大村大次郎のレビュー一覧
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ネタバレ「日本で税金を払うことは、国民として大罪である。」と訴える元国税調査官が著した本書。それは国民が酷税に苦しめられている裏側に見逃せない政府の失政があるため。要するに、使えない政府には出来るだけ税金は払うなという訴え。
具体的な相続税対策として、勉強になったのは、まず海外移住。海外に10年以上居住し、日本国内に10年以上住所がない人同士の間で海外資産贈与が行われた場合は相続税がかからない。有名企業の創業者が海外に隠居したり、芸能人が海外移住するのも税金対策なのかもしれない。
あと、プライベートカンパニーを作って引き継ぐ。まず会社の経費を使って負債を増やし資産の価値を下げるということがあるが、負債がない場合でも「事業承継円滑化のための税制措置」という方法がある。一定の条件を満たして、中小企業の株式を後継者が取得すれば、相続税などの納税を猶予するらしい。
また、330㎡以内の宅地を死亡した人と同居している親族が相続した場合に「小規模宅地等の特例」が適用され、土地の評価額が80%も減額されるらしい。なので地方よりも都心で狭い土地を買った方が相続税が安くなる事もある。 -
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ネタバレ【所感】
深い解説があるわけではないが、入門書としては読みやすい書籍。
ただし、全項目でアウトプットできるビジネスパーソンはそこまで多くはないのでは、というよいラインの内容が選択されていると感じた。
(と言いつつ、自分も大半は▲…)
【残ったフレーズ】
国富論の原理原則
→国民全体が豊かにならなければ、国は豊かにならない(p.91)
リチャード・セイラーのアメリカで企業年金加入者を激増させた方法
→詳細はp.52
【こんな人にオススメ】
読書習慣があまりない人に、特にオススメです。
わからなかったり、曖昧な単語を調べることによって、知見を深めるための入門書となるのではないかと思います。
また、学術書は難しくて読み進まないと感じる方にも、読みやすいためオススメできます。
【以下、自分用メモ】
①コンコルドの誤謬→サンクコスト効果
※リチャードドーキンス、コンコルド→航空機
②返報性の法則→オブリゲーションを負う
※ロバートBチャルディーニ
③フットインザドア→小さなイエスを積み重ねるイエスセット
※ロバートBチャルディーニ
④囚人のジレンマ→?
※アルバートタッカー
⑤無制限のゲーム→短期だと利己的提携
⑥最後通牒ゲーム、進化ゲーム理論
※ワーナーガス
⑦ナッジ理論→面倒な心理の応用
※リチャードセイラー2017年ノーベル経済学賞
⑧心の家計簿
※リチャード・セイラー
⑨自信過剰の法則
※リチャード・セイラー
⑩アイエンガー商品選択の法則
※シーナ・アイエンガー
⑪プロスペクト理論
※ダニエル・カーネマン
⑫ハロー効果
※エドワード・ソーンダイク
⑬アダム・スミスの経済理論(神の見えざる手は、独占批判)
※アダム・スミス
⑭アダム・スミスの経済理論(下層の人々の豊かさが国の豊かさ)
※アダム・スミス
⑮アダム・スミスの経済理論(税の負担は公平に)
※アダム・スミス
⑯資本主義とは何か
※ルイ・ブラン
⑰マルクス資本論
※カール・マルクス
⑱ケインズの経済理論(不況時は公共投資)
※ジョン・メイナード・ケインズ
⑲ケインズの経済理論(不景気は金利を下げる)
※ジョン・メイナード・ケインズ
⑳グレシャムの法則
※トーマスグレシャム
㉑マルサスの人口論
※トマス・ロバート・マルサス
㉒リカードの比較優位理論
※デヴィッド・リカード
㉓シャハトの経済理論(経済は生き物)
※ヒャルマル・シャハト
㉔シャハトの経済理論(失業こそ悪)
※ヒャルマル・シャハト
㉕渋沢栄一の道徳経済合一説
※渋沢栄一
㉖シュンペーターの経済理論(好景気は技術革新)
※ヨーゼフ・シュンペーター
㉗ゴールドスミスノート理論
※??
㉘不換紙幣システム
※リチャードニクソン
㉙現代の基本金融システム
※??
