江宮隆之のレビュー一覧

  • 島津義弘

    購入済み

    戦国史上最強の大名

    島津義弘は弟であったため領主ではなかったが、その活躍は十分兄を凌駕するほど歴史上のヒーロー的存在を担っている。

    朝鮮征伐、関ケ原の二大決戦の描写は実に迫力があり、躍動的だ。

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    2017年03月11日
  • 石田三成

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    面白かったです。
    今まで、三成にはあまり注目してこなかったので知らなかったことが多くて・・・この本、すごくわかりやすかったです。
    章のタイトルが武将名になっていて、括弧で合戦名。
    歴史や勢力の移り変わりが良く分かって、あと、その章ごとに三成が“人”から何かを学んで成長していく様子が描かれている。
    利発な少年時代、秀吉に見出されて、その傍らで、秀吉から直接、または周囲の縁ある人から学び、戦だけではなく国も経営できる武将として信頼を厚くしていく・・・
    途中で、ビジネス書を読んでいる気分になる部分もあったのですが、そこに大谷吉継との友情や、島左近との信頼関係などの人情面も絡んでいて、一気に読めました

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    2012年11月19日
  • 北条綱成 関東北条氏最強の猛将

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    「地黄八幡」の旗印の下、河越夜戦をはじめ、数々の合戦でその名を轟かした北条綱成。彼の存在なくして、北条氏の関東制覇はありえなかった―。関東北条氏二代目の氏綱の信頼を受け、北条一門に迎えられた綱成は、関東の地を狙う甲斐武田、越後上杉など数多の強敵と激戦を繰り広げる。常に北条軍の先鋒として無類の強さを誇った「地黄八幡の闘将」の生涯を描く力作長編歴史小説。

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    2011年01月17日
  • 井伊直政と家康

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    サクサク読める上に面白かったです。
    ただ関ヶ原辺りから猛スピードでした。
    けど、だからと言って何を盛り込めば良いかは分からないので、ソレで正解なのかもしれんです。

    直政がデキる子。家康が良い人。
    正信と直政は謀臣シンパシーという構図を望むならアリです。
    家康と正信と直政がそういうラインで繋がるのが個人的には好きです。

    直政の緩急と処世が良いですね。
    そして、殿命。奉公一直線故のブレない態度。結果もちゃんと出してきます。
    誠心誠意籠ってて有能、でも一騎駆けはする。諫言されてもやっぱりする。だって徳川の為ですから。
    完璧じゃないところがまた良いですよね。

    家康が素敵な上司です。お父さんみたい

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    2009年10月04日
  • 直江兼続

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    ■見所:直江状

    ■内容:言わずと知れた、上杉景勝の後見役。
        上杉謙信から軍師として育て上げられる。

        景勝、兼継を慕い、バサラ者、歌舞伎者等の剣豪の士が家臣団に集まる。
        <バサラ者一覧>
        1.前田慶次郎(前田家家臣。信長から器量を認められるも、出奔。景勝に仕える。)
        2.上泉泰綱(会津一刀流の祖。上泉信綱の子とか弟とか言われている。)
        3.車丹波
        4.岡左内(通称:銭の亡者。元、蒲生氏郷の家臣)
        5.その他のバサラ者→水野藤兵衛、韮塚右衛門、宇佐美弥五右衛門、藤田右衛門。

        直江状により、関ヶ原の合戦が起こる。

       

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    2009年10月04日
  • 島津義弘

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    ●所感
     この本を読み、島津家の家訓 いろは歌に出会う。
     いろは歌の考案者は島津忠良。
     島津義弘のおじい様である。
     私の大好きな戦国武将、五本の指に入る。

    ●内容(ポイント)
    ■秀吉の朝鮮の役 (概要:釣り野伏せで明軍を圧勝。また、名将李舜臣を討ち取る。)
    文禄、慶長の役で活躍。
    寡兵である島津軍は「釣り野伏せ」という伏兵、銃撃戦法で明軍を撃破。
    苦戦中の加藤清正の救出に一役かう。

    また、日本海軍が 李舜臣に撃破される戦い(露梁海戦)では
    急造の島津水軍は苦戦したが混戦の中で李舜臣を討ち取る。

    他に明水軍副将を初めとする明・朝鮮水軍の主たる将が多数戦死し大きな被害を出し、
    後退する

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    2009年10月04日
  • 島津義弘

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    強さなら戦国1だと思います。
    少ない兵で大軍を破る島津軍の強さに脱帽です。
    ぜひ大河になってほしい武将No1
    信長の野望では島津家しか使いません…
    戦国無双ではごついオヤジですが、実際はすらっとしたカンジだったそうですよ。

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    2009年10月07日
  • 石田三成

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    これはもう最強ですね。無双の三成好きさんには特におすすめです。
    違和感無しスラスラに読んでいけます。

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    2009年10月04日
  • 真田幸隆

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    あは、またしても江宮さん。

    幸村のおじいちゃん、昌幸のおとうさん。
    信玄に仕えた武将ですよ。
    なんか、幸村や昌幸の本だと、武田が滅んでからがメインになるので、ちょっと下2代の本とは違うカンジ。
    ですが、真田弾正、かっこよかったです。

