小澤竹俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「あと1年で人生が終わりますよ」
そう言われたら…?
「えー、仕事の引き継ぎどーしよう」
「娘の大学進学も卒業も就職も結婚もお祝いしてやれないのか」
「まだ学費を用意しきってないのにあと1年じゃ全額は間に合わないな」
「やりたいことをやりきりたいけど、それでストレスがなくなって寿命が延びたらと思うと怖くて散財はできないな」
「長女がアップルパイは絶対作れるようになりたいって言ってたから教えてから死ななきゃ」
「義母より先に死ぬことになるかなぁ」
「主人の部屋の整理しておかなきゃ」
そんなことしか思い浮かばなかった。
…全部、自分以外のこと、しかも「やりたいこと」じゃなくて「やらなきゃ」ばっ -
Posted by ブクログ
「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」と自らに問いかけ、本気で考えてみました。
すると涙が溢れ、これまで私がずっと野望のように抱いてきたものは一切思い浮かばず、代わりに頭に浮かんだのは2つありました。
一つは、大切な人や思い入れのある場所を一目見たいということ。
そしてもう一つが、自分に正直になって、自分の本当にやりたいことを選択するということです。
これこそが私が本当に大事にしていることなのだと気づくことができ、非常に貴重な体験になったと思います。
私は自分の気持ちに気づくことが苦手なのですが、少しでも心が傾いている方向を選択し続けて、よりよい日々を歩んでいけるようになりたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ直近会社内で身近な方が突然逝去され、自分の人生についても考える機会が増えている中で、書店で見つけ、書名に惹かれ購入。
中身に関しては、余白が多く読みやすい本だった。
但し内容はあまり深くなくて、よく言えばサラッと読めるが悪く言えば内容が薄い。
基本的に段落ごとに下記記載のような似たような内容の繰り返しで、読み進める事でマンネリ化した。
『人生にはこんな障害がある・こんな後悔がある→著者の医師の実体験で、過去にこんな患者がいたけど、死が近づき考えが変わっていった→なので読者の皆さんも人生残り1年だと考え、物事の捉え方を変えていくと良いですよ』
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Posted by ブクログ
まぁ、よくある話かなと。
もし、あと一年で人生が終わるとしたら?と考えてみると、生き方が変わる。確かにそうかもしれない。
終わりを考えた時に、色んな考え方がある。本書の中の気持ちは、どれか一つは当てはまるものがあるのでは無いだろうか。
僕としては、あと一年で終わるとしたらそれはそれでいいかなと思ってしまう側の人間だ。
やりたい事も無いし、後悔はあるけど、何だかもうどうでもいいかなと。
でもどこかに、楽しく生きたいって気持ちがあって、それを諦めているのだろうなと。
変に達観してしまっている。
たまにこうした本を読んで人生について考えるのも良い事。いつも、鬱々と考え込んでしまうけれど、
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