大村大次郎のレビュー一覧
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【ノート】
・たまたまアテネ書房で目にして。
・この辺りの知識、ほぼゼロだったので面白く読んだ。「キャバクラ代も経費にできる」「ジムやレクチャー費用は福利厚生費で」「旅行は研修費、ただし、レポートは作っておくこと」など。
・「領収書は宛名がないと無効」「接待費として認められるのは一次会までで、二次会なダメ」など、一般に信じられているものが実は全然そんなことはない、というのが分かったのも収穫。領収書すら必須ではない。いざとなって、とことん調べられるような状況になれば、あった方がいいんだが、「証明する義務はこちらではなく税務署サイド」というのが基本。もちろん、明らかに脱税行為、虚偽申告をした場 -
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日本人の年収は世界有数の高さにもかかわらずその豊かさが実感できていない。理由は見えない税金が物価を押し上げ、日常生活を圧迫しているため。世界と比べれば異常といえるほど高い電気料金、高速道路、教育費用、社会保険料・・・・・日本人は税金に対しては敏感で、少しでも上げようとすれば強く反発するのに見えない税金には意外に鈍感。最大の元凶が90年代から2000年代にかけて増発された630兆円にのぼる巨額の公共事業。1000兆円にまで膨らんだ財政赤字は、重い足かせとなって日本の前途を阻んでいる。本書は見えない税金を可視化し、日本の社会に蔓延している閉塞感の払拭にヒントを与えてくれる。小なりといえども声だけは
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Posted by ブクログ
就職し数年経つも積立以外全然貯金をせず給与明細も見ずに来たので、少し見直してみようと買った本。
前半は給与明細の見方と手取りを増やす方法・控除を増やす方法が書かれ、後半では社会保険の話になっていく。手取りの額と所得が大きく異なる概念なのはどこかで習った気がするが、金額にばかり囚われず福利厚生に目を向けるという考えは自分になかったのでためになった。
社会保険についても、年度末と年度初めに残業が増え4~6月の給料が跳ね上がっている状況なので、これも考えないといけない。
後半の社会保険については、結婚もしておらず親もまだ介護対象の年齢ではないので斜め読みになったが、必要な時が近付いたら戻っ -
Posted by ブクログ
元国税調査官の大村氏が書かれた本です、彼の著作は実際の業務を通じて得た知識を、現役であった時代には言えなかった(言う必要もなかった)事柄を、税務に詳しくない一般の人に向けて、知っていたらサラリーマンでも使うことができる知識を本で紹介してくれたので、何冊もお世話になっています。
今回のテーマは「やってはいけない老後対策」です、自分にとって老後とはいつからだろう、と自問することから始めなければなりませんが、大村氏のアドバイスによれば、仕事ができる間は働いて、可能な限り年金受取は繰り下げる方が良いようです。その前提として、自分が健康でいることがあると思いましたが。
帯に書かれているように、おひと -
Posted by ブクログ
社会保険は上げやすい。1980年に比べて倍になっている。
衣食住を出す方法。福利厚生費、業務費。
家賃は借り上げ社宅、15%程度の家賃にする。社会保険には一部を加算する必要あり。
携帯電話は賃貸料として払う。
会議費としてランチ代を負担する。飲み会でも3000円程度ならOK
社外の人は交際費、一人5000円以内。
交際費の枠を与えて給与を減らす。
給料のオプション制。
スポーツジムの会費は福利厚生費で。ただし希望者全員が使えるようにする。
プライベートの旅行に補助金。ただし会社が旅行や宿の申し込みすること。
書籍代。どんな書籍でもOK
運転免許証など技能の取得費。英会話学校の学費。
カフェテ