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    2009年10月04日
  • 小早川隆景

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    隆景、超好きです、よ。
    興味をもった理由は、秀秋を養子にするエピソード。毛利のためなら自分の家をつぶすことになっても…、て、どんなけ主家思いなの?!と。
    実際、本を読んで見て、はじめて、毛利元就の息子だとわかったり、三本の矢を説かれた人だとわかったり。知らないことばかりだったので、おもしろかったです。
    関が原で、吉川広家が西軍に味方しなかったのに対して、広家憎し!と思ってたのですが、毛利サイドの本を読むと、広家の方こそ、毛利を思ってたのじゃないか、と、思わず思ってしまいました。

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    2009年10月04日
  • 伊達政宗

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    まさむね、かわええです。ちっさな梵天と小十郎のやりとりとか。
    関ヶ原は西軍が好きなので、関ヶ原関係の本は読んでましたが、時代的には関ヶ原で終わってしまうので、江戸に入ってからの話とかもあって少し新鮮でした。若い頃のやんちゃぶりから、18歳で家督相続、弟殺しなど経て、大人になってはいくものの、最後まで野心を持ってたって、、政宗、かっこいかったです。 終盤は素敵なおじ様になってました。惚れ直しました。(笑)  奥州統一からあとが、少し足早だったので、もう少し読みたかったなぁ。

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    2009年10月04日
  • 真田昌幸

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    幸村のお父さん。 おもしろかったですよー。江宮さんの書く、真田親子は好きなので、うふふー、でしたよ。 初陣から最後の上田城攻防まで、武略、戦略を尽くしての戦いが描かれてました。 上田城攻防のあとは、大阪の陣あたりまですっとばしてたので、九度山でどんなだったかー、は、わかんなかったですが、死ぬ間際の、我が人生悔いなし、には涙しました。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    これはもう三成ファンは読むべきですね。絶対に後悔はしません。この三成はお茶を汲んでばっかりという変な印象を持っているのですが、あながちはずれではないかな(笑)大谷刑部を紀之助と呼び、刑部は三成のことを佐吉と呼び合うというたまらないシチュエーションの中、秀吉は三成の事を猫かわいがりし、家康にまでその器を認められているのはこの本ぐらいなのでは?と思うぐらいみんなから愛されていますね。左近はエロ担当です

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    2009年10月04日
  • 直江兼続

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    「直江状」で有名な直江兼続の生涯を書いた小説。
    兼続の「義」と「不義」について考察が為されていて、それが面白かったです。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    織田信長、豊臣秀吉、直江兼続、島左近、徳川家康他、同時代に生きた11人に関連づけ、大義に生きた石田三成の生涯を書いた一冊。
    一般的(?)な三成に対する負のイメージが払拭されること間違いなしです。

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    2009年10月04日
  • 石田三成

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    三成あんた大人気だね!と言いたくなる(笑                  三成が好きな人は満足して読めるのではないかと。

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    2009年10月04日
  • 7人の主君を渡り歩いた男 藤堂高虎という生き方

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    私の1番好きな戦国武将、藤堂高虎。
    きっかけは息子の中学の時の自由研究で藤堂高虎の築城調べに付き合い、藤堂高虎が築城したり縄張りした伊賀上野城、津城、宇和島城、今治城、丹波篠山城を巡っているうちにすっかり魅了されました。

    同時代の戦国武将たちからは「ゴマすり大名」と陰口を叩かれ、馬鹿にされ、後世の人々たちからも「卑怯者」「世渡り上手」などと酷評されているけれど、本当にそうなのかな。
    もし本当にただのズルいゴマすりだったら、これだけ何人もの主君に求められ、認められ、信頼されることはなかったと思います。

    華々しくはないけれど、失敗から学び、努力し、我慢し、根気強く道を切

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    2024年02月29日
  • 直江兼続

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    名前だけは知ってた直江兼続について、1冊でサクッと理解。読み易かった。謙信後の上杉家が景勝、直江兼続だというのは何となく知ってたけど、越後→会津→米沢と動かされた経緯(秀吉と家康に移封された)やら、関ヶ原に居なかった(日和って山形攻めてた)やら、改めて色々びっくり。家康とガッツリやる気だったとか、それが関ヶ原を引き起こしたとか小説的なところもあるとは思うが、戦国時代はやっぱり面白い。

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    2016年02月06日
  • 片倉小十郎景綱 独眼竜の名参謀

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    小十郎(景綱、重綱)が格好よすぎる。ただ、武将の名前がたくさん出てくるし、当時の奥羽以外での状況については必要な範囲でしか書かれていないので、多少知識がないと読みにくいかもしれない。
    しかし、とりあえず小十郎が格好よかったので満足。

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    2015年11月11日
  • 真田幸隆

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    あくまでも “眞田の戦い” として描くという一貫した姿勢は 幸隆公を “一武田家臣の” 眞田幸隆ではなく  “眞田家当主としての” 眞田幸隆たらしめた。のみならず 作品自体をも武田家の威勢に預かる “家臣団としての眞田家物語” ではなく 名門で在りながら一度は滅亡に瀕した小豪族:海野家傍流眞田家が 如何に勇敢に其の名を回復し再起したかを語る 紛れもない “眞田モノ” に成り立たせている。

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    2012年06月26日