江宮隆之のレビュー一覧

  • 太原雪斎と今川義元 東海に覇を唱えた軍師と名将

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    義元ってゆうか雪斎が主役の小説。でも文章が読みやすく、わかりやすくまとめてあってさくさく読めました。
    山本勘助が従兄弟とか面白かったです。
    お母さんがすごいなーと思いました。あと信玄、あなたがそれを言いますか(笑)
    残念なのは、好きな氏真についてはほとんど触れられなかった事。むしろ人質の竹千代の描写が多く、あんなに立派になったのは雪斎のおかげみたいに書かれていました。たしかにそうかもしれないけれど、肝心な今川家の跡取りの教育は!?と(笑)
    最後はあっけなく(指を噛み切る描写とかほしかった!)、義元の活躍も内政以外ではよく伝わらなかった感じでしたが、面白かったです。

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    2012年05月14日
  • 北条綱成 関東北条氏最強の猛将

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    戦国時代もののテーブルトークロールプレイングゲーム「比叡山炎上」の参考資料として購入。
    翌日にゲームマスターを控えていたのだが、シナリオが思いつかず、本屋に掛けこんで、なにかいいネタが無いかと見回した時に見つけた一品。
    武勇に優れた武者の話はどれも面白くて大好きです。

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    2011年08月11日
  • 太原雪斎と今川義元 東海に覇を唱えた軍師と名将

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    タイトルが「今川義元と太原雪斎」ではなくその逆となっているが、それは基本的に雪斎視点での書き方になっているという点に表れている。

    やはり、三国同盟の締結(それに至る武田、北条との立ちまわり)や、今川氏の商業振興のきっかけを作った点等、太原雪斎の大局的な視点を高く評価していていることが強いと思う。

    ただ、今川義元に対しても公平な評価が下されており、今川仮名目録の追加を独力で行った点を評価している。

    雪斎と勘助が元々知り合いで書状でやり取りしていたこと、武田や北条が雪斎を評価していたこと、桶狭間でやられる直前に義元が良真の亡霊を見たこと、桶狭間が奇襲ではなく信長の謀略であったこと等、どれが定

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    2011年07月31日
  • 小早川隆景

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    小早川隆景、毛利元就の息子の中で最も父親に気質が似ているとされますね。この小説では偉大な父を尊敬しつつも、一方で非情ともいえる策略に反発を覚え、葛藤する姿が印象的でした。それを乗り越え、毛利家の大黒柱に成長し、最後まで毛利家のために尽くす隆景の心情描写が興味深かったです。

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    2011年04月06日
  • 北条綱成 関東北条氏最強の猛将

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    氏康公が大好きなので、川越夜戦を綱成側からの視点でもみたいなー。
    と軽い気持ちで買ったのですが、ガッツリ読ませていただきました。

    地黄八幡かっこよすぎる。

    氏綱との出会い、氏康との義兄弟っぷりもガチで最高でした。

    北条家好きな方は読んで絶対損しませんよ。

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    2011年03月09日
  • 北条綱成 関東北条氏最強の猛将

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    名前は知っていたのに、経歴をほとんど知らなかった北条綱成の生涯を、わくわくしながら楽しんで理解することができた。

    資料が少ないので、推測で書かれている所が多いのだろうが、史実をそのまま知るということではなく、大まかな史実の下に、推測される物語を楽しむという点では最適な内容であると感じた。

    著者の他の作品も読んでみたいと思う。

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    2011年02月13日
  • 石田三成

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    江宮さんの本はこれで3冊目ですが相変わらずこの方の書き方はすっきりしてて解りやすいです
    一番印象に残った台詞が「義に生き、義に死にたい」秀吉に仕えるときの台詞ですが、この台詞こそが、三成の生涯を表すものであると思います。
    きっと三成は、秀吉の下でしか生きられなかったんだな…だからこそ関ヶ原の戦いを起こし、豊臣の世を守ろうとしたのだな、と感じました。
    ただ、現在の考証からは多少ずれる部分も見受けられる(気がする)ので、作中の主に戦の部分はあまり素直に受け取らないほうがいいかも、しれません

    見所
    ・三成が信長に乞われるも秀吉が召してくれたからと蹴るところ
    ・初めて直江兼続に書状を送るところから仲

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    2010年02月10日
  • 直江兼続

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    初めての方にもおすすめできるくらい、読みやすい本です。
    直江兼続と上杉景勝の主従が・・・すてきすぎる。

    見所
    ・小説冒頭での兼続の前立てについて、かげかっさまの驚きっぷり。
    ・三成と兼続が仲良くなるところ。手紙のやりとりとかかわいすぎる。
    ・関ヶ原の戦い。その後。

