小澤竹俊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自己肯定感が低いので、幸せも、人からわかってもらえた (結局錯覚)というのも、?だし。
ただ、ペットや趣味でも心の拠り所、自分のことをわかってくれる相手として考えて良いならば、映画や小説、絵画でも良いんだ、それって良いね、変に人間にだけ拠り所を募っても、錯覚でやっぱり自分にはそんな人が居ないんだなどと寂しいことを思わなくて良い。
結婚してない人や、子供がいない人は、家族すらいなかったりするんだから。
私はすぐに早く死にたいなと漠然と思ってしまう癖があるのだが、一回病気で死ぬかもしれない事があっても、未だ早く死にたいな、と思う時がある。大抵は自分の理想と現実がかけ離れた時なんだな、と本を読んで理解できた。ここで、この本を読んでおお!と思ったのが、「自分で回避できない問題は自分を責めなくて良い」という所だ。
現実で、自分にはどうにも出来ない問題が出てきたら、あ、それ、悩んでもどうにもならないので、脇に置いておいて良し!! (現実を埋めようと頑張ってみたり悩んだりしてしまうので、それは頑張る方向が違う。あえて悩まないことに努力するという方向に力を注ぐ!)という事を自分のこれからのモットーにしようと思う。 -
Posted by ブクログ
この著者の小澤先生は2013年に講演会を聞いたことがあり、その時深く感銘を受けたので、本も読んでみようと思った。臨終の場面に多く立ち合っているご経験が多いからか、一言一言重みがある気がする。
講演会を聞いた時から、メッセージは変わらなくて、苦しんでいる人を支える人も支えが必要だと言うこと。
goog enogh(それでよい)はお守りになりそうな言葉だと思った。
・自分自身を肯定するために必要な4つのこと
①弱い自分を認め、自分を支えてくれる存在に気づくこと。
②自分をわかってくれる存在に気づくこと。
③変えられるものと変えられないものを見極めて変えられないものを無理に変えようとしないこと。
④変えられるものを変えようと、1日1日を頑張って生きること。
・存在しているだけで、十分に価値があり、生きてる意味がある
・人は、弱い自分を受け入れたときに、初めて他者の弱さを受け入れられる
・感じたことをそのまま受け止める(自分も相手も)
・自分のせいだと思い込むのは自分を納得させるため
・自分を否定する気持ちは、希望と現実の開きから生まれる
・過去の苦しみを乗り越えた経験を思い出す
→何か支えになる経験があったのでは?
・孤独が幸せだと言う人に無理に誰かわかってくれる人を探そうと言うつもりはない。
しかし人生最後の時まで孤独が良いと思える人はそれほど多くないのでは。
今孤独で幸せだと感じている人は10年後、20年後も今のままで幸せを感じられるかどうか?を想像してみて。
その時1人だと孤独だと感じるのならば、どうすれば孤独の辛さを感じずに済むか?を考えてみると良い。
★自分の優先順を尊重してくれる人が自分の気持ちをわかってくれると思える
★希望と現実の開きがあるから、苦しみや自分を否定する気持ちが強くなる
・自分が解決できる苦しみと解決できない苦しみを見極め賢い目を持とう
・幸せの基準を変える
地位、名誉、お金、才能がもたらす幸せ、他者との比較で感じる幸せ、世間で幸せだと考えられているものを幸せと捉えている基準を変えると希望の抱き方も変わる
・「いい加減」「適当」は「肩の力が抜けた状態」を表す言葉
★「自分が弱いせいで問題が解決できない」「思い通りに生きられない」と思ったら、弱い自分にどんな選択肢が用意されているのか考えてみよう
・「今、時間やエネルギーを割いている人たちが、本当にあなたにとって大事な人たちなのか」
「その人間関係があなたにとって幸せなものなのか」
「お互いに肯定し合える人間関係なのか」
理想的な人間関係は
I'm ok,you are ok.
