玉木俊明のレビュー一覧

  • 迫害された移民の経済史 ヨーロッパ覇権、影の主役

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    都市や国の名前で扱われるが、そこに縛られない
    移民や離散した民族の、その宗教的民族的な関係から世界貿易間での関わりや集団の影響。迫害についてではなく、16-18世紀の移民経済。

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    2024年06月02日
  • 商人の世界史 小さなビジネス革命が世界を変えた

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    ユダヤの商法のような本かと思ったが世界史の流れがメイン
    後半近現代史から英国や日本の商社などに触れつつビジネス要素も触れていた
    これまでは陸上や海上の物流貿易ネットワークで商人は儲けていたが、電信の発明以降はコミッション(手数料)がメインとなった。現代ではIT企業がネットワーク手数料で稼いでおり租税回避としてタックスヘイブンしている。
    世界史としては面白かったが、商人たちのビジネス技法について深掘りが欲しかった。
    普通の世界史本の要素が8割だった。

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    2024年01月08日
  • 商人の世界史 小さなビジネス革命が世界を変えた

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    テーマによってはあまり興味がわかずに読み飛ばしたりもしたが、世界史の授業で習った話を、「あれはこーゆーことなんだよ」と習い直す感じで、なかなか面白かった。

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    2023年10月24日
  • 世界史を「移民」で読み解く

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    このような大きなテーマを新書で、かつ、この分量で描くのは難しいですよね。どの章も今ひとつもの足りませんでした。時代を絞るとか、視点を統一するとかした方が読み易い気がしました。

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    2023年09月29日
  • 迫害された移民の経済史 ヨーロッパ覇権、影の主役

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    「迫害された移民の経済史」ではあるが、

    重点は迫害ではなく経済にあって、

    迫害されながらも、なおそれによって離散していることを

    強みとして生き抜いてきた人々の一つの歴史である。




    ディアスポラというと、ユダヤ系のイメージが強く

    本書でもその系統であるアシュケナジムや、セファルディムはしっかりと紙幅がとられている。

    とはいえ、ほかにもユグノーであったり、

    スコットランド移民であったりの話があり、

    多様な形の移民がある。




    もっともそれでも西側に偏っているのは東洋からは

    経済圏としての勢力を持つようなまとまった移民がなかったからであろうか。

    宗教的な理由、政治的理由、

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    2023年07月24日
  • 物流は世界史をどう変えたのか

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    一度読んだだけでは理解するのが難しい本でした。
    数値的データが多くて、漢数字で書かれてるのが読みづらかったけど国家を超えた民族の活躍があり、物流が発展したことが興味深いなと思いました!

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    2023年03月19日
  • 手数料と物流の経済全史

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    ロジスティクスと金融について俯瞰できる一冊。長いので、手軽にわかるという本ではないが、網羅性は抜群だと思う。教養的な厚めの新書を読み慣れている人にはいいかもしれない。

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    2023年02月12日
  • 16世紀「世界史」のはじまり

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    グローバル化が始まり欧州基準が世界を席巻し始めた時代。16世紀はどのような時代だったのか、日本からポルトガルまで科学と交易、特に宗教改革よりもイエズス会を中心としたカトリックや、近代主権国家の成り立ちに言及。

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    2021年09月05日
  • 16世紀「世界史」のはじまり

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    ネタバレ

    <目次>
    序章   「世界史」はいかにしてはじまったのか
    第1章  大航海時代~グルーバル交易ネットワークの誕生
    第2章  世界史から見た「宗教改革」
    第3章  宣教集団にして死の商人~イエズス会の世界戦略
    第4章  科学革命とキリスト教
    第5章  カール5世とスレイマン1世~16世紀前半の世界
    第6章  フェリペ2世vs主権国家~16世紀後半の世界
    第7章  世界史に組み入れられた戦国日本
    まとめ

    <内容>
    教養新書としては、ざっくりな内容かもしれない。帯に「歴史総合」を学ぶ人必読!の怪しい文字も…(つられて買った私も…)。専門は16~18世紀のバルト海貿易だそうで、まあ、タコつぼの専門を

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    2021年04月30日
  • 世界史を「移民」で読み解く

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    歴史を暗記で覚えようとしていた過去の自分にこう言いたい。歴史は流れで覚えろと。おかげで、こういう本を読むときは毎回苦労するハメになります……

    内容としては、古代の移民から、中世の商人たち、奴隷貿易から現代の難民まで、様々な「移民」について各章ごとに、簡潔にまとめられている印象です。なので読みやすいことは読みやすいのですが、自分みたいに基礎知識が抜けていると、言葉がサラサラと流れていってしまうこともしばしば……

    やっぱり印象的なのは、現代に近い話かなあ。イギリスとスコットランドの問題、難民の問題、EUの問題、それの元を辿っていくと、ヨーロッパ諸国の帝国主義的な拡大や、領土の勝手な分割による民

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    2019年12月01日
  • 逆転のイギリス史 衰退しない国家

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    2019年8月現在、Brexitで世界を賑わす英国について、その歴史を今一度把握してみたい、という思いにかられて本書を手に取りました。

    島国とはいうものの、やはり大陸欧州との関係は密接です。11世紀にイングランドを征服したノルマン王朝の始祖ギヨーム(征服王)は、フランスでは地方領主たるノルマンディー公でした。こうして、イングランドの貴族階級はフランス語を話し、民衆が英語を話すという社会の重層構造が生まれたとのことですが、以前フランスで勤務していたときに、この事実からフランス語が英語に対してより洗練されている言語、と宣っていたのを思い出しました。

    その後、プランタジネット朝では英仏にまたがる

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    2019年09月12日
  • 物流は世界史をどう変えたのか

