中倉玄喜のレビュー一覧
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面白すぎた!
その一言が真っ先に飛び出してしまうほど、まさしく傑作。
2000年読み継がれてきたことも納得の、素晴らしい本だった。
その素晴らしさを享受できたのも、本文に入る前に中倉先生が時代背景や関係者を分かりやすく解説してくださっているからだと思う。
これが2000年前に書かれた本ということに驚かされる。
当時の戦い方を知ることができたり、統一するのがどれだけ困難かを知ることができるだけでも貴重なのに、その上最高司令官自らがが書いたなんて、本当に貴重な資料だと思う。
また、読み物としても文章がなんとも読みやすい。苦にならずにスラスラ読めるし、第三者の視点で書かれることで、物語を読んでいるような気持ちになる。
副官ラビエヌスはずっと登場していてカエサルの信頼の厚さを感じていたので、あの展開にはなんとも言えない切なさを感じた。
本書の終わり方は内乱記が読みたくなるし、中倉先生の『〈新訳〉ローマ帝国衰亡史』も読んでみたくなっている。
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ネタバレ現代の日本人の理想的食生活
(植物性食品)
・未精白穀物(玄米、麦、トウモロコシ、蕎麦、全粒パンなど)、約五〇%
・野菜・海藻類・果物・木の実・発酵食品(納豆、味噌、漬物など)約四〇%
(動物性食品)
・魚介類(小魚、エビ、貝類などの全体食)一〇%未満*大型海洋魚の切り身や缶詰などは除く
避けるべきもの
・肉類(獣肉、鶏肉、ハム、ソーセージ、ベーコンなど)
・砂糖、卵、牛乳、油、ヨーグルト、チーズ、クリーム、バター、マーガリン、精製塩、化学調味料、これらを材料とした菓子類その他、油脂や添加物や塩分の多い食品、アーコール類、甘味料入りの飲料水など。
貝原益軒の本も興味深い。
に気をつけるべきは、砂糖と油。油といっても(トランス脂肪酸)、代表例のマーガリンは摂取しないように気をつけているが、ショートニングやファーストスプレッドは、いわゆるスーパーでパックされたようなパンやお菓子には必ずといっても入っている気がする。本書では、食べるプラスチックと揶揄されている。 -
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非常に浩瀚な書物として名高い本書であるが、要所をおさえた抄訳なので、誰でも挫折することなく完読できると思う。翻訳も上手く、おそらく原書の醸し出しているであろう古典的な雰囲気がよく出ている。飛ばされる箇所はダイジェスト的にコラムで補われるので、全体の流れは掴めるように配慮されている。
ローマ帝国の衰亡史であるので、ローマの建国から辿られるわけではなく、あくまでアウグストゥスから始まる帝政期、東西分裂を経てコンスタンチノープル陥落に至る期間を扱う。それでも千数百年にわたる歴史であり、出来事を追うだけでもかなりの分量になるのは当然かも知れない。 -
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山川の世界史でも5〜6ページしか扱われないアウグストゥス以降、特に五賢帝〜西ローマ帝国滅亡までを中心に描かれた歴史の古典。ヘロドトスにこそ遠く及ばないものの、250年前の英国の歴史書が未だに日本語に訳されて読まれると言うのはものすごい。時間の暴力に耐えられるだけの内容が詰まっている。
最近こそ時代解釈を中心に置いた研究が主流だが、本来歴史というものはこういう教訓を活かすことが目的だったはず。こうしてみると現代にも通じる部分がたくさんある。「およそ市民というものは、現実の危険から離れているときにはきわめて勇敢なものである。」この辺りは誠に耳が痛い。
登場人物の名前が覚えにくいのが玉に瑕だが、内容は非常に機知に富み面白い。と同時に他の国の通史に全く触れずに歴史好きを名乗っていた自分が恥ずかしくなる。 -
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現代の様子を、もしコルナロ氏が見たら、きっと驚くでしょう。
殆どの人が病人ではないかと、腰を抜かすに違いありません。
そして、今の食品事情を見て、「これは、本当に食べ物なのか?」
と訝しく思うに違いありません。
自然なものとは、かけ離れた食べ物が、溢れるように手に入る光景を見て、
異様にうつるのではないかと思います。
「少食」を実践する上で、今はあまりに誘惑が多いように思います。
自宅から数百メートル圏内に、どれくらいのスーパーやコンビニ、レストラン、
自動販売機、、、、があるのかわかりません。
テレビを見れば、食品のCMが15分おきに大量に流れています。
毎日、どれぐらいの量の「食品」を見ているのか。。。。
少なくない食品には、大量の添加物、保存料、砂糖類が使われています。
リピーターを増やす上で、消費者をある程度、
中毒にさせようとしているのではないかと思ってしまいます。
このような環境中で、食を減らしていくという方法は、非常に難しいと思います。
コルナロ氏の時代と比べて、格段に難しいのではないでしょうか。
