山梨広一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレマッキンゼーに25年間勤めた著者の経験に基づいた仕事における努力の方法論
自分の仕事を定義したり、最も得意な事を磨きつつ
他部門とのネットワークを活用するなど、ほかの本にも良く書かれている内容が散見されるが
マッキンゼー特有の思考法については参考になる
備忘録的に書くと
・lead X with Y、Yを定義し、意識してチームリードする
・2、4、8、16の法則:2つのクライアント、4つのプロジェクトをリード、8つのプロジェクトを協議、16ぐらいの将来テーマについて議論する事を目指して、自分の行動を計画、実行する
この2つ、特に下の意識は素晴らしい視点なので、取り入れていきたい。 -
Posted by ブクログ
富士写真フィルムを経てマッキンゼーでコンサルティング経験を積んだ著者が生産性を上げる努力の方法について書いた一冊。
数々の有名企業でコンサルティングを行ってきた著者が自身の経験や体験から書かれた75の項目は組織のパフォーマンスを上げるエッセンスが満載でした。
読んでいて、自分の中で実践できていないものも多くありました。
時間に対する考え方やレバレッジや突き詰めることの重要性や面倒なことから先に行うことや会議の運営方法など様々なことが書かれている中でも、他の人の考えを丸呑みすることは非常に参考になりました。
また著者が仕事してきた同僚や経営者の話もあり、勉強になりました。
時間の制限、フロントローディング、自分の答えや意見を持つこと、チームでのなど本質を目的や目標にして努力することが大事であるということを本書を読んで感じました。
本書で書かれているいい努力を行い、大きな成果を出していければと感じた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
非常にいいことがたくさん書いてある。メモもとりきれないくらい。それだけに、詰め込めすぎている感じがして、消化しきれない。もっと個別に事例などが丁寧に書かれているとすんなり入ってくるんだけどといった感じ。
最近は、「生産性」が流行なのだろうか?私自身もすでに何冊糧にとっている。周りでも生産性を言葉に出す人が増えた気がする。
自分の場合、もっと目的意識を強く持たなければならないだろうと思った。とくに長期的な目標については…。
そして響いたのは「人が好きで、人に関心が高く、人と過ごすことに時間を使う人が評価する側にいれば、いい努力が生まれやすくなる」という一節。
もっと人に関心を持とう。 -
Posted by ブクログ
戦略が分かりにくい=戦略として伝わらない
つまりは立てたはいいけど無意味な戦略。
分かりやすい戦略とは考えに考え抜かれた結果、
一言で言い表すことが出来、結果として浸透し、
実現に向かって邁進していくことが可能となるもの。
そういった戦略は残念ながら少ないのが実情。
では、どうすれば分かりやすい戦略が立てられるか?
について論じられています。
が、正直なところ、突き詰めて考える=経験するしかなく、
本書でも半ば経験しかないみたいな結論になっているのは、
本として果たして意味があったのだろうか?と思う。
とはいえ、駄目なポイントは散りばめられていたので、
反面教師として学ぶのは良いかなと思いました。
【勉強になった内容】
・シンプルな戦略とは、次の3大要件を満たす戦略
①顧客にとって、うれしいことか?
②それは他の会社とは違うのか?
③自社は儲かるのか?
