大村大次郎のレビュー一覧
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購入済み
従来にない視点
経済力という従来にない視点から戦国時代の各武将の経済力を評価している。
なかなかむつかしいとは思うが、各武将の経済力の比較一覧表があるとより分かりやすい。 -
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令和4年のGW後半の中日、天気も良くどこかへ出かけようかと思いましたが部屋の大掃除が途中でもあり、読み終わった本の整理をすることにしました。レビューを書きたい本が50冊以上部屋の片隅にありますが、半分を目標にしたいと思います。従って、付箋をつけた箇所全てを書いていると処理しきれないので、各々10箇所程度に絞ることにしました。
以下は気になったポイントです。
・老後の準備、死の準備で最も重要なのは、やはりお金ということになる。お金があれば「老後の生活」も「死」もどうにかすることができる。(p5)
・年金支給額は持家を前提(住宅ローンは終了)にしている(p22)現行制度ではどんなに稼いでも、 -
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購入した本。税金について学び、活かすため。
資産が3600万円以上あれば相続税がかかってくる。
10万円以上、医療費を使っていれば、最高200万円まで控除できる。加えて、温泉療養費やジムの費用を医療費に加算できる(医者の証明書が必要)
消費税が10%であることを考慮して、免税店などを賢く利用する。
また消費税は子育て世代や低所得者層に最も重い税となる。収入に対しての消費割合で計算。
国立大学の年間の学費が1975年に3万円で2005年には53万円程になっていることには驚いた。
少子高齢化は人災で政治の責任は大きい。非正規者雇用の拡大、配偶者特別控除の撤廃、大学の学費の値上げな -
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2014年という7年前の話ではあるが税金のプロによるいかに税金を払わずにいくかが書かれている。
基本的には会社の経費という扱いにしてしまえば節税が大きくできる。
自分が働いている会社に給料のもらい方を節税できるような方法に変えてくれと依頼するのは中々現実的では無い。
会社員として可能な節税方法は自分で調べ実行する。
iDeCo、ふるさと納税、医療費控除、保険料控除、住宅ローン控除など
それ以外では自分で副業による個人事業主になり、経費という項目で節税をできるようにしていくしかない。
給与所得だけではどんなに頑張っても1番多く税金を納める者たちからは抜け出せない。
収入源を何個も持つことが資産形 -
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オンライン読書会に参加してパパ友のプレゼンがイマイチだったが気持ちがこもっており、「お金」と「戦国時代」の組み合わせが面白かったのでにて手にした本です
信長、家康、秀吉、信玄、光秀などが行ってきた「領土の治世」と「他国との戦い」について金銭面から、人物像、歴史的定説とは異なる著者独自の見解が語られていました。金銭面なので、因果が明確でロジックがきれいなものなのでとても説得力があります。
いつの時代でも、何かを為そうととすると、大なり小なり必要となるお金。
戦国時代でも同様で、租税、貿易、場所代、関所税などでの収入、
そして、部下への給料、普請(工事)、寺社への寄進、武器・弾薬、食費などの支 -
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国税局の役人から、経営コンサルタントに転じた著者。明治維新を経済、と言うより「金のあるなし」の観点から論じた本。維新の行動の背景に常に金に纏わる当事者達の悩みがついて回り(無論、それだけではないだろうが)、「金が無いから」こんな行動を取った、という分析が面白い。
締めくくりがよかった。明治維新とは、それまで既得権益を持っていた武士達がその権利を手放すことで世の中の仕組みを変えたのだ、と。そういう見方もあるなと感心したと同時に、正確には「既得権益を持っている武士階級を、持てなかった下級武士達が取っ払った」のではなかろうかと。
実際、維新後に経済的、また精神的(武士だったプライド)に恩恵に預か -
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土地の所有という観点から日本史を読み解いた本。通史とするために「土地と財産」としたのだと思うが、近世までは財産=土地であろうし、近代以降の土地と切り離された財産の記述は通り一遍な内容である。
本書全体の内容もそんなに目新しいアイデアがあるわけではなさそうだし、一般向けの入門書である事をいいことに記述の信頼性も今ひとつである様に思う。そうは言いつつも土地の所有という観点から日本史を通史的に記述するという試みは面白いし一読の価値はある。
その中でも、「江戸幕府の領地の広さが250年の平和をもたらした」という考え方は刮目に値しよう。
ヤマト政権は班田収受により、すべての土地を国有のものとしたが、自然