植村直己のレビュー一覧

  • 青春を山に賭けて

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    ## 感想

    山に登る技術がどうのではなく、行動力や意志の強さ、しぶとさなど、植村直己さんのバイタリティの凄まじさが印象に残る。

    私は山が好きで、よく山へ行く。

    山の空気が好きで、高い山をストイックに登りたいというよりは、その中に入り、歩き、時間を過ごしたいという思いが強い。

    植村さんのようなことはできないが、山へ行くことは、ある種冒険だと思っている。

    自分で考えたルートや道具を使って行動し、地図を埋めていく。

    ゲームのような冒険体験を、現実で、自分の体を使って行っている。

    植村さんはいつでも全力で、だからこそ、たくさんの人が協力したのだと思う。

    私も植村さんを見習い、自分で自分

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    2025年04月22日
  • 冒険(小学館文庫)

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    めちゃくちゃハマってる。
    植村直己の半生を振り返るような内容で、人生、一刻一刻が濃いからとても読み応えがある。
    叶うなら、稀代の冒険家に会ってみたかったなぁ。それは叶わなくとも直筆の本が読めるというのは有難いことだなぁ。

    感動する心

    自然を一つ一つ味わいながら、毎日を一刻を楽しく過ごせ。氷雪原も風や気温によって日日様子が変わる。その変化を観察し、楽しむところに文化があり、人生がある。

    2025.1.28

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    2025年01月29日
  • 極北に駆ける

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    本を読み始めるまで上村直己という方の存在を知りませんでした。この小説はグリーンランド、イヌイットで過ごした日々を日記を基に物語として記述されています。当時の北極圏での生活は食文化、俗文化ともに日本とはかなり違う文化で新鮮感の塊です。またそこに住む犬も日本の飼い犬とは違い、犬橇用の動物として想像以上にキツく調教されていることも知りカルチャーショックを受けましたが生きる為には仕方がない事だと思います。素敵な本でした。

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    2020年07月23日
  • 極北に駆ける

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    とても軽く楽しめる。冒険そのものよりも、土地の文化や風習、人々の暮らしが瑞々しく描かれた部分に引き込まれてしまう。単独で冒険に行っているように見えても、冒険の場所にはいつも暖かな人々との交流があるようだ。

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    2019年02月06日
  • 極北に駆ける

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    すごい、の一言しかない。極北での生活の在り方や、植村直己の冒険に向けたまっすぐな意志、そして極北の驚異にはっとさせられることばかりだった。

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    2017年09月21日
  • 冒険(小学館文庫)

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    植村直己冒険館へ一度行ってみたい。直己が残した数々の冒険の軌跡を見たいから。
    でも館のある彼の故郷、兵庫県城崎郡日高町(合併により現在は豊岡市)へは、なかなか行く機会がない。ならば、“満腹感”には遠くても、この本を読むことにした。
    常人の限界を超えた彼の足跡は、冒険館で得られるだろう。だから私はこの本からは、冒険譚よりも彼の人生を通じた心の動きを得たいと思った。

    おそらく直己は、何百回何千回と人からこう聞かれたと思う。「なんでそんな危険なことをしようとするのか?」「こわくないのか?」―
    彼はこう書く。「なぜこうしたことを、一人でやるのか、私にはわからない…ただ無性にやりたい、それだけだ。」「

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    2015年11月10日
  • 青春を山に賭けて

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    ”自分の限界を求め、何かを見いだしたい。人のやったあとをやるのは意味はない。それも人のためにでなく、自分のためにやるのだ”

    5大陸最高峰登頂という、ものすごいことを、謙虚に表現している本。
    植村直己さんは謙虚な人だったのだろう。本からもそれが感じられる。でも、本も終盤に入るとさすがに著者の凄まじい意志が感じられた。

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    2013年02月18日
  • エベレストを越えて

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    自分には厳しく人には寛大。
    ひとつの旅が終わると、さらに次の行動にわが身を追い込んでいく。
    『山で死んではならない」を鉄則しにていた植村さんが
    マッキンリーで帰らぬ人になったことは、とても残念だ。

    エベレスト登頂への憧れ、情熱。
    南極への夢と挑戦。

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    2013年02月02日
  • 青春を山に賭けて

