玉木俊明のレビュー一覧

  • 人に話したくなる世界史

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    2018066

    主にヨーロッパの大航海時代のお話、バイキング、保険の発展、イギリスやアメリカのヘゲモニー国家のあり方など。

    母を訪ねて三千里の時代は、ヨーロッパが発展して成熟していくなかで貧困国に投資する方が儲かる時代。だからマルコの母はブエノスアイレスに出稼ぎに行ったというもの。

    ひとの流れとお金の流れはいつの時代も一致していると思いました。

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    2018年07月03日
  • 逆転の世界史 覇権争奪の5000年

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    経済から捉えた世界史。ムスリム商人(イスラム)が古代から中世では大きな影響を与えていたことを、たんなる歴史の勝者論に惑わされずに認める必要があるらしい。ローマ時代でも地中海はヘレニズム、中世はイスラムのものだったのだから、そうなんだなと思う。

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    2018年07月01日
  • 物流は世界史をどう変えたのか

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    競合している相手がいなくなったら、その相手の販路を利用してシェアを増やすなんてのは当たり前のこと。
    だから、ローマ人がカルタゴを滅ぼしたら、フェニキア人の交易路をそのまま継承するのも当たり前の話だろう。
    だけど…その交代劇は突然だったのだろうか? 歴史の転換期、ローマの商人とカルタゴの商人は同じ港で船首を並べていたに違いない。
    ローマがカルタゴを滅ぼした時、カルタゴは徹底的に破壊されたというけれど?
    商人たちは、相手の国をどう思っていたのだろうか?
    そういう想像をし始めると、教科書だけで歴史を学ぶのって、本当に味気ないなぁと思ってしまう。

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    2018年04月25日
  • 〈情報〉帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史

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    ネタバレ

    さらさら読めるんだが、主語が拾いにくい。端的に言えば、分かりにくい。

    オランダのゲヘモニー。活版印刷の普及は商業の発展に繋がった。ヨーロッパ内での情報の共有化による価格の均一化や情報の正確性の向上から国際貿易商人の活動が活発となった。17世紀、ヨーロッパ商業の中心地はアムステルダムだった。宗教的寛容、人の移住移民による商業技術の伝搬を背景に商取引が拡大した。
    さらっと読んでしまった、イギルスのゲヘモニー。イギリスは国家が自由経済に介入したからこそ成長した。イギリス帝国は電信によって維持される帝国だった。電信の敷設は、国内では国が、対ヨーロッパは私企業によって敷設された。電信は蒸気船とセッ

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    2017年07月09日
  • 海洋帝国興隆史 ヨーロッパ・海・近代世界システム

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    ウィーラーステインの世界システム論に海洋の視点を取り込み、ヘゲモニー国家の成立に大きく関与していることを証明している。
    具体的に、どことどこの場所が、どこの海を経由して、どんな財貨が運ばれたかなど、具体的な数字など挙げて説明されているのが、かなり興味深かった。

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    2015年02月01日
  • 近代ヨーロッパの誕生 オランダからイギリスへ

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    オランダを中心に、近世から近代にかけてのヨーロッパ経済について述べてあります。オランダ中心ということですから、当然海上輸送貿易についての話となります。ヨーロッパ中世では地中海世界がヨーロッパ経済の中心でしたが、それが食料や船舶用資材である森林資源の枯渇から北方(アルプス以北のヨーロッパ)が替わってヨーロッパ経済の中心となります。その中でもオランダはポーランドなど東方から穀物などを輸入して他国に再輸出する(つまりは転売・中継ぎ貿易)ことにより、ヨーロッパ経済を牽引する存在となります。またオランダはこのようにバルト海貿易を中心に栄えますので、オランダではバルト海交易を「母なる貿易」と呼ぶそうです。

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    2010年02月28日