㉚マネタリズム理論
※ミルトン・フリードマン
㉛MMT現代貨幣理論
※ランダルレイ
㉜ビットコイン理論
※サトシ・ナカモト
㉝ピケティの経済理論
※トマ・ピケティ -
Posted by ブクログ
国税調査官の著者が行動経済学や経済学者の理論など33の経済学の理論をわかりやすく解説した一冊。
返報性の法則や囚人のジレンマなど行動経済学で紹介される理論からアダムスミス、マルクス、ケインズなどの経済学者の経済理論やMMTやビットコインといった新しくできたものまで様々な現在につながる経済学について勉強することができました。
また、ナッジ理論やアイアンガーの商品選択の法則など企業の提供するサービスの中で使われているものがあることも本書で知りました。
そして、経済学者の人となりも知ることもできました。
そんな本書の中でも著名な経済学者は学生時代に経済を専攻していないというのは意外で印象に残りました。
本書で経済理論の知識はもちろんのこと実態とは結びつかない真実も知ることができました。
経済理論と実体経済が結びつかないことも本書で知ることができました。
また現在の経済のシステムの弱みも本書で浮き彫りとなったことも感じました。
本書で学んだ経済の教養を活かして生活や人生に役立てていきたいと感じた一冊でした。 -
購入済み
従来にない視点
経済力という従来にない視点から戦国時代の各武将の経済力を評価している。
なかなかむつかしいとは思うが、各武将の経済力の比較一覧表があるとより分かりやすい。 -
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令和4年のGW後半の中日、天気も良くどこかへ出かけようかと思いましたが部屋の大掃除が途中でもあり、読み終わった本の整理をすることにしました。レビューを書きたい本が50冊以上部屋の片隅にありますが、半分を目標にしたいと思います。従って、付箋をつけた箇所全てを書いていると処理しきれないので、各々10箇所程度に絞ることにしました。
以下は気になったポイントです。
・老後の準備、死の準備で最も重要なのは、やはりお金ということになる。お金があれば「老後の生活」も「死」もどうにかすることができる。(p5)
・年金支給額は持家を前提(住宅ローンは終了)にしている(p22)現行制度ではどんなに稼いでも、月収62万円、賞与150万円が上限になっているので、高級取りのサラリーマンであってももらえる厚生年金は25万円前後である(p33)
・年金、退職金に加え、大きな借金がなければ月に10万円程度稼げれば問題ない、一番良いのは定年後も現在の会社で再雇用してもらうこと。現在は65歳までは希望する人は全員再雇用しなければならない法律がある、2021年4月からは努力義務として70歳までの雇用を促している(p50)
・定年退職後も厚生年金はかけられないが、国民年金は加入できさらには付加年金(毎月400円追加)というお得な制度にも加入できる(p72)
・76歳よりも前に死ぬのであれあ、60歳繰上げ支給した方がお得(p77)
・相続税法が改正されて、これまで全て自筆で書かなければならなかった自筆遺言証書も財産目録はパソコンなどで打ち込むことが認められた、令和2年7月10日以降(p105)
・2015年の税制改正により、相続税は最低3600万円以上(基礎控除3000+法定相続人一人600)の相続財産があればかかる可能性が出てきた、これには不動産も含まれる(p122)
・現在の固定資産税は住宅用地には軽減措置がある、200平方までは本来の固定資産税の6分の1、それを超える部分は3分の1、しかし一定の空き家にはこの軽減措置が受けられなくなる(p140)
・高齢単身者にとって持家は最大のセーフティネットである、住宅ローンが終わっていればいつまでも住めるので(p163)しかし、サービス付き高齢者住宅は賃貸であり、毎月8−20万円くらいで入ることができる。シニア向けマンションは分譲である(p177)
・高齢者の経済生活を快適にするには固定費の支出を減らすこと、お得な割引特典の利用(ジパング娯楽部など)、自動車、固定電話、新聞代、格安スマホ、特に自動車を手放せば、60歳から25年間として、2400(毎月平均8万円)万円を浮かすことができる(p194)
2022年5月5日作成 -
Posted by ブクログ
購入した本。税金について学び、活かすため。
資産が3600万円以上あれば相続税がかかってくる。
10万円以上、医療費を使っていれば、最高200万円まで控除できる。加えて、温泉療養費やジムの費用を医療費に加算できる(医者の証明書が必要)
消費税が10%であることを考慮して、免税店などを賢く利用する。
また消費税は子育て世代や低所得者層に最も重い税となる。収入に対しての消費割合で計算。
国立大学の年間の学費が1975年に3万円で2005年には53万円程になっていることには驚いた。
少子高齢化は人災で政治の責任は大きい。非正規者雇用の拡大、配偶者特別控除の撤廃、大学の学費の値上げなど、政府の責任は大きいと感じた。
作者の主観が多く含む作品だったが、知らなかったこともいくつかあり学びとなった。税金や政治などを勉強し、国から騙されないように、搾取されないようにして生きていきたい。 -
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2014年という7年前の話ではあるが税金のプロによるいかに税金を払わずにいくかが書かれている。
基本的には会社の経費という扱いにしてしまえば節税が大きくできる。
自分が働いている会社に給料のもらい方を節税できるような方法に変えてくれと依頼するのは中々現実的では無い。
会社員として可能な節税方法は自分で調べ実行する。
iDeCo、ふるさと納税、医療費控除、保険料控除、住宅ローン控除など
それ以外では自分で副業による個人事業主になり、経費という項目で節税をできるようにしていくしかない。
給与所得だけではどんなに頑張っても1番多く税金を納める者たちからは抜け出せない。
収入源を何個も持つことが資産形成には大事だと改めて気づいた。
税金の勉強はこれを機にしていきたい。