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    政治的覇権と同様に、それを支える経済的覇権に注目する必要あり。
    近世以降に世界覇権国家が誕生した理由は、物流の進化にあり

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    2019年03月29日
  • 人に話したくなる世界史

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    高校の時の世界史を学んだ時には、現在の国が過去にどんな歴史を辿ってきたのか、という視点に縛られてしまい、地域や民族という観点から俯瞰的に歴史を考えることが出来ずに苦戦したのを覚えています。

    本書では、アレスサンドロス大王から母を訪ねて三千里まで、様々なトピックを切り口に、当時の情勢を明快に解説してくれています。

    特に興味深かったのは、確率論のきっかけとなったフェルマーとパスカルの往復書簡についてです。二人はサイコロによるギャンブルをする場合の賞金の分け方について手紙で数学的議論を交わします。

    現在の生命保険や損害保険は、確率・統計学なくして成立しえませんが、その端緒が17世紀の二人のフラ

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    2019年02月18日
  • 〈情報〉帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史

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    本書では、オランダ、英国、米国が、情報網をどのように掌握したか、またそれを活用して、ヘゲモニーの一時代をどのように確立したかについて、著されています。

    ヨーロッパ商業の国際展開の中核であったオランダと、活版印刷技術が商取引のテンプレート化に果たした役割について、本書を読んで初めて認識しました。

    また、電信網を張り巡らせ、情報を迅速に伝達・収集することによって情報帝国としての地位を確立した英国。19世紀にはユーラシア大陸を横断する電信網や海底ケーブルまで敷設し、グローバル電信網を構築していた事実に驚きました。これが今に続く、海運・金融セクターでのロンドンの国際的な地位の確立に大きな役割を果た

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    2019年01月01日
  • 人に話したくなる世界史

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    歴史というと、年号を覚えて、普段使わないような難しいことをひたすら覚えて、同じような名前が何度も出て来るのを覚えて......。
    そんな、恐ろしく退屈な暗記科目、と思ってはいないだろうか。
    あるいは、そんなの誰も知らねえよ!と叫びたくなるようなマニアックな問題にさらされ、しかしマニアックな人々はそれを常識とでも言わんばかりに平気で解いて、テストでの屈辱を覚えたりしてはいないだろうか。

    しかし本来歴史とはそういった学問ではないはずだ。
    人の営みというものは面白く学びを得られるもののはず。
    本書はそこに焦点を当てて、少し変わった角度から現代との関わりを感じさせる構成になっている。
    例えば、ヴァイ

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    2018年11月17日
  • 人に話したくなる世界史

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    新書ながら世界史のエピソード・うんちくが満載 私としては大いに刺激を受けた
    より深く極めたいテーマは、それぞれの参考図書にあたれば良いと思う
    歴史を生き生きと学ぶことのできる貴重な一冊でした

    1.交易の価値
    侵略・征服というほうが華々しいが、現実には双方がWin-Winとなる交易の意義が大きい
    ただし「アヘンと奴隷の貿易」のように、交易とは言えない場合もある
    ちなみに、奴隷は綿花と、
    1-2.「輸送」を握る者が交易を支配する
    大航海時代のポルトガル・スペイン
    大英帝国
    現在の国家をベースに盛衰を見ると誤る スペイン国王の領地
    イエズス会も布教と交易特に軍事商品鉄砲・大砲 

    2.イスラム・イ

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    2018年11月10日
  • 物流は世界史をどう変えたのか

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    ネタバレ

    情報だけ届いても、実は世界は動かない。
    実際に物が(経済的に許容できるコストで)動くってのは凄いよねってのと、今読んでいる「東インド会社とアジアの海」にも繋がるなあと思って読んだモノの、いくら新書でもさすがに軽すぎる。浅すぎる。ちょっとがっかり。
    特に、著者独自の見解?であるディアスポラ後のアルメニア人、ポルトガル系ユダヤ人の役割の大きさについて、裏付けるモノが少なく、語尾が「思われる」ばかりになっていて、ちょっとそれでは困る…

    産業革命よりも、航海条例こそが、英国の世界帝国化に大きな役割を果たしている!とか、「世界の工場」よりも「世界の物流の支配」の方が大きいとかについては、裏付けが提示さ

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    2018年10月14日
  • 〈情報〉帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史

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    「〈情報〉帝国の興亡 ソフトパワーの五〇〇年史」 読み終わった。インターネット以前の情報史(出版、腕木通信、電信、電話)がまとまっていて手軽に読むには良い本。ただ、もう少しインターネットについて書かれていても良い気がする。

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    2018年10月07日
  • 人に話したくなる世界史

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    網羅的では全くないけど、エピソードの積み重なって世界史全体になっていくと思うので、面白いとこだけつまみ食い的な本書は面白い取り組みだと思う。

    はじめのほうのエピソードは面白かったかな

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    2018年09月09日
  • 逆転の世界史 覇権争奪の5000年

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     世界秩序について、現在を起点にしてではなく時間と空間を俯瞰して考えていく。そこにはそれぞれの時間と空間の繋がりが、ある時は重なり合い、ある時は別々のものとして現れてきた。それぞれの世界史ではなく、地球の世界史が続いてきた。
     本書は、リベラールアーツの学びとして、自分自身が向き合う様々な場面で活きる知識といえよう。
     それでは、世界秩序が収斂していく中で何が決め手となったのか。本書では、情報と物流を手元に集めて、自ら働きかけることではないかと問う。そうする中で、自動的に富が集まるようになるのがヘゲモニー国家という世界秩序の覇権を握る存在である。
     中国が「再興」するにおよび、これからどうなる

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    2018年09月02日