小澤竹俊のレビュー一覧
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さっと読むことができる本ですが,時々,読みながらぐっときました。
この本を読む前から,色々な人の人生を見たり聞いたりして,家族がいてもいなくても,人は死ぬときは原則一人なのではないかと考えていました。
その考えは変わりませんが,死ぬときは,周囲の人に感謝しながらそのときを迎えられるよう,家族や友人は大切にしたいという思いに駆られました。
あのときこうしていたら,とか,結局できないままだったなとか,人生は思い通りになることばかりではありません。
そうだとしても,全ては自分の心のありよう次第,死ぬとき,どれだけ心穏やかに,自分の人生に感謝しながら,死を迎えることができるか,これからの人生はそのことを意識しながら,過ごしていきたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
自分には価値があるのかとか否定してせず、自分を支えてくれる存在に気づき、ありのままの自分を受け入れ肯定し、自分らしく穏やかで幸せな人生を過ごす事を教えくれました。
自分自身を肯定するために必要な4つのことは
1.弱い自分を認め、自分を支えてくれる存在に気づくこと
2.自分を分かってくれる存在に気づくこと
3.変えられるものと変えられないものを見極め、変えられないものを無理に変えようとしないこと
4.変えられるものを変えようと、一日一日を頑張って生きること
自分の支えに気づき、自分を肯定し、受け入れることができたら、
まわりの他者も肯定し、受け入れ、他者の支えとして話を聞いたり苦しみを和らげていく事が大切だと思いました。
死は有限から無限に変わることとあり、
死んでこの世を去ってしまっても、その人の言葉や想いなど誰かが受け取ってくれ無限に残っていくのだと思いました。
だから残りの人生一日一日を大切に過ごしていきたいです。 -
Posted by ブクログ
2026年の一冊目。
新年を迎えたので、読むのに丁度よかったと思います。
25年間人生の最終段階の医療に携わり、3500人を超える患者さんをお見送りした著者。
その著者が、患者さんをお見送りする中で、学んだことが書かれています。
人にはいつか必ず死が訪れます。
死ぬときに、悔いが少しでも少なくなるように。良い人生だったと思えるように。
そう思い読みました。
著者が考える人生の最後に「後悔がない人生だった」と思えるために必要な条件は
1、自分で自分を否定しないこと
2、いくつになっても新しい一歩を踏み出すこと
3、家族や大切な人に、心からの愛情を示すこと
4、今日一日を大切に過ごすこと
だそうです。
どれも今日今からできることです。
しかし、簡単なことほど蔑ろにしたり、継続するのが難しいですね。
その他にも数々の良い学びがありました。
新年一冊目から、良い読書体験ができました。 -
Posted by ブクログ
「あと1年で人生が終わりますよ」
そう言われたら…?
「えー、仕事の引き継ぎどーしよう」
「娘の大学進学も卒業も就職も結婚もお祝いしてやれないのか」
「まだ学費を用意しきってないのにあと1年じゃ全額は間に合わないな」
「やりたいことをやりきりたいけど、それでストレスがなくなって寿命が延びたらと思うと怖くて散財はできないな」
「長女がアップルパイは絶対作れるようになりたいって言ってたから教えてから死ななきゃ」
「義母より先に死ぬことになるかなぁ」
「主人の部屋の整理しておかなきゃ」
そんなことしか思い浮かばなかった。
…全部、自分以外のこと、しかも「やりたいこと」じゃなくて「やらなきゃ」ばっかだ。
・自分の人生には意味があったか?
・どうしてもやりたいことはあるか?
・後悔していることはあるか?
・これからの人生で大事にしたいこと
・ひとりで頑張りすぎてないか?
・自分らしさは見つかったか?
この本の問いかけは「自分」が主軸。
生きるのも自分、死ぬのも自分。
人のために生きることが本気の生きがいならそれでもいいけど、残念ながら私はそうじゃない。
母だから娘だから長女だから○○さんちの誰ちゃんだから人妻だから○歳だから女だからやったことないから知らないから普通じゃないから恥ずかしいから失敗したくないからバカにされたくないからお金や時間がないから仕事があるから大人だからと蓋をしていた気持ちが相当あるのよ。
1年後じゃないにしてもそこそこ先が見えて来た私の人生。やらなきゃいけないことじゃなく、したいこと、残したいもの、自分を幸せにすることって何だろうと考える時期なのかもしれないな。