ただ、もし健康になって、自分の人生を輝かせたいのなら、やはり、「少食」は、
健康法としては、王道かつ非常にシンプルな方法だと思います。
コルナロ氏が実践していた「超少食」を取り入れることは難しいですが、
① 健康への方向性は、「少食である」とする
② 間食等を控えるようにする
③ 夜食等を控えるようにする
④ タバコ(ニコチン)などの明らかに健康に害を及ぼす習慣を控える。
⑤ 酒(アルコール)も休肝日を作るなど、摂取量に気をつける
⑥ 甘いモノ(糖分)を控える
こういった、まず自分ができそうな所から、始めていけばいいと思います。
方向性を「少食」と考えて、健康になることを、手段として、コロナロ氏のような豊かな人生を目的にする、
このような土台(方向性)があれば、険しい道だと思いますが、間違いないものとだと思います。
読み継がれている著作であって、やはり真理をついえいる名著です。 -
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以前から興味があったギボンによるローマ帝国衰亡史。
上下巻で約700ページほど。アウグストゥスによる帝政ローマ開始から、東ローマ帝国の滅亡までを綴っている。よって、共和政時代の話は出てこない。
基本的に歴史書として、時代を追って各皇帝の事績や当時の帝国の情勢などが綴られているのだが、著者(ギボン)によるローマ帝国衰退の要因分析なども随所に見られる。読み物として面白く、すぐに読み終えた。
ローマ帝国は、広大な領土を有して400年以上もヨーロッパに君臨した。途中何度も内戦や周辺異民族の襲来に苦しめられながらも、英雄達の登場によって何とか体制を維持してきた。
本書を読めば分かるが、五賢帝など平穏時を除き、ローマ帝国皇帝の中に、平穏に寿命を全うできた者はほとんどいない。戦場で命を落とす、部下や仲間に裏切られて命を落とすなど、悲惨な最期を迎えた皇帝が多いのだ。
皇帝は権力の象徴だが、同時に間違いなく死に近い地位だったのではないだろうか。そんな激動の時代の中、無力な皇帝達の一方で、自らの命を賭して行動した勇敢な皇帝達がいたことには、敬服せざるを得ない。
また、歴代皇帝の事績を通して、有事の際にどのように行動するべきか、強大な敵とどう対決するか、異分子にはどのように対応するかなど、行動の指針を学べるのではないだろうか。
歴史本に抵抗感が無いなら、文句なしに推薦できる本。 -
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以前から興味があったギボンによるローマ帝国衰亡史。
上下巻で約700ページほど。アウグストゥスによる帝政ローマ開始から、東ローマ帝国の滅亡までを綴っている。よって、共和政時代の話は出てこない。
基本的に歴史書として、時代を追って各皇帝の事績や当時の帝国の情勢などが綴られているのだが、著者(ギボン)によるローマ帝国衰退の要因分析なども随所に見られる。読み物として面白く、すぐに読み終えた。
ローマ帝国は、広大な領土を有して400年以上もヨーロッパに君臨した。途中何度も内戦や周辺異民族の襲来に苦しめられながらも、英雄達の登場によって何とか体制を維持してきた。
本書を読めば分かるが、五賢帝など平穏時を除き、ローマ帝国皇帝の中に、平穏に寿命を全うできた者はほとんどいない。戦場で命を落とす、部下や仲間に裏切られて命を落とすなど、悲惨な最期を迎えた皇帝が多いのだ。
皇帝は権力の象徴だが、同時に間違いなく死に近い地位だったのではないだろうか。そんな激動の時代の中、無力な皇帝達の一方で、自らの命を賭して行動した勇敢な皇帝達がいたことには、敬服せざるを得ない。
また、歴代皇帝の事績を通して、有事の際にどのように行動するべきか、強大な敵とどう対決するか、異分子にはどのように対応するかなど、行動の指針を学べるのではないだろうか。
歴史本に抵抗感が無いなら、文句なしに推薦できる本。 -
Posted by ブクログ
ローマ帝国の滅亡の流れを描いた、エドワード・ギボンの大著。
……を、新訳、再編集した一冊。
長い。
要約本ではあるが、それでも原本が長大なので、かなり長い。
読み終えるのに相当時間がかかってしまった。
しかし大ローマ帝国の歴史を振り返るなら、衰亡の部分だけであっても、これだけの文量が必要なのだろう。
この膨大な文量からしか得られない栄養は、確かにある。
最終的には、これまで見てきたローマ帝国が、徹底的に蹂躙される姿をまざまざを見せつけられる。
そこからは、何とも言えない虚しさ、悲壮感を感じさせてくれるはずだ。
この本から学べることは、非常に多いだろう。
・絶頂期に衰退の兆候を見抜くことは困難
・国は内部分裂により弱体化する
・無知な市民が国を滅ぼす
・地位や立場に影響を受けない人はいない
・戦争と略奪は切り離せない
これらは現代でも通じる、人間の根本的な性質だ。
なんせ「歴史が証明している」のだから。
長く、読むのに苦労するが、それだけの価値がある一冊だと思う。 -
Posted by ブクログ
筆者のコルナロ氏は、健康に長生きするため極少食を勧めている方。
生前、一日総量たった350g分の食事を、一日2回に分けて食べていたんだとか・・!
