中倉玄喜のレビュー一覧

  • 無病法 極少食の威力

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    少食健康法の古典バイブル。
    巷に溢れている食養法は内容が正反対のものも多く、結局どっちが正しいの?なんて迷ってしまうけど、ルイジ・コルナロ は事細かいことはええから、『極少食』をしてみなさいと言っている。
    彼は彼の毎日の食事は赤ワインも飲む、肉も食べるがその量が一般に比べると驚くほど少ない。
    その分量を計量して規則正しく摂取している。
    ルイジ・コルナロは水野南北の唱える『開運の秘訣は食にあり』を地で生きたような人物。
    ただし、食療健康法の提唱者達が必ずしも長寿ではない事実もあるため、
    無理のない適正を各自が責任を持って見極めることが必要だと思う。

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    2014年01月22日
  • [新訳]ガリア戦記・下<普及版>

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    ガリアを平定するにあたり、一番の障害となったヴェルチンジェトリックスの対応が多くなる戦役6~8年目が書かれた下巻。上巻から引き続き、戦役の仔細はもちろん各ガリアの部族の風習や地勢、道具や文化まで幅広く書かれている。改めてカエサルの文才に驚かされる。
    個人的にはところどころに入る翻訳・解説のスタンスが斜に構えている感じがしてなじめない。。。たしかに、このガリア戦記はカエサルの政治的・政略的意図があって書かれたことはあるだろうが、それだけのために、自分が名誉や地位、命をかけて戦ってる最中に、ここまで蛮族の風習や地勢まで事細かに書くだろうか?やはりカエサルの文才や知的好奇心が為したからこその戦記であ

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    2013年08月14日
  • [新訳]ガリア戦記・上<普及版>

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    ネタバレ

    ユリウス・カエサル自身が書いた、ガリアを平定した際の戦記。ただの戦記にあらず、その土地の地勢や風習、戦争の様子から武器の細かい様相までが事細かに書かれている。カエサル自身はこれをガリア平定後に出版させているから政治的な意図もあったのだろうけど、それとともにカエサルの文才がよくわかる読み物としても良くまとめられてます。文字を追っていくだけで当時の戦況や生活がイメージできます。
    本の冒頭に書かれている当時の治世等の説明がちょっと長く、塩野七生「ローマ人の物語」をさきに読んだせいか、カエサルのイメージもちょっと違っていてモヤモヤした感じでしたが、本編に入ったらそんな説明なんか関係なしに面白かった。後

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    2013年08月11日
  • 無病法 極少食の威力

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    少食に興味があり読んだ本です。

    これまでに読んだ少食に関する本のダイジェストのような内容で、とても読み易かったです。

    少食を身に付けるにあたり、お守りのように手元に置いておくといいかもしれないと思いました。

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    2013年03月28日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・下<普及版>

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    全10冊はとても読んでられん!ということで購入.
    それでも人の名前が紛らわしくて読むのがしんどかった.

    あと地図である程度地理関係を把握していないとわけわかりません.
    それでもローマの歴史を勉強するよいきっかけにはなったかな?

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    2012年06月24日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・下<普及版>

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    国が衰退するときは内憂外患の状態で、内憂の方に力を注がねばならないようになって来ると泥沼に嵌るがごとく衰退の一途を辿るものなのだと思います。
    ディオクレチアヌスやコンスタンティヌス等の実力者が現れ、一時力を取り戻すが、彼らの取り入れた制度は、取り入れた当事者であり優秀な運用者でもあった彼らを失った後は新たな内憂の元になってしまうのが皮肉である。
    後半のイスラム教に関する記述が普段なじみのないものの為、興味深かったです。

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    2011年01月04日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・上<普及版>

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    各章ごとに要の部分を抜き出して、章末に解説が入る編集になっています。
    思っていたよりも読みやすかったので完訳版も読みたくなりました。

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    2010年12月09日
  • 無病法 極少食の威力

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    この飽食の時代に小食になり病気知らずで人生を過ごすことが沢山記載されていた。昔から小食は良いとされていたが戦後からのメディアの刷り込みでもう一度多食を見直す機会には良い本だった。1日3食は多すぎて最近は1か1.5食が妥当だと思う。

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    2025年10月11日
  • 無病法 極少食の威力

