大村大次郎のレビュー一覧

  • 決算書の9割は嘘である

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    【レビュー】
    著者の書く本で外れはないと思う。一読の価値あり。
    ・『つぶれる会社にはわけがある』という別の著書の本(すでにレビュー済)の中に、本書と同じ言及つまり日本の会社の7割が赤字である、というものがあったが、『つぶれる』のほうはそれをもって起業を悲観的に論じていた。しかし本書によって、そうした赤字は税金対策として帳簿上わざとそうしているにすぎないとの指摘をもらい、膝を打った。やはりいろいろな本を読んで比較しないといけないことがよく分かった。
    【特記事項】
    ●決算書の誤り①利益の過少計上=脱税②利益の過大計上=粉飾決算
    ・国税庁は①のほうに関心がある。なぜなら②の場合は税金を返さないといけなくなるから。
    ・不良債権処理をするとして、相手先の業績が芳しくない、という基準があいまいで、それゆえにグレーゾーンが発生する。
    ・ソニーはリストラ経費を通常の特別損失ではなく一般管理費に含めて計上した。これはアメリカ基準では正解。アメリカはリストラが多いから一般管理費でOK.
    ・法人税が下がると、企業は利益を上げるために経費を下げようと努力し、つまるところ給料カットに励むことになるから、会社員にとっては悪い。
    ・経営者が自分の給料を増減させ、また経費をボケっとマネーから払って経費を削減して計上するなんて方法もある。
    ●株主構成が目印。銀行や大企業が株主だと、脱税する動機はないが利益を上げようとするため粉飾決算に走ることが多い。同族会社はその逆。
    ・特別目的会社を設立し、そこに投資し、次いでそれを清算させて自社の利益とする方法もあるが、これはまずい。
    ・海外の子会社に利益を分けて税金を下げるという方法もある。
    ●売掛金などは嘘をつきやすい。しかし土地や現金・預金は調べれば一発なので嘘をつきにくい。
    ●決算書は一年分を見るだけでは意味なし。EDINETなどで3年分くらいをみて、各勘定科目の増減に注目する。とくに営業利益に注目。
    ・第4期(年度末)に粉飾は多発する。
    ●粉飾するには①売り上げの水増し②経費の隠蔽③在庫の水増しのどれか。①には、利益を前倒しすること、グループ企業内などで循環取引をすることなどがある。また、子会社に負債を押しつけたあとで連結を外し、自社の債務を減らして計上する、とか投資事業組合、匿名組合を作ってそれに債務を押しつける、という方法がある。
    ・ライブドアは、「資本取引による利益」を「営業利益」として計上したことがまずかった。しかし利益それ自体はあったのだから、それほど悪質ではない。地検が捜査した背景に国策があったのでは、という見解は、国税からすると的外れとは言えない。
    ●脱税するには、上記①~③の逆をやればよい。人件費をあげれば合法的に経費をアップさせられる。
    ・売掛金が急に減ったら要注意。

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    2012年04月06日
  • バレると後ろに手が回る脱税のススメ

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    いろいろな手口を紹介してるが、かの「自殺のすすめ」と一緒で、これらの手法では全て税務官に見破られますよ!という内容。でも勉強になりました~(笑)

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    2011年08月25日
  • 会計の日本史 その時“お金”が歴史を動かした!

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    ネタバレ

    日本史を会計という視点で見る珍しい本。大和朝廷から戦国・江戸時代、明治維新を通して、日本の貨幣・会計制度の変遷を追うことで、会計と国力、軍事に直結していることがわかる。

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    2026年09月02日
  • 元国税調査官が教える税金を最小限に抑える技術 正しい脱税

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    個人事業主は必読。経費の使い方が分かるので本の内容をそのまま実行すればいい。脱税と書くと悪いイメージになるが正しく理解してルールの通り行えば脱税と言うか節税。
    著者は税金を無駄に使っている政治家がいるのだから無駄使いさせずに有意義にお金を使いましょうというスタンス。、

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    2026年04月26日
  • お金の流れでわかる日米関係 元国税調査官が「抜き差しならない関係」にガサ入れ

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    苫米地英人氏の本では信憑性が薄く、事実と推察と誇張が入り混じるため如何せん陰謀論に寄ってしまうが、同じ日米間のお金の流れを歴史的経緯から見ていくという点で共通していても、本書の方はよりエビデンスに信憑性がある。
    検証まで自分でしてはいないため妄信はできずとも、「お金の流れに着目する」という視点の重要性を改めて感じさせる。

    一見、誰々が悪い、という善悪二元論に陥ってしまいがちだが、国家の舵取りは変数が多く、一概に良し悪しを断定できない。
    結果を見て、こちらは比較的悪手だった、と評価はできようが、だからといって歴史にIFを突き付けられない。
    為政者というのは、その時々において、得られ得る情報を得て、世論という腰まで浸かった水の中を、いずれかのベクトルへと歩を進めなければならないのである。
    批判する方は気楽なものである。

    満州の立ち位置が随分と要点だったのは意外だった。
    歴史の教科書では、当然満州についても説明はされているが、取り巻く各国を含めた、どれだけ重要だったかまでは書かれない。
    どれだけ重視していたか、というものは各国の明示的な発言記録や政策記録などを突き合わせないといけないが、そこまで断定できないというものなのか、あるいは歴史全体を俯瞰してみたときにはさすがに微細となってしまうからか。
    歴史は年々と続き、複雑化し、学ぶべき情報量が膨らみ続ける。
    微細を畳み込み、要所だけに要約すると、どうしても見落としは生まれ得る。
    改めて複数・多数の本を読んで、網目を細かくする必要があるのだなと実感する。

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    2026年02月19日
  • サラリーマンのための起業の教科書(小学館新書)

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    オーディブルにて。
    教科書という名前に偽りはないので、教科書的な内容が知りたい人には網羅されていて良いと思う。知りたい内容が異なったので合わなかった。

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    2025年12月31日
  • なぜトヨタは税金を払っていなかったのか?