・戦略は目標を立てるだけではなく、
それをどのようにして実現するのか?といった
筋道しかもかなり現実的な筋道を示されなければ、
戦略として意味を成さない。
・トップの役割
戦略を作る、徹底させる、問題発生時に解決する
といった3つの視点でのリーダーシップを発揮すること
・アイデアは組み合わせによって出来るもの。
無から生み出すのではなく、組み合わせることが重要。
そのためにも日頃から情報収集を怠ってはならない。
・自社を客観的に認識するために必要なポイント
①売上や利益をはじめとした数値や顧客サーベイの結果など
自社を客観的に捉えるハードファクト
②独りよがりにならず、自社の強みも弱みも
第三社的に受け入れるマインドセット
・戦略にはチャレンジが盛り込まれている必要がある。
チャレンジなくして成長、発展は望めないため。
そのため、1つや2つの足りない要素があっても
気にする必要はないが、足りない要素が10あった場合は、
戦略を見直すべきである。
・シンプルな戦略に求められる思考
①論理力、構造化
いわゆるロジックツリーが書けること
②分析力
Why, Howを何度も繰り返す能力
③洞察力
ユニーク(自分の考え)を持って、入手した情報を
正しい目的に使用すること。
そのためには、言われてやるのではなく、
自分の視点で考え、その考えを発言することが重要。
自分の意見が無い時点でユニークではない。
・意思決定とは、捨てるべきことを決めることである。
特にトップは下からの提案の承認ではなく、
自分自身で判断することが能力として求められる。
そのためにも、「みんなで」や「会社として」ではなく、
「自分が」こうしたいと自分がやりたいと発言することが重要。 -
Posted by ブクログ
色々な会社が目標などを掲げるが実際期待通りの結果に
ならない事が多い。
その理由の1つとして、戦略の不備があると著者は指摘している。
また、優秀なスタッフが長時間議論して戦略をまとめても著者の目から見ると戦略の要点すら満たしていない喪にだったりすると指摘している。
そこで指摘している典型的な悪例は下記の通り
①「具体的な目的、それを達成するまでの明確な方向性、それと整合する一連のアクション」と言う戦略の基本要素が備わっていない。
②「顧客、競合、自社」と言う戦略立案にあたって考慮しなければならない3要素をバランスよくとらえていない。
③多くのこと、色々な事を網羅しているが、複雑すぎて要はどんな戦略なのか判然としない。
④課題もそれらへの対応も、全てあれもこれもであり的が絞れていない。
⑤隣の会社に持って行っても通用する、10年前にも10年後にも当てはまる・・・独自性、具体性に欠けている。
反面シンプルな戦略とは
①目的や達成したい目標が明確かつ具体的の上、戦略として基本的な方向性が絞り込まれており潔い
②なぜ、その戦略が有効であるか明確であり、説得力がある。
③戦略全体を一言で言え、分かりやすく、伝えやすく、覚えやすい
④先着の3大要素(顧客にとってうれしいか→顧客価値、それは他の会社とは違うのか→差別化、自社は儲かるのか→収益性)を満たしている(顧客に喜ばれ、競争に勝て、儲かる)
⑤ぶれない継続性や組織の一体感とエキサイトメントを生み出し、現状打破、難題解決を促進する。
優れた戦略を生み出す為にクリアしなければならない3つのチェックリストの項目(顧客にとってうれしいか→顧客価値、それは他の会社とは違うのか→差別化、自社は儲かるのか→収益性)について
「Yesと言う答えと一緒に、Whyが必要で、それぞれに3つくらい理由を挙げられることが望ましいと言っている。
逆に、これに応えられない場合は、その項目について検討する必要があると言う証拠でもある。
シンプルな戦略は、閃絡を作ること自体やその過程が単純と言う訳ではない。
決してシンプル=簡単な戦略ではないと言う事が分かった。 -
Posted by ブクログ
優れた戦略は本来シンプルなものである。戦略は考え抜き、大胆な判断を下すことで、シンプルになるまで作り込み、磨き上げるものなのだ。
顧客に十分な価値を提供できるのか、他社との差別化が十分になされているか、自社は儲けられるのかという3Cの視点が大事。顧客第一は普遍的に正しいが、その時代のその企業ならではのものではないので戦略とは言えない。
海外展開を加速とか、財務の圧縮等はどうだろう。やはり、3つの視点が勘案されていない気がする。しっかりと、説得力のある戦略を紡ぎだすには、最終的に研ぎすまされるシンプルなメッセージになるというのが難しいところ。 -
Posted by ブクログ
戦略が簡単につくれるという話ではない。当然ながら。
突き詰めて考えられた戦略は結果としてシンプルであるという話。
本書を読む限り、戦略をつくる作法は、システマティックにやれる部分とアーティスティックにやる部分があることが分かる。
システマティックにやる部分に関しては、非常に分かりやすく書いてあると思ったし、M社がこういうことを標準化してやっているのだとしたら、中々凄いなと思った。
アーティスティックな部分に関しては、ヒントはあるものの、やはり試行錯誤するしかないのかなという感じがした。
要は、とある事象から何をイシューとして抽出するかや、イシューに対する打ち手を出す(イシューの単なる裏返しではない)ところというのは、こう大局的な視点に立って、グワッとまとめ上げることが必要で(そうじゃないと各イシューの裏返しの羅列になるので、)そこはちょっとジャンプが必要だなと。
ただ、システマティックな部分だけでも本書に倣うことで、かなりスピードや精度は上がるのではないかと思った。