山梨広一のレビュー一覧
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『シンプルな戦略』マッキンゼー
1.シンプルな戦略。3つの要素とは?
①勝てる
②儲かる
③顧客が喜ぶ
2.1のメリット
シンプル、ひとことでいえれば社内から支持されやすく、実行しやすいこと。
3.策定方法のポイント
帰納法アプローチの場合は、最新のFACTでやること。
演繹法アプローチの場合は、自社が5、10年後なりたい姿から逆算する。
そして、仕上げは絞りこみ。
これは、論点思考と同じく、実行できる、かつ利益が実現しやすい方法を選択するである。
4.最後に
大切かつ漏れているのは、過去の戦略の実行、未実行、結果の原因のなぜの洗い出し。
やりっぱなしは、もったいない。
原因を蓄積する -
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(再読)
やっぱり名著!
・シンプルに次の質問に答える
– 顧客にとって嬉しいことかどうか(顧客価値)?
– それは他社は違うのか(差別化)?
– 自社は儲かるのか(収益性)?
・そして、それぞれ3つ(くらい)の理由がある
・環境変化に合わせて消費者や競合はどう変わるのかを考える?
・”努めて”境界条件(前提条件)を外す
– 「前提を外すと?」
・分析は洞察を導くためのもの
・コインの裏返しではなく、A、B、Cという課題を組み合わせて、ひねって、貫いて解決
– 「その下に隠れている本当の課題は何か?」
・ユニークな洞察こそがユニークな戦略を生む
– 洞察を人前で言う -
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必ずできる。
著:山梨 広一
「問題は山積み」「状況は厳しい」ではなく「だから、どうするのか?」ということが大切である。その問いへの著者の答えは、「必ずできる」という前提で考えることである。
本書は、「必ずできる」という前提で考えることを起点とする思考法について以下の6章により説明されている。
①必ずできると考える
②高いゴールにチャレンジする:ストレッチ思考
③可能性を面白がる:メイクイット思考
④好奇心で掘り下げる:インサイト思考
⑤あらゆる角度から考える:デッサン思考
⑥必ずできるという心と体の使い方
色々な困難なことに遭遇するのは立場が変わる前から同じである。しかし、向き合う時の -
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マッキンゼーで25年にわたって膨大な仕事をしてわかった いい努力2016/7/23 著:山梨 広一
「努力をすることはいいことだ」と思われている。
もちろん、努力をしないよりはしたほうがいい。仕事でも学びでもトレーニングでも、一定の努力は必要不可欠である。それでも「努力をすればいい」と思った瞬間、大事な点を見失ってしまう。問題は、労力やかけた時間ではなく、努力の質である。
そもそも何が「いい努力」で、何が「そうでない努力」、すなわち「悪い努力」なのか、それを徹底的に洗い出すこと、そしてどうすれば努力の質を上げられるか、とうのが本書のテーマである。
構成は以下の5章から成る。
①努力の質を -
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プロヴォカティブ(直訳:攻撃的・扇情的・挑発的)に考えましょう、という内容。著者の意図としてはプロヴォカティブ=「できるという可能性を信じる」「多面的視点」「 柔軟な思考」ができる「『おもしろがる君』になろう」と説いているように感じた。モデルケースや演習問題付き
本書に出てくる『思いつき君』『堅実君』『ヒトマネ君』にはそれぞれいい所があり、実際にいたらとても助かるが、それらの「いいとこ取りしよう」という要領に感じた。
実際の職場では、資源は限られており様々な制約はあるが、マーケティング・データ活用・多様性からなるそれぞれの強みを活かした適正な組織運営が必要。何故か自己流にこだわる人っていま -
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目的思考とは、目的を意識し、認識し、重視し、よく考え、行動し、その目的にこだわり続ける思考法と定義している。
つまり、目的とは自分が決めた目標。
そしてよく混同してしまう言葉に目標があるが、目標とは、目的を具体化し水準を明らかにしたものと定義され、目的は日々の業務を遂行するにはわかりずらいため、数値化などを設定したのものとしており、目的と目標は切り離せない関係だと説明している
目的を建てた後の6つのステップ
1.目的を書いて共有
2.意味のある数値を決める
3.境界条件を広げる
4.解決先の前に重要な課題を抽出する
5.解決先を立案する
6.具体的な計画を立てて実行する -
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「いい努力」とは7つのポイントに整理される
①「成果」につながるもの
②「目的」が明確なもの
③「時間軸」を的確に意識しているもの
④「生産性」が高いもの
⑤「充実感」を伴うもの
⑥「成功パターン」が得られるもの
⑦「成長」を伴うもの
4、仕事がはみだしても時間を切る
5、「残業=機会損失」と考える
7、「高い目標」を設定する
9、「レバレッジ」で組織の壁を越える
11、「煩雑な手続き」の壁を乗り越える
12、「評価」の壁を知り変えていく
13、「アンダーコントロール」を増やす
15、「アウトカム志向」を持つ
16、「人に頼むことも責任」と考える
17、まずは「手ぶら」で話をする
19、つね -
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3原則 働き方を自分らしくデザインする
著:山梨 広一
それぞれの仕事を
原則1:無駄をなくす
原則2:徹底的にこだわり抜く
原則3:あえて「遊ぶ」
の3つの原則を自由に組み合わせて、自分らしい働き方をデザインする。そうすることで初めて、真の意味での「クオリティ・オブ・ライフ&ワーク」が手に入る。
本書は、これからの時代に必要な「しごと」の再定義を提唱し、ワーク・ライフ・クオリティを高めるために求められる「3つの働き方」を具体的に記している。構成は以下の4章から成っている。
①「仕事」を再定義することから、すべてははじまる
②「仕事」から「しごと」への意識転換
③「前例踏襲」「手続き主義」