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    世界初の五大陸最高峰登頂をした植村直己の青春回想記。冒険家のバイブル的一冊。
    何度読んでも、その逞しい行動力と冒険心、熱い情熱に胸をうたれる。特に南米アコンカグアに向かう船上での日記は最高です。

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    2012年02月26日
  • エベレストを越えて

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    冒険家 植村氏のエベレスト登頂記録とその後の挑戦。
    エベレストでの山岳民族シェルパとの生活や 多数の隊員の死など事細かに書かれている。

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    2014年03月08日
  • 青春を山に賭けて

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    植村さんの生き様みたいなのにとっても感動

    雪は食べ過ぎると舌を荒らす

    どんな小さな登山でも、自分一人で計画&準備&行動することが、
    本当の意味で満足できる登山なのだ

    コジキも恥ずかしがっていてはできない

    濡れた靴=凍傷

    自分の限界を求め、何かを見いだしたい
    人のためではなく自分のために

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    2011年03月06日
  • 青春を山に賭けて

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    なんだかすごい本に出逢ってしまった。
    すごい人と言うべきかもしれないが。

    冒険心をくすぐられる一冊。

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    2011年02月20日
  • 青春を山に賭けて

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    植村さんが書いた本は全部読みましたが、やっぱりこの本が最高傑作!
    この初期のスポンサーの付いていない冒険が、本当に楽しそうで夢に満ち溢れている。
    今もこの本を読んだたくさんの人が登山家や冒険家を目指していて、実は自分も登山を始めるきっかけになった本です。

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    2011年01月16日
  • 青春を山に賭けて

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    登山が趣味と言ってる割には、こんなに偉大な人を知らなかった。。

    こういう人のことを本当の”冒険家”というんやろうね。
    僕のバイブルの1冊になりました。

    読んでるうちに、久しぶりに山に行きたくなってきた。
    春になったら、テントをかついで山に行こ。

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    2010年10月03日
  • 青春を山に賭けて

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    何度も読みたくなる植村直己の名著。

    彼の青春が脳裏に鮮やかに浮かぶ。

    型破りだけど憧れの青春の生きざまとはこのこと。

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    2010年03月25日
  • エベレストを越えて

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    日本人初のエベレスト登頂。

    登頂までのドキュメント
    登頂をめぐる人間同士のドラマ

    厳しい環境の中でも植村氏の優しさを随所に垣間見ることができた。

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    2010年03月25日
  • 青春を山に賭けて

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    植村直己を知るのであれば、まず最初に読むべきなのがこの一冊。
    なにか行動を起こしたくなる気持ちになる本です

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    2010年03月20日
  • 青春を山に賭けて

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    この本、何度読んだだろう。何度読み返しても楽しい本だ。
    野口はのこ本を読んで山を始めたが、自分は山を始めてこの本を読んだ。植村にあこがれて年間100日の山行を目指したこともあった。
    登山は続けているが、彼には近づけていない。誕生日が同じことに運命を感じているが、偉大すぎます。

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    2010年01月14日
  • 青春を山に賭けて

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    20/10/5 85
    男は、一度は体をはって冒険をやるべき。

    人の意見も当然重視しなければならないが、その意見にしたがってばかりいては何もできない。人に言われて止めるのではなく、自分で実際に直面して肌で感じ取り、それでできないと思ったらやめ、できると思ったらやるべきではないか。

    どんな仕事であれ、自分に定職を持つことこそ、真の人間として生きる価値があるように思われる。自分のやっている、何かわからない放浪の生活と登山は、自分の職業ではない。俺の山行は主義があって登っているのではなく、心の勇んだときに登るだけだと思われる。

    この状態では、明日はどうなるか分からない身だ。それでもみんなは元気で

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    2011年07月01日
  • 青春を山に賭けて

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    世界初の5大陸最高峰のサミッター。犬橇による単独北極点到達など、日本が世界に誇る冒険家 植村直己。短躯で良く転ぶ事からどんぐりと呼ばれた学生時代から海外放浪の山旅を経て、ついにはエベレストを含む5大陸最高峰のサミッターとなるまでを綴った本。夢(山)にかける、いじらしいまでの純粋な熱い思いと行動力。
    何度読んでも、胸が熱くなります。

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    2009年10月04日