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    法人税の仕組みを知るには良い本です
    目次を流し見するだけでも勉強になります。

    トヨタへの想いが強い本なので、自分の意見と照らし合わせて読むのが良いかと思います。

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    2025年11月07日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    歴史は戦争や革命で動く――そう思いがちだ。だが元国税調査官の大村大次郎は言う。「世界を動かしてきたのはお金の流れだ」と。黄金、石油、そしてデータを握る者が権力を持ち経済の変化が時代の価値観を変えてきた。通貨の形が変わっても人の欲と恐れは変わらない。だが同時に税や制度を通じて公正を守ろうとする力もまた人類の知恵である。金の流れを追えば世界の真の姿が見えてくる。

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    2025年10月28日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    世界史における様々な出来事を経済の視点から考察した1冊。一見何の関係もないような歴史でも、経済視点から見ると共通する要素があったりもする。例えば、「国が崩壊するときにありがちなパターン」として「財政システム・徴税システムに綻びが出る」があった。今の日本も、消費税の増減税等で意見が飛び交っているけど、果たして大丈夫なのか…。
    世界史好きの人にとっては、新たな歴史の見方に触れられて面白いかもです=(^.^)=

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    2025年09月25日
  • 決算書の9割は嘘である

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    元国税調査官の著者が、決算書の「嘘」と「本質」について書いた本です。実際の企業の決算書の例を出して特徴などを解説する本は、いきなり数字を見せてくる本が多い気がしますが、本書のように論理的な文章で書いてくれている方が数字が苦手な文系脳の私には合うようで、しっかりと理解しながら読めました。

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    2025年09月18日
  • おひとりさまの老後対策(小学館新書)

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     おひとりさまの老後は自分の力で備える時代だ。今の資産や年金などの収入が土台となるがそれだけでは不安を拭えない。
     放置すれば不安が膨らむ現実と向き合い具体的な対策を教えてくれる。まずはこの本で学び計画的な準備を重ねよう。
     資産や収入を活かし自立を基盤とした豊かな老後のために。今の収支をとことん見直そう。

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    2025年01月28日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    いつも投資の話ばかりなので年初くらい俯瞰的な本を読もうと手に取った一冊。

    国家の栄枯盛衰は徴税システムの洗練度合いそしてその腐敗度合いにかかっていると言う事例を古代エジプト、ローマ、中国などから学べた。後半は概ね既知の情報が多かったかな。

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    2025年01月02日
  • 会計の日本史 その時“お金”が歴史を動かした!

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    会計と日本史というテーマは珍しい。国を統治するには会計や財務に基づく決まりごとが必要だったと感じる。財源がないと戦争も出来ず長続きしない。

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    2024年11月28日
  • やってはいけない相続対策(小学館新書)

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    相続税を払いたくない一心で、アパート経営、など初めて結局大損をしてしまった人が紹介されていた。よく調べると相続税を払わなくて良い人だったと言うおまけ付き。正しい相続税と言うのは一生のうちに何回もあることではなく、さらに相続が決まってから非常に短い時間で税金を収めなければならないと言うプレッシャーから、わけのわからないことをしてしまうのかもしれない。そういった面倒なことをきちんとできる人は税金を低く抑えられめんどくさい人はたくさんの税金を払うしかないのだろう。

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    2024年10月02日
  • あらゆる領収書は経費で落とせる

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     元国税調査官が、ここまで裏側を書いていいのかというほどの暴露もあり、コンプライアンス的に大丈夫なのだろうかと心配になるほどであったが参考になった。この著者は他にも著書を出しているので、他の著書も読んでみようと思えた。

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    2024年09月27日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    国家の盛衰パターン
    中央集権でしっかりしたルールで徴税→一部の階級が貴族化し財政悪化→中間層以下に重税を課し国民の不満が増える

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    2024年05月11日
  • 増補改訂新版 ズバリ回答! どんな領収書でも経費で落とす方法

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    福利厚生費の汎用性
    経費を紐づける理由づけが大事で、個人でやってるなら項目を知ることができ、税理士に頼んでるならネットで調べて事足りる。
    詳しく経費に関して知見を得るなら良書
    これは経費落ちるのかとググることが正直一番大事。
    小規模共済や倒産防止の前倒しでできることをもっと早く知りたかった

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    2024年02月20日
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力……はこう「動いた」

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    ザッと一気通貫に読み進められる読みやすさと面白さ

    内容自体は財政の事情を念頭に歴史を違った視点で読み解いていくもの。
    最後に現在の飽和資本主義に警鐘を鳴らしている
    その結論に行きつくのは本の内容からみて整合的で腑に落ちる

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    2024年01月24日
  • サラリーマンの9割は税金を取り戻せる あらゆる領収書は経費で落とせる【増税対策編】

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    扶養控除、住宅ローンは大きな節税になる。
    税務署員はすべて正しいとは限らない。
    税金は知らないものが損をする世界。

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    2023年12月17日
  • フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す!元国税調査官のウラ技 第10版

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    ネタバレ

    基本的な内容からチップス的な内容までカバーしてた。
    ササッと15分くらいでツマミ読み

    ・1000万円以下の人は税務調査はほぼ来ない
    ・交際費は少しでも仕事に関係することであれば、計上出来る

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    2023年12月11日