小澤竹俊のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
人生最後の日は、『自分の人生に納得する』ためにある と言う言葉が印象的だった。
つまり、幸せな人生だったか に肯定できることだ。
支えてくれた存在に気付け感謝できるか、果たした役割を伝えられたか、生き方を肯定し後世に生きる人の礎となることを喜べるか、 このあたりが大切と筆者は述べている。
■一言でまとめると
人生最後の日(死)を思い浮かべ、大切なもの・支えに気づき日常に感謝し、使命感を持って日々生きることで幸せになれるのではないか
■なぜこの本を読んだか
まだ死に直面していが故に気づいてからでは遅いことに後悔したくなかったから
■何を学んだか
日常がいかに恵まれているか、常に感謝の気持 -
Posted by ブクログ
目の前で苦しんでいる人の気持ちを、考えたり、想像することはできても、完全に理解することはできない。
一人一人価値観や考え方がちがうのだから、それは仕方のないことだ。
苦しんでいる人が本当にわかってほしいのは、気持ちや原因ではない。
苦しいんだねってわかってくれる人がほしいのだ。
では、どうしたら相手に”わかってくれる人”と思ってもらえるのか。
その方法を中学生でもわかる表現で伝えている素晴らしい一冊でした。
この本を中心において、家族や身近な人たちと一緒に考えていくのもいいと思います。
読んでいて、自分自信が支えられている存在だと感じ、癒されたし、また誰かを支えたいと思いました。
たくさ -
Posted by ブクログ
著者はホスピス医として、ホスピス病棟勤務や在宅クリニックの開業を通じ、人生の最終段階を迎えた患者への医療に携わりつづけています。
2800人以上の患者を看取ってきた体験から感じた人生観と、「できるだけ穏やかな気持ちで日々を過ごし、最期を迎えてほしい」という思いが本作の中では語られています。
余命が長くないと知らされた患者やその家族のショックは計り知れないものがあります。
あるいは病気で体が不自由になり、食事やトイレもできなくなった患者から「人に迷惑をかけるくらいなら、早く死んでしましたい」と言われたことが何度もあるそうです。
どうにかして患者の苦しみを和らげたい、と著者はいろいろな分 -
Posted by ブクログ
メメントモリ、死を意識することの重要性を感じました。死自体は怖くて、考えたくないものではありますが、死について考えることによって、自分の人生と真正面から向き合えると思います。
【印象に残った部分など】
・決める時は、一人で決めない、一回で決めない、専門家の言いなりにならない
・「孤独は、優れた精神の持ち主の運命である。人間は孤独である限り、彼自身でありうる。」ショーペンハウワー
・「人生とは、美しい刺繍を裏から見ているようなものだ。
その模様が何を意味しているか、そのままでは分からないが、それを表から見られるようになったとき、その意味と美しさが分かる。」テイヤール・ド・シャルダン(カトリック司 -
Posted by ブクログ
自己肯定感が低いので、幸せも、人からわかってもらえた (結局錯覚)というのも、?だし。
ただ、ペットや趣味でも心の拠り所、自分のことをわかってくれる相手として考えて良いならば、映画や小説、絵画でも良いんだ、それって良いね、変に人間にだけ拠り所を募っても、錯覚でやっぱり自分にはそんな人が居ないんだなどと寂しいことを思わなくて良い。
結婚してない人や、子供がいない人は、家族すらいなかったりするんだから。
私はすぐに早く死にたいなと漠然と思ってしまう癖があるのだが、一回病気で死ぬかもしれない事があっても、未だ早く死にたいな、と思う時がある。大抵は自分の理想と現実がかけ離れた時なんだな、と本を読んで理 -
Posted by ブクログ
この著者の小澤先生は2013年に講演会を聞いたことがあり、その時深く感銘を受けたので、本も読んでみようと思った。臨終の場面に多く立ち合っているご経験が多いからか、一言一言重みがある気がする。
講演会を聞いた時から、メッセージは変わらなくて、苦しんでいる人を支える人も支えが必要だと言うこと。
goog enogh(それでよい)はお守りになりそうな言葉だと思った。
・自分自身を肯定するために必要な4つのこと
①弱い自分を認め、自分を支えてくれる存在に気づくこと。
②自分をわかってくれる存在に気づくこと。
③変えられるものと変えられないものを見極めて変えられないものを無理に変えようとしない -
Posted by ブクログ
もしあと1年で死ぬなら、と想定することは今の生を充実させるのに非常に効果的だと思う。とは言っても、実感を伴って想像してみるのは難しい。著者はホスピス医なので、目の前で死と向き合ってきた何人もの人たちを見てきている。ここで取り上げられていることは、自分にとってあと1年で死ぬならの想像により現実味を加えてくれた。
人は存在するだけで価値を持っている。やらずに後悔よりやって後悔。悩みや苦しみは一人で抱えない。人の自然な死は静かで穏やか。あと何回大切な人と会えるか。孤独でもこの世界に生きている喜びや価値は感じられる。地位、名誉、富など自分だけの幸せには限界がある、他者の幸福を望む。努力が結果で報われな