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ちょっと気になる面白エピソードから、世界史を理解する入口がみつかる!
メソポタミア-インダスの貿易ルートがなければ、アレクサンドロス大王の大帝国はなかった?
ペルシア戦争は“元寇”だった?
コロンブスよりはるか前に“新大陸”に渡っていたのは?
大航海時代の始まりはアフリカの金が目当てだった?
ヨーロッパ商業がグローバル・スタンダードのなったのはグーテンベルグのおかげ?
“航海王子”は船酔いに弱かった?
『母をたずねて三千里』のマルコはなぜイタリアからアルゼンチンへ渡ったのか?
経済歴史学、情報、ソフトウェアの重視など先端の歴史研究の成果を生かした、
教科書には載っていない世界史のツボ。明日、誰かに話したくなること必至!
【目次】
1 アレクサンドロス大王はなぜインダス川を越えられなかったのか?
2 ヴァイキングはイスラーム商人と商売していた
3 大航海時代の始まりはアフリカの黄金目当て?
4 織田信長「天下取り」を支えた東南アジア貿易圏
5 グーテンベルグのもうひとつの「革命」
6 本当はしぶとかったポルトガルとスペイン
7 大数学者フェルマーが保険の基礎をつくった
8 大英帝国は借金上手?
9 綿が語る「アジアvs.ヨーロッパ」の大逆転
10 「中立」がアメリカを大国にした
11 蒸気船の世界史――マルコはなぜブエノスアイレスへ?
12 「手数料」を制する者、世界を制す
13 中国がヘゲモニー国家になれない理由
Posted by ブクログ 2018年09月09日
日本以外を取り扱っているのが世界史ですが、古代から現代まで、主要国のみに絞っても範囲が広すぎます。どこから手を着けようかと思って、何年も月日が流れていたのが現状です。
そんな私にとって、玉木氏によるこの本は、自分が面白いと思うから、人に話したくなるというコンセプトで書かれた本であり、この本の編集者...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月18日
高校の時の世界史を学んだ時には、現在の国が過去にどんな歴史を辿ってきたのか、という視点に縛られてしまい、地域や民族という観点から俯瞰的に歴史を考えることが出来ずに苦戦したのを覚えています。
本書では、アレスサンドロス大王から母を訪ねて三千里まで、様々なトピックを切り口に、当時の情勢を明快に解説して...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月17日
歴史というと、年号を覚えて、普段使わないような難しいことをひたすら覚えて、同じような名前が何度も出て来るのを覚えて......。
そんな、恐ろしく退屈な暗記科目、と思ってはいないだろうか。
あるいは、そんなの誰も知らねえよ!と叫びたくなるようなマニアックな問題にさらされ、しかしマニアックな人々はそれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月10日
新書ながら世界史のエピソード・うんちくが満載 私としては大いに刺激を受けた
より深く極めたいテーマは、それぞれの参考図書にあたれば良いと思う
歴史を生き生きと学ぶことのできる貴重な一冊でした
1.交易の価値
侵略・征服というほうが華々しいが、現実には双方がWin-Winとなる交易の意義が大きい
た...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月03日
2018066
主にヨーロッパの大航海時代のお話、バイキング、保険の発展、イギリスやアメリカのヘゲモニー国家のあり方など。
母を訪ねて三千里の時代は、ヨーロッパが発展して成熟していくなかで貧困国に投資する方が儲かる時代。だからマルコの母はブエノスアイレスに出稼ぎに行ったというもの。
ひとの流れ...続きを読む
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