福原美穂子のレビュー一覧

  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    2023.05.21
    デンマークのように日本人は単純にだと思っている国にも、当たり前だが資本主義である以上、格差があり、階層があるということ。
    デンマークには王室もあるのだし。

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    2023年05月21日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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    ネタバレ

    落ち着かず映画先に見たけれど、原作とかなり違っていたので、焦燥感が改善しないままでした。
    案の定、うなされて、何度も起きましたよ。はい。

    下巻始まったら、場面転換。
    そうよね、今までの流れからしたらそうなるわよね。
    で、私の不安は先に持ち越されるわけだ。

    イサベルとラーケル
    本当に綱渡りですよ。全く。
    そしてヨシュア・・・
    ヨシュアに、この計画は最初っから無謀だったよね・・・

    うまくいくのかと思わせておいて、やっぱり・・・
    救いは、その時点ではまだ生きている事。
    イサベルには運がある。

    でも、これで、お金を手に入れる事は困難となった犯人。子どもたちの運命は?

    そして、ミアの事も・・・

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    2023年03月10日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)

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    ネタバレ

    ここで下巻に続くんかい!
    あー、心臓に悪いとこで続いてる。
    この先の展開考えちゃうよね・・・
    悪い方向で・・・
    でも、今は続き読めないの。
    もう、夜遅いから。
    続きは明日・・・読めるかな・・・
    やだやだ、怖い怖い。

    しかしだな、新興宗教っていっぱいあるんですね。
    今、日本でも、なにやら色々問題視されてますけどね。
    信仰は自由なので、本人がよければそれでよいと思いますが、他人に強要するのは違ってると思います。

    今回の犯人は、親により歪んだ人格が形成されてしまった、ある意味犠牲者ではあるんですけれども、だからといって、こんなことをやっていい理由にはならない。
    いやー、真面目にイザベルさん、あな

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    2023年03月10日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    ネタバレ

    今回も陰惨な事件でございます。
    しょっぱなから誰かが必死で逃げているんですが、誰なのかわかんないんです。
    でも、これが事件に関わっている事はわかっているので、どういう風に絡んでくるんだろう?と 常に頭の片隅に不穏な感覚を覚えたまま読み進んで行く事になる訳だ。
    特捜部Qには、多くの未解決事件があるが、今回は、解決済みになっているはずのものを再捜査させようと誰かに誘い込まれる形で始まる。
    上からの圧力もかかり、中止に追いやられるが、それがカールに火をつけた。
    カールの性格、分かる分かるw 私もそういうとこあるわwww
    やるな!って言われるとやりたくなる。やれ!って言われるとやりたくないw
    カール達

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    2023年03月08日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    特捜部Qシリーズの第二弾、新たな個性的なメンバーも加わり、埋もれていた政財界の大物御曹司グループの凶悪犯罪事件に切り込んでいく。終わり方も見事。

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    2022年12月10日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    映画とここまで違うとは知らなかった。
    しかし、映画よりもはるかに悪質で複雑で
    大した読書経験になった。
    この話を映画は、なぜあんなに安直な恋愛で終わらせたのか疑問に思えるほどだ。
    キミーの抱えた本物の闇は誰にも救えなかった。
    北欧ミステリーの凄みを感じた

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    2022年09月04日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    特捜部Qを率いるカール警部補がどんどんまともに見えてくるアサドと新しい秘書ローセ
    はみ出し者の警部補のはずが二人のペースに巻き込まれていく様がすごく楽しい

    今回気になった(実は前作から)のはカールと襲撃事件により半身不随となったカールの元同僚ハーディのカウンセラーの心理学者モーナです
    彼女無能すぎません?
    彼女に絶賛片思い中のカール目線では彼女の魅力的な唇について語られることが多いので気付きにくいかもしれませんがカウンセラーとしては相当役立たずだと思うんですがこれってゆくゆくは何かの伏線になるんでしょうか?

    ラストは新しい展開も迎えて次作への期待も増し増し!

    それにしてもカールって人が良

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    2022年08月02日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)

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    コペンハーゲン警察が舞台のミステリー。古いボトルメールのメッセージから、事件が広がってゆく。犯人の残虐な行為は、読むに堪え難いものがあるが、特捜部Qのカールやアサド、ローゼの軽妙なやり取りに緩和されて、ついページを進めてしまう。読後感は良い。

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    2021年11月26日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    ローセ登場
    嫌々受け入れたけど、絶対必要だからね
    これでQの体制が整った

    本より先に映画見ていて・・・
    読んだ後再度見てしまった

    やっぱり本だわ!!!

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    2021年08月04日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    特捜部に新しいメンバーの女性が入り、コンビからトリオに変わったチームで国の大物達のはんざいに挑む。途中で妨害に合うもより闘志を燃やすカール。そしてかつて大物達の仲間だった女性。3つの視点で事件で物語が進む。
    事件は最後は後味悪く終わるが、それを受けてカールは
    ある決断する。最後は元嫁が全て持っていった

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    2021年07月09日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)

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    特捜部Qシリーズは、犯人の悪の書き方が同情できないレベルの悪で震えると共に、その悪を特捜部Qの力の他に運命の歯車が壮大に狂って裁きが下るのがとても好きです。
    そこに至るまでが辛い文章なんですけどね。
    今回の被害者になるまでの流れも辛かったけど、後半で結束して立ち向かうことにしたのはスカッとした。
    下巻で今回の被害者たちの行動に特捜部Qの捜査が加わって犯人のミスが増えて自滅に向かうのを楽しみにしてますよ。
    神なぞいない。だが、善悪のバランスは常に監視されているのではないかと思わせる流れ。

