瀬野反人のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ススキ
異種族間の「コミュニケーション」に焦点をあてた作品…かな?
リアルなファーストコミュニケーションには興味があるのでかなり情報は持っているが、これは巧くシミュレートしているように思える。
生物という枠で共通項目を探って、その意味や受け取り方を推定していくのは、そもそも「誤解である」前提が不可欠なだけにとても複雑となる。
重く難解な展開もあり得るが、ススキがカワユイので凡てヨシとする。w
しかし、先は長いな。
次巻へ進む。 -
面白かった
内容としては作品のタイトル通り異種族の言語を学んでいくものだ
最近は異世界に転生したり転移したりする作品が多い
そして、この作品は異世界へ実際に足を運び、そこに住まう異種族(例えばスライムとか)と交流し、言語を学んでいく
舞台は「異世界」という共通したものだが、中身は全く異なると言ってもいいだろう
世の中にたくさんある異世界ものは、なんちゃら特典とか言って、言語を習得する努力を描く作品は少ないため、新鮮に感じて読んでいて面白い
また、登場するキャラクターも全員穏やかな性格のため、他の異世界ものになれていると、少し新鮮に感じる
読者も主人公と一緒に異種族の言語を理解しようとしながら読 -
Posted by ブクログ
あやー、この猛毒につき取扱注意って札を貼らなきゃならん四コマ漫画も完結か・・・
改めて読み返し、肌に感じたが、精神耐性がガッツリ鍛えられる一冊だった。『残念博士』などを読んでいて、瀬野先生の色味に慣れているから大丈夫、と油断している漫画読みは、まず、ヤられる
あくまで、個人的な印象だが、元々、この瀬野先生、人を傷つけるのが好きじゃない気質なんだろう
きっと、人を適度に傷つけるレベルに留まった毒舌を思いつかなくなっちゃったのかね
やっぱ、毒を吐くにも才能がいるのか
やや急速的に幕が引かれた感はあるが、打ちきりじゃない、と信じたい
作品を通して、基本的に女子の友情ストーリーだったのが好かった、と思 -
Posted by ブクログ
うわ、ますます、パワーアップしとったわ、面白さも、桃子の毒舌も
先巻の感想でも書かせて貰ったが、ホント、瀬野先生、よくもここまで、毒舌のバリエーションを捻りだせるな
言いたいのか、言われたいのか、それとも、言われたくないから、なのか
独特の絵柄がまた、毒っ気を高めている感じがするのは私だけですかね
話の舞台が会社でなく、学校ってのもイイのかも、登場人物たちの友好関係がギスギスしすぎなくて
自分の周囲にいる毒舌キャラへの耐性も、この『ポイズンガール』を読んでいると自然に上がっていく気もします。まぁ、途中でKOされる危険性の方が大ではあるけど。逆に、毒舌キャラに転身を遂げたい、そう考えている人の参 -
Posted by ブクログ
独特の感性を、何か見てると不安が心に染み込んでくる絵柄でフルに描ける瀬野先生の新作
これまで、様々な特徴や個性、能力を有したヒロインが登場してきただろうが、毒属性ってのは新しいんじゃなかろうか?
ヒロイン・桃子がこの特異声質になった理由も笑えてしまう
私、この作品に登場してる、影は薄い割に発言権を意外と持っているマゾ谷くんの同志じゃないけど、これくらい容姿が上玉の彼女になら罵られてもいいかも、って思ってしまった・・・まぁ、このレベルの毒舌をぶつけられたら、確実に心が折れるのは目に見えてるんで、実際はノーセンキューですが
また、桃子に毒を浴びせられるだけの行動をしているキャラの存在も、この『ポイ -
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ピンチ
Bookliveでは完結表示になっていたので少し不安だったがさすがに
そんなはずは無かった。
「仲間とそうでない人」という分け方を読者の私もしてしまうが
それが通用しないという違和感。そうだとしてもやはりススキは
特別だよなあ。ラスト、今度は本当に!? -
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危機
大きく集落を移動するが、ある意味ハカバ最大の危機になったりする。
全く話の方向がわからないままなのだが、他のところのレビューでみんな
そう言っているから安心(笑) -
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言語を超えて
言語だけでなく、というよりも言語でルールが決められない
相手と住むというのがいかに難しいかが考えられた巻。
果たして私が理解できたかも怪しくなってきたが。 -
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独創的
学者の弟子が、師の手記を参考にしつつも、
異種族たちとの言語的交流をはかるべく実地に研究していく話。
よくこんな作品を思いついたなぁ。
異種族たちも今のところ従来からある名前や姿形をしているが、
細かな設定もこれまたユニーク。 -
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解らないから面白い
種族(ヒトではない)間交流のお話。
言語学、文化交流学への好奇心が溢れている。
まずある程度の知識を持つ師匠がいるから成り立っているが、やろうとしていることは人と犬、猫などの動物たちと会話(ボディランゲージ含む)交流を試みるという果てしなき挑戦。
ボディランゲージも匂いも色もすべてが道具の一つというのが大前提。それらの道具がどう使われているのか?どういう規則性があって使われているのか?そういったことを紐解いていく面白さがある。
でも大体のことは伝わらない。
私たちヒトは言語があってある程度伝わるのが当たり前という考えがひっくり返されるような衝撃を受けた!
伝わらなかったらそれはそれ。
文化は自 -
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優しい雰囲気のファンタジー
リザードマン達を相手に言語の調査を行います。親切なリザードマン達とのやり取りが穏やかな雰囲気で、好ましい作品に仕上がっています。
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人狼以外も登場します。
この世界には人間と人狼以外にも多様な知的生命体が住んでおり、スライム他の生物ともコミュニケーションをとっていきます。とはいえ、人狼以上に大変そうです。