【感想・ネタバレ】2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノートのレビュー

あらすじ

二八〇〇人を看取ってきた
ホスピス医が教える、
人生にとって大切なこととは――。

「もし、今日が人生最後の日だとしたら。
あなたはどう生きたいですか?」
最後の瞬間まで、仕事に全力を注ぎますか?
それとも、愛する家族とともに過ごしますか?

後悔のない人生を過ごしてきたと胸を張れる人は、多くいません。
どんな人生を過ごしてきても、死の絶望を目の前にすると、
人は恐れ、悲しみ、後悔をします。

「人はどう生きればいいのか」
「どういう死が満足できるものなのか」
2800人の看取りを通して、学んだ
「後悔のない最後を迎える」ための生き方を教えます。

今を生きる上での悩みや苦しむ
あなたの支えとなる一冊です。

【本書の構成】

第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
○「最後の日」を正しく迎えるために、一日一日をきちんと終えていく
○残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる

第二章 人生最後の日に何をするか
○最後の一日は、「人生に納得する」ためにある
○あなたは一番大切なものを人にゆだねられるか
○老いて、病いを得ることで、人生は成熟していく
○誰かに看取られて、この世を去れるなら、それ以上の幸せはない
○大切な人へ手紙を書くと死が怖くなくなる

第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
○苦しみは決して「悪」ではない
○最後の日が近づくとあなたに「支え」が現れる
○相手を一〇〇%理解する必要はない

第四章 二八〇〇人を看取ってわかったこと
○使命感を持って進むとき、道はひらける
○人は後悔せずには生きられない
○肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれる

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

なんだろう…
あまりにも素晴らしい本で、ずっと泣きながら読んでいました。
ここ数年は、どんなに夢がかなっても、必ず「もっともっと」となることに虚しさを覚え、どうしたらこのやり残し感がなくなるのか、輪廻を卒業するにはどうしたらいいのかを前向きに考えてきた日々でした。
毎日を、健康で元気に過ごせているし、たくさんの大好きな人に囲まれて、非二元の幸せと感謝を感じられている日々、残りの人生をしっかり味わって過ごしたいと思い、いろんな本を読んで工夫してきました。
で、この本も本屋さんで見つけて、読まずにはいられなかったわけですが…。
この本では、大好きな人たちの顔や、今は亡き大切な人たち、最近仲良くなった人たちまで、いろんな人の顔が浮かんできて、じわじわとありがたさがしみてきました。絵を描く毎日の素晴らしさも、あらためて大切にしたいと思えました。ありがとうございます。

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2024年06月07日

Posted by ブクログ

もしあと1年で人生が終わるとしたら?という本が結構SNSの広告で紛れ込んでくるようになり、この筆者の事が気になって、ちょうど中古でこちらの本がお安く手に入ったので読んでみた。

なにか目新しい内容があったかというとそうでもないし、多分、質問内容からすると、私が買おうとしていた本も似たようなコンセプトなのかと思う。

読むだけじゃなくて、書いてみようっていうところがいいと思う。読み流すだけじゃなくて書いてみることで、なにか思いつくこともあるし、格好つけて書こうとしてるな・・・っていう事実に気付いたりもする。
自分の本心を文字にすることで結構リアルというか、生々しく響いたりもする。

ヒトは小さな選択の連続で生きているが、その選択の仕方にも自分なりの癖というか知らず知らずのうちに自分の価値観によってその選択がなされていることにも気づかされる。
今日何の服を着よう、何を食べよう、コーヒーは飲み過ぎだから今日はやめておこう、ここに寄ってから帰るつもりだったけど疲れたから家に帰ろう、誰かにLINEを送ろう・・・これだって自分の選択。この積み重ねで良くも悪くも自分という人間はできている。後悔だってあるけれども、その時点では最良と思える選択をした結果・・・そう考えると今の自分に少しだけ自信が持てる。

買った時は自分の事のために買ったのだが、親の死期が急に迫ってきたタイミングで読むことになったので、結果的にまた違った気持ちや想いを抱きながら読むことになった。

よく、人生最後の日だと思って生きろとか、あと自分に決まった時間(1か月、半年、1年、3年)しかないとしたら、何をするか?余計なことをしている暇はないっていう言葉は聞くし、なるほどねーと思う。
でも、今回、実際言葉にしてみることで、自分が何を大事にしてきたか、今からこう生きていけば死ぬときに後悔しないかなっていうことがうっすら分かった気がした。

とても薄い本でさっと読めるし、筆者の方の温かさがあふれており、温かい気持ちになれるし人への感謝の気持ちが大きくなる本でもあると思う。

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2022年01月03日

Posted by ブクログ

この本を読んで、3つのことを考えさせられたり気づいた。
一つは、自分が最期どのように死にたいか。家族に囲まれてがいい。自分の家がいい。認知症で周りの人がわからないままは嫌だ。話せない、食べられないは嫌だから延命治療はしたくない。
二つ目は、今まで後悔したことを振り返ってみて気づいた。ボクは後悔がない。その時その時で一生懸命にベストを尽くして取り組んでいたからだと思う。真面目だからだと思う。他人に真面目と言われるのは嫌だった。でも、後悔する確率が低くなるとい意味では良いのかもしれない。それに気づかせてくれた。
三つ目は、心穏やかに生きたいということ。それには「謙虚さ」が必要。正直さも感謝の心も「謙虚さ」があってこそ。大切な考え方だと気づかされた。
今後どのように生きていったら良いのか、自分なりに整理できた気がする。

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2022年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人生の終わりを想像すること。
そうすると本当に大切なものがみえる
自分には彼女と家族が見えたな。
それだけでも価値があると思った
肩書きなど全ては死な時意味がないから

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2022年09月28日

Posted by ブクログ

いつ重篤な病におかされるか、
天変地異が起きるか、
不運な事故にあうか、
死なないうちは生きてる。
生きてるうちは、生きてることを大切にしたい。
友人の病、死、高齢の親、自分の人生
いろいろ考える年になったなぁ。
人に必要とされること、誰かを必要とすること、生きること。

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2018年03月23日

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