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    2021年04月13日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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    ネタバレ

    上巻は乗れず、何とか読み終えたが、下巻は1日で読み終えた。映画とはほぼ違うもの。

    モジュラー型とはいえ、偽装火事の話は無い方がすっきりすると思うのだが、そういうものなのだろうから、仕方がない。その意味で、別のキャラ設定(アサドやローサにあれほど謎を置く必要も疑問)をして、ストーリーをシンプルにした映画があることで、特捜部Qの世界が広がっている。

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    2020年12月31日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)

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    途中、火事やら何やら、誘拐とは別のものがあってだれたが、上巻の終盤からペースが上がって面白くなった。詰め込みすぎなのが難点でもあり、魅了でもあるのか。

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    2020年12月29日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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    下巻、解説にもあるが
    もう冒頭からノリに乗っているのである。

    特捜部Qのカールとアサドは地道に調査
    誘拐犯は犯行を着々と進める
    問題は誘拐された、子供の母親
    こちらが…大爆発している。
    上巻で読んだ印象は吹き飛び、子供のために闘う。

    そこから捜査チーム側につながり、犯人との攻防がカール達に引き継がれていく流れは怒涛でした…

    解説の「メッセージボトルという小道具は"偶然"が付き纏うため危険」という話も納得、この作品では主人公カールはボトルに対して距離を置いていたし、ボトルの要素をうまく使っていた。

    暗く重たいテーマ×少数チーム(イライラしてる主人公+謎の変人達)という

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    2020年12月20日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)

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    特捜部Qの三作目
    二作目がちょっと微妙だったので警戒しながら読み始める。

    海辺で見つかったメッセージボトル
    中には「助けて」と言う書き出しと、解読出来ないくらいに文字が削れた手紙が

    アサドやローセは、救助を求めているはず、と捜査を進めるがカールはなかなか乗り気にならない。

    冒頭でメッセージを送った側の青年の視点が描かれていたので「おや?これは一作目のパターン(監禁された女性の視点と捜査チーム側の視点)と似た展開か?」と考えてしまったが、メッセージが投げ込まれたのはかなり前の話で犯人は捕まらずに、いまだに犯行を続けている点が違う。

    今のところローセが勝手に休暇を取り、代役として派手目な姉

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    2020年12月18日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    あっと言う間に読み終わった。全編通してとにかく胸糞悪い案件。事件関係者が全員クズ。真相に近づくにつれて出てくるクソなエピソードの数々。ラストもとてもスッキリ、とは言い難いし、結局キーになってる登場人物もクズの極みなんだけど、何でこんなにも感情を揺さぶられるのか。ラストで主人公がある重大な決断をするんだけど、「どういうことかわかってるの?」という問いに「イヤ全然」て…。主要キャラの設定も常軌を逸してるし、そういうある種無茶苦茶なとこがツボ。

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    2019年11月26日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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    ネタバレ

    シリーズ三作目。長いが相変わらず飽きさせない、定番の主人公達に、今回はローセの姉、ユアサが登場。こういったところが作者の上手いところ。一貫して描かれる弱者と宗教をテーマにして、人間の弱さと弱さに漬け込む醜い欲望を描いている。北欧の作家に共通して感じるのは登場人物の生活を丁寧に描いているところ、日本の作家には少ない。この当たりが魅かれるところだと思う。

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    2019年10月12日
  • 特捜部Q―キジ殺し―

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    未解決事件を掘り起こし解決する正義の組織「特捜部Q」とは名ばかりな
    厄介者刑事を地下に閉じ込めるために即席で、上司の予算目当てで作られた。
    そして変人助手しかいない部署のメンバーが活躍する
    シリーズの二作目

    シリーズ全体の中でも、評価が低いらしい
    (平均点は高い)
    読んでみて、解説にもあったが、すぐに話の全体像がわかる。

    一作目は過去と現在が入り組み、徐々に絡み合っていく構造だったこと。
    社会的に地位のある人物たちが裏で結成した凶悪なグループと、それに復讐しようとする人物、そして主人公たちという構図が他の本でも出てくるパターンだったことでかなり困惑した。

    前作のように期待してた劇的な展開

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    2021年07月11日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    しかし、
    カール刑事と変人のアサドともう一人のアシスタントのローセの姉が、
    メッセージを読み解き、
    手紙の主を探し出し、
    続けられていた誘拐を止める。
    やはりちょっとロマンティックだったかも。

    アサドだけでも謎は多いのに、
    姉と名乗っていたユアサはローセと同一人物と、
    アシスタントは二人とも謎ばかり。
    カールの苦労は絶えないが、
    カウンセラーのモーナと親密になれてよかった。

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    2018年08月23日
  • 特捜部Q―Pからのメッセージ―(上)

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    ネタバレ

    特捜部Qシリーズ第三作。

    壜に詰められたメッセージが海を渡り、見知らぬ人に届く。
    ロマンティックというか、
    夢があるというか、
    奇跡的ともいうべき話。

    だが、それは誘拐された子供が必死に血でしたためたもので、
    見知らぬ人に渡った時には、
    もうその子は誘拐犯に殺されてしまっていた。
    彼の必死のメッセージも、必死な行動も役にたたなかった…。

    (下巻へ続く)

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    2018年08月23日