(350g = ごはん茶碗1杯分 + 缶コーヒー1缶分)
食べる量をなるべく減らすことが健康寿命を伸ばす秘訣だと述べられてます。
食べすぎによる生活習慣病に悩まされている私たち現代人が、ぜひ学んでおきたい内容が詰まっています。
ただ本書の内容は、筆者の個人的な体験や実感にもとづいた、主観的な主張がほとんど。
「極少食がなぜ健康にいいのか」を科学的なデータや事例をもとに、論理立てて説明しているわけではありません。
なので信憑性に少しネックな部分があるかなと。
鵜呑みにせず、あくまで個人の体験談として参考にするくらいがいいのかな、と思います。
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Posted by ブクログ
ルイジコルナロ「これまで老年というものがこれほど素晴らしいものとはしらなかった」
飽食はいかなるものでも死期を早める。
「口に合うものは体に合う」は間違っている。
常に食欲を少し残した状態で食卓を離れること。
「健康は食欲を抑えることから」
接触は活力を生む。
最も大事なことは量の制限=胃が容易に消化できる量に限って食べる。質より量の問題のほうが大きい。
養生を心掛けない者にとっては晩年は禍である。
一日総量で350gと400㏄の飲み物。これを2度に分けて摂る。
一食当たり170gのたべものと、ワイン200㏄。
茶碗に一杯のごはん程度。
極小食の現代的知見
1、活性酸素の発生が少ない
2、体内酵素を無駄遣いしない。酵素寿命説=食べるものの量には限りがある。
3、腸内細菌叢の働きがよい。過食によって腐敗しない。
4、消化によるエネルギーの節約。内臓を休ませることができる。消化と代謝は反対の関係にある。消化を休ませないと代謝が進まない。空腹時に血液が体を修復している。
5、血液性状、6、長寿遺伝子、7、カロリー制限。
卵一個の黄身、少しのパン、スプーン数杯のミルク。
一日一度満腹になるのはダメ。
フンザ食で無病になる。全粒粉のパン、もやし、生ニンジン、生キャベツ、生牛乳。
穀菜食=穀物と野菜。米の飯、野菜サラダ、お湯で煮ただけの肉。
肉食より持久力を生む=1905年のドイツの長距離マラソンの例では、穀菜食者が上位を占めた。
遺伝子レベルでは人間は草食性。
指針。
未精白穀物50%、
野菜、回想、果物、木の実、発酵食品40%、
魚介類10%。小魚、エビ、貝類など全体食。
肉類、砂糖、卵、乳製品、は避ける。
生魚を食らわば人身に街あり=桑原益軒。
世界の長寿郷は、山地に在る。
砂糖は人工物=細胞に処理した経験がない。
砂糖は毒。『sugar busters』
どの病気にかかるかは体質による。どの病気も食事をただせば治る。
摂食の美徳を身に着けた時の喜びを胸に努力する。
官能の力が弱まるときが理性的な生活へ切り替える好機。
人間は一日中歩き回るようにできている。
筋肉を使っている人は病気にかかりにくい。
夕食後の散歩によって内臓の消化排泄機能が促進される。抜け毛、シミが少なくなる。
極小食によって自然死を迎えられる。
マクガバンレポートによって高カロリー食は否定されている。
長寿学入門 森下敬一
小食が健康の原点 甲田光雄
小食のすすめ 明石陽一
食のひずみを正す本 鈴木敏文
朝食をやめて健康になる 渡辺正
アラビア式健康法 川村尚武
砂糖病 ウィリアムダフティ
シュガーバスター カロリー神話をぶっ飛ばせ 講談社
脳がよみがえる断食力 山田豊文
クスリをいっさい使わないで病気を治す本 森下敬一
マジメをやめれば病気にならない 安保徹
究極の免疫力 西原克成
引用で見る食養法 山口卓三
食養人生読本 桜沢如一
今の食生活では早死する 今村光一
長生きしたければ食べてはいけない 船瀬俊介
マクガバンレポート