小澤竹俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本を読んで、3つのことを考えさせられたり気づいた。
一つは、自分が最期どのように死にたいか。家族に囲まれてがいい。自分の家がいい。認知症で周りの人がわからないままは嫌だ。話せない、食べられないは嫌だから延命治療はしたくない。
二つ目は、今まで後悔したことを振り返ってみて気づいた。ボクは後悔がない。その時その時で一生懸命にベストを尽くして取り組んでいたからだと思う。真面目だからだと思う。他人に真面目と言われるのは嫌だった。でも、後悔する確率が低くなるとい意味では良いのかもしれない。それに気づかせてくれた。
三つ目は、心穏やかに生きたいということ。それには「謙虚さ」が必要。正直 -
Posted by ブクログ
聞く、と聴くの違い。前者は私は、が主語、後者はあなたはと相手が主語になる。
悲しい気持ちの人に、大丈夫というより、そうなんですね、(あなたは)そういうふうに悲しく思っているのですね、という気持ちで聴き、伝える。
P109
皆さんは目に見えない伴走者に気づいていますか。皆さんのことを気遣いそばで応援してくれている誰かが必ずいます。その誰かは、先に逝っているご家族のや友人かもしれません。皆さんが気づかない大切な誰かが、今もそばで伴走していることに気づけばたとえ絶望としか思えない現実であったとしても歩き続けることができるでしょう。
誰かの支えになろうとする人こそ、一番、支えを必要としています。