模様は面白いのだけど、読めば読む程どうやったらこの人達を排除出来るのだと疑問に思ってしまう
そういった意味ではアイーシャ夫人の「妖精の通廊」を利用してカンピオーネ達をまとめて別時代に送るというアイディアは面白い
まあ、アイーシャ夫人はぶっ飛んだカンピオーネの中で最もぶっ飛んだ人間だから彼女を利用しようとすれば飛んでもない騒動に巻き込まれるわけだけど。
躊躇なく笑顔で『起こりうる最大限の吉と凶』を発動するアイーシャ夫人の判断はやばすぎる
それにしても護堂はエリカ達に対して遠慮が無くなったというか、素直に相手を求めるようになったね。最初期はエリカにくっつかれるだけで慌てていた護堂が「あとで誰かから文句を言われてもかまわない。みんながいないとき、またこうしよう」と言うようになるとは。
いつの間にか数多の女性を手玉に取る王として成長していたのか -
Posted by ブクログ
前巻に引き続き過去世界が舞台。
『最後の王』が登場したり、アイーシャのえげつない権能が明らかになったりするけど、それ以上に現代社会から離れた為かストッパーが掛からなくなってしまった護堂の奔放っぷりが目についてしまう
前巻の時点で幾らか予兆が有ったが、この巻で護堂はアイーシャの心を完全に掴んでしまった感じか。
これで護堂は女性カンピオーネ全てを籠絡してしまった事に。やはり護堂はトンデモない奴だね。
他にはエリカやリリアナなどの既存ヒロインとキスの応酬が頻繁に登場。以前は『教授』する必要があっても常識論を持ち出し、何とか避けようとしていた護堂が懐かしく思えるほどに最近の護堂は理由がなくてもヒロインとイチャつくようになったどころか、狂奔や『少年』が発動している訳でもないのに戦場近くで堂々と4人のヒロイン相手に乱痴気騒ぎ。
以前から予見されていたことでは有るけれど、本当に護堂は女たらしの覇王になってしまうのか…?
15巻でメインの敵となる『最後の王』。けれど今回はまだ完全復活でなかったためか、護堂一人で対処できる程度の強さで本来彼が持っているだろう魔王殲滅の力が発揮される場面は少ない。
どちらかというと『最後の王』の実力云々よりも、まつろわぬ神らしからぬ言動や彼を守るように登場した鋼の属性を持つ風神の正体の方が気になってしまう。これまで登場した神とは明らかに異質なこの二人組の正体がどのようなものだろうと想像を膨らませてしまう。
又、都合三度目になる護堂とドニの対決も良かったな。
互いの手の内を知り尽くした同士の戦いと言えば、護堂とアテナの戦いにも当て嵌まるが、あちらを宿命の対決と呼ぶならば、護堂とドニの関係は少年漫画のようなライバル感に満ちている。その戦いも単純な実力比べだけでなく知略も絡ませたものになっておりとても楽しめる。何度も戦ってきた相手だから、戦う度に互いの成長度合いを知れる護堂とドニの関係性はとても良いな -
Posted by ブクログ
この表紙絵はカンピオーネ!シリーズで一番好きなかもしれない
アテナ再戦と『最後の王』の謎にさらに踏み込む内容となっている
今回メイン敵が再び戦うことになるアテナである為か、カンピオーネ!シリーズお得意の神様や伝承に関する蘊蓄は無い。
その分、草薙護堂と切っても切れぬ縁の宿敵とも言えるアテナの魅力は存分に描かれている。傲岸不遜で有りながら護堂に対し導き手としての優しさも見せるアテナの得も知れぬ魅力の前では、文化祭でのイチャイチャとか恵那との「教授」などの印象が薄まってしまうのだから不思議である。
自分の残り時間が短いと悟ったアテナ。命を永らえさせる方法があると知りながら矜持を保つ為にその道を選ばず、護堂との再戦を望む。そこにあった想いは二人が神殺しと神でなければもっと異なる言葉で言い表せられる感情だったのかもしれないけれど、殺し合う関係であるために二人が選べる道はどうしたって少なくなる。
護堂も一時はアテナを助けようとするものの、最終的には殺し合う宿命を受け入れ、むしろ心残りが無いよう全力でぶつかっていく。
だから護堂とアテナの再戦を今回のメインと見るなら、ランスロットとグィネヴィアの横槍は本当に邪魔としか思えないのだけれど、それによって二人の別れが近づいた段階で一時的とはいえ、護堂とアテナが共闘する奇跡の瞬間が生じたのは良かったな
珍しくもアテナを傷付け戦いを邪魔したランスロットとの再戦を自分から約束し、宿敵であるアテナを倒した後だというのにしっくりこない反応を示した護堂。どれだけ護堂にとってアテナが大きな存在であるかが判る描写だった