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二八〇〇人を看取ってきた
ホスピス医が教える、
人生にとって大切なこととは――。
「もし、今日が人生最後の日だとしたら。
あなたはどう生きたいですか?」
最後の瞬間まで、仕事に全力を注ぎますか?
それとも、愛する家族とともに過ごしますか?
後悔のない人生を過ごしてきたと胸を張れる人は、多くいません。
どんな人生を過ごしてきても、死の絶望を目の前にすると、
人は恐れ、悲しみ、後悔をします。
「人はどう生きればいいのか」
「どういう死が満足できるものなのか」
2800人の看取りを通して、学んだ「後悔のない最後を迎える」ための生き方を教えます。
今を生きる上での悩みや苦しむ
あなたの支えとなる一冊です。
【本書の構成】
第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
○「最後の日」を正しく迎えるために、一日一日をきちんと終えていく
○残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる
第二章 人生最後の日に何をするか
○最後の一日は、「人生に納得する」ためにある
○あなたは一番大切なものを人にゆだねられるか
○老いて、病いを得ることで、人生は成熟していく
○誰かに看取られて、この世を去れるなら、それ以上の幸せはない
○大切な人へ手紙を書くと死が怖くなくなる
第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
○苦しみは決して「悪」ではない
○最後の日が近づくとあなたに「支え」が現れる
○相手を一〇〇%理解する必要はない
第四章 二八〇〇人を看取ってわかったこと
○使命感を持って進むとき、道はひらける
○人は後悔せずには生きられない
○肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれる
Posted by ブクログ 2022年05月28日
数々の患者を看取ったホスピスのお医者様が書かれた本。人を看取る経験からくる言葉に重みがあり、自分の人生最期のときは誰かを照らしてこの世を去りたいと思えた。
以下、印象的な二文。
・自分はいったい、何に縛られているのか。本当は自分自身で「やらない」ことを選択しているのではないか。
・苦しみをいかに解...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月10日
人生最後の日は、『自分の人生に納得する』ためにある と言う言葉が印象的だった。
つまり、幸せな人生だったか に肯定できることだ。
支えてくれた存在に気付け感謝できるか、果たした役割を伝えられたか、生き方を肯定し後世に生きる人の礎となることを喜べるか、 このあたりが大切と筆者は述べている。
■一言...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月24日
4年前に父親が亡くなるその瞬間に立ち会えた。その後、考えたくはないが母親や夫とのお別れや、もしかしたら自分が先にこの世から居なくなることも…と思った。
「死が目前に迫り 意識がなくとも周りの声は届いている」私は、まさにこの通りの体験をした。父親は私の呼びかけに声はなくても反応はあった。ひたすら感謝...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年05月30日
著者はホスピス医として、ホスピス病棟勤務や在宅クリニックの開業を通じ、人生の最終段階を迎えた患者への医療に携わりつづけています。
2800人以上の患者を看取ってきた体験から感じた人生観と、「できるだけ穏やかな気持ちで日々を過ごし、最期を迎えてほしい」という思いが本作の中では語られています。
余...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月23日
数千人を看取ってきた在宅クリニックのお医者様の著書。
よりよい人生を送るために、穏やかな気持ちで最期の時をすごせるように、どんな風に考え、どんな姿勢で臨めばよいのかを、幾多の経験から提案してくれる本。
死生観は人それぞれだから、決して自分の考え方がベストとは言わず、どちらかなら、こちらの方が逝く人も...続きを読む
終末医療の最前線で向かい続けてきた
著者の竹澤先生だからこそ出てくる言葉の数々に
胸を打つ一冊です。
自分の時間を精一杯に生きていこうと改めて思いました。
Posted by ブクログ 2021年11月10日
「ライオンのおやつ」を読み、ホスピスに興味を持ち読んでみた。
自分が死ぬと病気になる前からリアルに考えている人はどれくらいいるのだろうか。
また、やりたいことや目標を全てやり遂げて死ぬ人はどれくらいいるのだろうか。
6年ほど前か、末期がんが見つかりホスピスで残りの人生を過ごし亡くなった友人がいる...続きを読む
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