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    私は飽食の時代で多くの食事をしてきた。が、現在では私は1日1食で済ませている。
    この本に出会う前から実践しており、やはり先人にも同じ考えを持っていたんだなと共感した1冊である。
    現代では、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)等、科学的に小食の効果が期待されつつあるが、注意したいのが、男女で食べる内容も栄養素も異なるし、本著で触れられているが「万人に当てはまる食事法は存在しない」との通りで、体が求めているもの、健康でいるためにどのような食事をすればいいのか意識することから始めるよ良いだろう。

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    2025年04月05日
  • [新訳]ガリア戦記

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    今から2000年前にカエサルが記したとされる8年に及ぶガリア遠征を記した作品。歴史的にも非常に価値のある書物を現代で読めること自体が貴重な読書体験であると思う。
    本文に関しても非常に読みやすく、訳が不自然なところもほとんどない。
    部族を抑え込むための根回しや、戦闘時の軍の配置や戦略など非常に細かい部分まで記載されていて興味深かった。
    一方でカエサルが強すぎるが故に連戦連勝でスリリングな展開が少ないこと、文章が端的すぎて単調に感じてしまうこと、作品自体のボリュームがあることといった理由から、中盤〜後半にかけて飽きがきてしまった。
    ガリア戦記に関しては、塩野七生のローマ人の物語にも記載があるため、

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    2025年03月06日
  • 無病法 極少食の威力

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    15-16世紀のイタリア貴族の「少食のすすめ」。1日350gの食料(パン、卵の黄身、少しの肉、スープ)と400ccのワインしか摂取しない生活(一日二食)を守り続け、102歳まで生きたそう。
    食べなければ健康が保てるという内容の講話(書簡?)が4つ入ってて、それぞれに解説(マクロビオティック的な内容)がつく。本文は、いたって短いもの。
    実践してみたいんだけど、そんなに簡単じゃないだろうな~。食べだすとたくさん食べたくなっちゃうんだよね。

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    2015年07月24日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・上<普及版>

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    このディオクレティアヌス体制には、現代の我々も身につまされる、一つの大きな欠点が存在した。それは、体制の維持に多大の出費を要し、そのため必然、増税と圧政につながったということである。

    塩野七生氏の本に頻出するギボンのローマ帝国衰退史。是非原本を読んでみたいと思って購入したのだが、ダイジェスト版だった。「原著には~についての議論がなされている」と書いてあった折には、そこが一番知りたかったのに!と悔しく思う始末。ただし、塩野氏の本と重複する部分もあり、わざわざ原本を読み直す必要はないと思った。塩野氏と異なる部分は、やはりギボンがキリスト教徒の視点から書いているということ。初期のキリスト教のどんな

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    2015年07月17日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・下<普及版>

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    こちらのほうが塩野さんの文庫本で出てないので
    内容知らずおもしろかった。

    現代みたいな考古学や歴史学が発達していない時代の
    ギボンの考察は当時は斬新だったろうなと思う。はい。

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    2011年08月26日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・上<普及版>

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    有名なギボンの著書が用賀で売ってたので読破。
    塩野さんの文庫本で有る程度、読んでたので
    特別な印象ないが、18-19世紀で冷静にローマ帝国や
    キリスト教を考察しているところは当時を
    溯るとすごいのかも。。

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    2011年08月26日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・上<普及版>

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    ネタバレ

    日本人がいきなり読むには知識のベースが不足しているため「ローマ人の物語」の副読本として読むのが適当。
    キリスト教をばっさりと斬る塩野氏と、自分では分析しているつもりなのだろうが実は前提、世界観に取り込まれてしまっているギボンの違いが面白い。

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    2011年03月02日
  • [新訳]ローマ帝国衰亡史・上<普及版>

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    ローマ帝国の皇帝の入れ替わりを中心に据えた歴史書であるが,本来は何冊にもわたる大作が2冊にまとめられているため,十分な説明も無いままかなり唐突に次々と時代が変わるため,読んでいてついていけなくなる。文章も原文がかなり高尚な英語で書かれているというが,それを意識しての事だろうか,日本語もかなり難解な熟語が多様されており読み難さを倍増させている。そもそも,新訳という位置づけで,入門版を志向しているのであろうから,そのあたりは割り切って解りやすさを徹底してほしいのが正直なところ。

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    2011年03月16日
  • [新訳]ガリア戦記・上<普及版>

    購入済み

    おもしろい

    読み始めたら止まらないとはまさにこのことだと思う。
    どこがどうとかは言いにくいけれど、スピード感と分かりやすさと面白さは、説明しようがない。ただ、淡々とすすんでいくのに、とても熱中してしまう。

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    2017年09月11日