他人は変えられないが、
あなた自身とあなたと相手の距離、関係性は変えられる
定期的に人間関係のチェックを
・体の声を聞く
・小澤先生が聞かれること
「あなたは今までに、なぜこのような大変な病気と闘ってこられたのですか?」
「病気を抱えながら生きる際に、あなたを支えてきたものはなんですか?」
「この先、何があれば安心ですか?」
・あなたに支えがいなかったとしても、あなたは誰かの支えになれる
・同じ悩みをもち、苦しくてをわかってくれる人がそばにいる、と感じられることのほうが気持ちを楽にしてくれる -
Posted by ブクログ
もしあと1年で死ぬなら、と想定することは今の生を充実させるのに非常に効果的だと思う。とは言っても、実感を伴って想像してみるのは難しい。著者はホスピス医なので、目の前で死と向き合ってきた何人もの人たちを見てきている。ここで取り上げられていることは、自分にとってあと1年で死ぬならの想像により現実味を加えてくれた。
人は存在するだけで価値を持っている。やらずに後悔よりやって後悔。悩みや苦しみは一人で抱えない。人の自然な死は静かで穏やか。あと何回大切な人と会えるか。孤独でもこの世界に生きている喜びや価値は感じられる。地位、名誉、富など自分だけの幸せには限界がある、他者の幸福を望む。努力が結果で報われなくても努力した事実は残る。死を前に人生を振り返るとその素晴らしさに気づく。未来に思いをはせることも大事。人生とは美しい刺繍を裏から見ているようなもの。しなければならないことにしなくてもいいことが混ざっていないか。どんな環境でも選択できるのであり、その喜びはかけがえのないもの。自分の内側の声なき声に耳を傾ける。 -
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ホスピスで働く著者の作品。
自分を否定しないためには、支えてもらっている周りの人の存在に気づくことが大切である。
と書かれていたが、そこはしっくりこなかった。
私は実際に支えてもらっている周りの人の存在に気づいているが否定してしまうので…。
しかし、なぜ否定してしまうか、というところで、過去のうまくいっていた自分と今のうまくいっていない自分とのギャップに苦しめられているから。
という部分には納得させられた。
なんでもできた過去の自分と比較してしまっていることに気がついて、それだけでもこの本を読んでよかったなと思った。
そして、できない弱い自分を受け入れることが大切で、努力しても変えることのできないことはあるし、変えられることだけ変えようとすればよい、ということもわかった。 -
Posted by ブクログ
数千人を看取ってきた在宅クリニックのお医者様の著書。
よりよい人生を送るために、穏やかな気持ちで最期の時をすごせるように、どんな風に考え、どんな姿勢で臨めばよいのかを、幾多の経験から提案してくれる本。
死生観は人それぞれだから、決して自分の考え方がベストとは言わず、どちらかなら、こちらの方が逝く人も、残される人も穏やかな気持ちでいられるようだ、と決めつけない優しさが快い。
コロナ対応禍の中で、ミクロの視点ではなく、老人も子どもも含め、今も未来も考慮して、今日を、明日を、この先をどう生きるのか、どんな生だったと言いたいのか、そのために何をするのか考えた方がいいと強く思う。
最後の方で紹介されていた新約聖書の言葉に、とても励まされた。
求めよ、探せよ、叩けよ、されば。
一歩進んで、道を拓こう。 -
Posted by ブクログ
もしあと1年で人生が終わるとしたら?という本が結構SNSの広告で紛れ込んでくるようになり、この筆者の事が気になって、ちょうど中古でこちらの本がお安く手に入ったので読んでみた。
なにか目新しい内容があったかというとそうでもないし、多分、質問内容からすると、私が買おうとしていた本も似たようなコンセプトなのかと思う。
読むだけじゃなくて、書いてみようっていうところがいいと思う。読み流すだけじゃなくて書いてみることで、なにか思いつくこともあるし、格好つけて書こうとしてるな・・・っていう事実に気付いたりもする。
自分の本心を文字にすることで結構リアルというか、生々しく響いたりもする。
ヒトは小さな選択の連続で生きているが、その選択の仕方にも自分なりの癖というか知らず知らずのうちに自分の価値観によってその選択がなされていることにも気づかされる。
今日何の服を着よう、何を食べよう、コーヒーは飲み過ぎだから今日はやめておこう、ここに寄ってから帰るつもりだったけど疲れたから家に帰ろう、誰かにLINEを送ろう・・・これだって自分の選択。この積み重ねで良くも悪くも自分という人間はできている。後悔だってあるけれども、その時点では最良と思える選択をした結果・・・そう考えると今の自分に少しだけ自信が持てる。
買った時は自分の事のために買ったのだが、親の死期が急に迫ってきたタイミングで読むことになったので、結果的にまた違った気持ちや想いを抱きながら読むことになった。
よく、人生最後の日だと思って生きろとか、あと自分に決まった時間(1か月、半年、1年、3年)しかないとしたら、何をするか?余計なことをしている暇はないっていう言葉は聞くし、なるほどねーと思う。
でも、今回、実際言葉にしてみることで、自分が何を大事にしてきたか、今からこう生きていけば死ぬときに後悔しないかなっていうことがうっすら分かった気がした。
とても薄い本でさっと読めるし、筆者の方の温かさがあふれており、温かい気持ちになれるし人への感謝の気持ちが大きくなる本でもあると思う。 -
購入済み
名作
終末医療の最前線で向かい続けてきた
著者の竹澤先生だからこそ出てくる言葉の数々に
胸を打つ一冊です。
自分の時間を精一杯に生きていこうと改めて思いました。
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「ライオンのおやつ」を読み、ホスピスに興味を持ち読んでみた。
自分が死ぬと病気になる前からリアルに考えている人はどれくらいいるのだろうか。
また、やりたいことや目標を全てやり遂げて死ぬ人はどれくらいいるのだろうか。
6年ほど前か、末期がんが見つかりホスピスで残りの人生を過ごし亡くなった友人がいる。その友人は抗がん剤治療を選択しなかった。
「もし自分が同じ立場であるならば抗がん剤治療をするか?」
その時、私は自分自身に問いかけたが、まだ娘が小学生であり意地でも生きねばと思っている頃で迷いなく抗がん剤治療をすると思ったものだ。
時が立ち娘も大きくなった。今ならば残りの人生を苦しまず笑顔で生きるという選択もありだと考える。
そうか。それはイコール今のこの時間を大切に生きようということなのだろう。
闘病するしないどちらを選択しようと、今を生きるという事実は変わらない。自分で選択し自分が満足するよう生きるのだ。生きるという権利は貴重なものなのだ。思考がぐるぐるしているうちにいつの間にかこの著者が伝えようとするメッセージと繋がった。
おもしろく生きよう。おもしろいことをやろう。