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    2009年10月04日
  • 直江兼続

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    大河の主人公、直江本です。
    大河の妻夫木君はあまり直江兼続の謀将ぶりを表現できていないかんじが…
    あと長澤まさみの役といい演技といい、なぞです。

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    2009年10月07日
  • 井伊直政と家康

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    こういう系の時代小説ってあんまり読まないんですがこれは…!わかっているしわかってくれているってお互い思える関係はいいなあ。二人ともどこか寂しいところが似てるのかなと思ったりもします。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    秀吉さまとの絡みがネ申。 最期のお別れのシーンはホントに泣ける……。
    「猿、その佐吉をくれ」的な信長様に噴いた。
    1番ツッコんだのは、小西お前かよ。 そこは直江だと思ってたようっかりだ!! 

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    三成が三顧の礼を尽くして左近を召抱えるシーンにニマニマ。
    島殿、と左近をよぶ三成に左近が「左近と呼び捨てにしてくだされ」と云う。
    渋る三成に、左近はそれが仕える条件だと。
    三「わかった。明日よりは左近と呼ばせてもらいましょう」
    佐「いえ、明日よりではなく、今宵から、ですぞ」

    今宵からですってよ!
    江宮さんも三成萌えか、たいがい可愛らしい描写満載。
    (勝手に三成萌え認定)

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    2009年10月04日
  • 小早川隆景

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    ゴロゴロ転がる(笑)。元春と隆景の仲のよさに転がる(笑)。何、何であんたらそんなにお互いのこと好きなの?というくらい。

    話の流れは「決戦!厳島」。厳島合戦にたどり着くまでが長い。そこから先は急降下。「え、もうここ?」みたいな。厳島後もじっくり読みたかった。そんな想いがマイナス★

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    健気な三成/三成吉継行長の仲良しトリオ…とりあえず江宮さんが西軍大好きだということは分かりました(笑)何この何の欠点もない三成!(失礼)

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    2009年10月04日
  • 直江兼続

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    江宮さん、やっぱしおもしろいな。(笑)
    兼続のことは、あんまり知らなかったので、いろいろふむふむで、面白かったです。
    ただ、さすが江宮さん。直江もとてもいいひとに描かれてました。閻魔様への手紙の話がちょっと…(あれって、殺しちゃったはずだよね?とか。)
    あと、関が原の時に、景勝さまが家康を追うのを止めた理由が、創作でいいからはっきりさせてほしかったなぁ。「なんとなく」みたくな微妙なかんじがしました。
    これなら、実はもともと三成と結託はしてなかった!とか、すでに家康と組んでて、直江状はフェイクだった!!とかの方がおもしろかったなぁ。(笑)
    お話的には、おもしろかったです。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    三成がかわいすぎる。

    秀吉様や、左近や直江、大谷刑部との関係に思わず萌えてしまいました。
    歴史人物小説なのに…。

    少し、三成が清廉潔白すぎるきらいがあるのと、他の人の逸話を三成のものとして書いてあるところ、あと反三成派の扱いがちょっとひどいですが、全体的に三成がかわいくておもしろかったです。

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    2009年10月04日
  • 直江兼続

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    淡々とした文章でしたが、分かり易くて読み易かったです。
    兼続の行動にも納得が行く感じでした。
    関ヶ原の時徳川を追撃したかったのに出来なかった辺りとか、うわああああ…!!ってなりました。
    決して東軍がどうこうっていう訳ではないのですが、なんで負けちゃったの西軍…(涙)

    本多正信が気になりました。

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    2009年10月04日
  • 伊達政宗

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    やはり一冊で伊達政宗の一生を綴るのは…少し物足りなかったかなぁ。だけど、母親との関係に関しての話は大好きですvやはり、そうだよ!なんて思いながら読みました。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    三成好きにはたまらない小説。割と分かり易く書いてあり、感情移入もしやすいと思います。よく強調されがちな彼の偏狭さを抑えて描かれているので、違うといっちゃ違うかもなんだけど、その清廉潔白さや忠義に篤い彼の生き方は清々しいの一言に尽きます。吉継や左近も◎。特に吉継との友誼には惚れ惚れしました。終盤は泣けます。
    逆に、武功派の扱いは厳しいものがあるので注意が必要。清正や正則が不憫・・・・・・。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    「大きな志」を持ちたいと心底思いました!!
    ココの三成の素敵なこと!!!
    結構あっけらかんと(関ヶ原の時に)佐和山城に戻ってきた大谷さんに思わず噴出してしまいましたww

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    2009年10月04日