植村直己のレビュー一覧

  • 極北に駆ける
    本を読み始めるまで上村直己という方の存在を知りませんでした。この小説はグリーンランド、イヌイットで過ごした日々を日記を基に物語として記述されています。当時の北極圏での生活は食文化、俗文化ともに日本とはかなり違う文化で新鮮感の塊です。またそこに住む犬も日本の飼い犬とは違い、犬橇用の動物として想像以上に...続きを読む
  • 極北に駆ける
    とても軽く楽しめる。冒険そのものよりも、土地の文化や風習、人々の暮らしが瑞々しく描かれた部分に引き込まれてしまう。単独で冒険に行っているように見えても、冒険の場所にはいつも暖かな人々との交流があるようだ。
  • 極北に駆ける
    すごい、の一言しかない。極北での生活の在り方や、植村直己の冒険に向けたまっすぐな意志、そして極北の驚異にはっとさせられることばかりだった。
  • 冒険(小学館文庫)
    植村直己冒険館へ一度行ってみたい。直己が残した数々の冒険の軌跡を見たいから。
    でも館のある彼の故郷、兵庫県城崎郡日高町(合併により現在は豊岡市)へは、なかなか行く機会がない。ならば、“満腹感”には遠くても、この本を読むことにした。
    常人の限界を超えた彼の足跡は、冒険館で得られるだろう。だから私はこの...続きを読む
  • 青春を山に賭けて
    ”自分の限界を求め、何かを見いだしたい。人のやったあとをやるのは意味はない。それも人のためにでなく、自分のためにやるのだ”

    5大陸最高峰登頂という、ものすごいことを、謙虚に表現している本。
    植村直己さんは謙虚な人だったのだろう。本からもそれが感じられる。でも、本も終盤に入るとさすがに著者の凄まじい...続きを読む
  • エベレストを越えて
    自分には厳しく人には寛大。
    ひとつの旅が終わると、さらに次の行動にわが身を追い込んでいく。
    『山で死んではならない」を鉄則しにていた植村さんが
    マッキンリーで帰らぬ人になったことは、とても残念だ。

    エベレスト登頂への憧れ、情熱。
    南極への夢と挑戦。
  • 青春を山に賭けて
    世界初の五大陸最高峰登頂をした植村直己の青春回想記。冒険家のバイブル的一冊。
    何度読んでも、その逞しい行動力と冒険心、熱い情熱に胸をうたれる。特に南米アコンカグアに向かう船上での日記は最高です。
  • エベレストを越えて
    冒険家 植村氏のエベレスト登頂記録とその後の挑戦。
    エベレストでの山岳民族シェルパとの生活や 多数の隊員の死など事細かに書かれている。
  • 青春を山に賭けて
    植村さんの生き様みたいなのにとっても感動

    雪は食べ過ぎると舌を荒らす

    どんな小さな登山でも、自分一人で計画&準備&行動することが、
    本当の意味で満足できる登山なのだ

    コジキも恥ずかしがっていてはできない

    濡れた靴=凍傷

    自分の限界を求め、何かを見いだしたい
    人のためではなく自分のために
  • 青春を山に賭けて
    なんだかすごい本に出逢ってしまった。
    すごい人と言うべきかもしれないが。

    冒険心をくすぐられる一冊。
  • 青春を山に賭けて
    植村さんが書いた本は全部読みましたが、やっぱりこの本が最高傑作!
    この初期のスポンサーの付いていない冒険が、本当に楽しそうで夢に満ち溢れている。
    今もこの本を読んだたくさんの人が登山家や冒険家を目指していて、実は自分も登山を始めるきっかけになった本です。
  • 青春を山に賭けて
    登山が趣味と言ってる割には、こんなに偉大な人を知らなかった。。

    こういう人のことを本当の”冒険家”というんやろうね。
    僕のバイブルの1冊になりました。

    読んでるうちに、久しぶりに山に行きたくなってきた。
    春になったら、テントをかついで山に行こ。
  • エベレストを越えて
    日本人初のエベレスト登頂。

    登頂までのドキュメント
    登頂をめぐる人間同士のドラマ

    厳しい環境の中でも植村氏の優しさを随所に垣間見ることができた。
  • 青春を山に賭けて
    何度も読みたくなる植村直己の名著。

    彼の青春が脳裏に鮮やかに浮かぶ。

    型破りだけど憧れの青春の生きざまとはこのこと。
  • 青春を山に賭けて
    植村直己を知るのであれば、まず最初に読むべきなのがこの一冊。
    なにか行動を起こしたくなる気持ちになる本です
  • 青春を山に賭けて
    この本、何度読んだだろう。何度読み返しても楽しい本だ。
    野口はのこ本を読んで山を始めたが、自分は山を始めてこの本を読んだ。植村にあこがれて年間100日の山行を目指したこともあった。
    登山は続けているが、彼には近づけていない。誕生日が同じことに運命を感じているが、偉大すぎます。
  • 青春を山に賭けて
    20/10/5 85
    男は、一度は体をはって冒険をやるべき。

    人の意見も当然重視しなければならないが、その意見にしたがってばかりいては何もできない。人に言われて止めるのではなく、自分で実際に直面して肌で感じ取り、それでできないと思ったらやめ、できると思ったらやるべきではないか。

    どんな仕事であれ...続きを読む
  • 青春を山に賭けて
    世界初の5大陸最高峰のサミッター。犬橇による単独北極点到達など、日本が世界に誇る冒険家 植村直己。短躯で良く転ぶ事からどんぐりと呼ばれた学生時代から海外放浪の山旅を経て、ついにはエベレストを含む5大陸最高峰のサミッターとなるまでを綴った本。夢(山)にかける、いじらしいまでの純粋な熱い思いと行動力。
    ...続きを読む
  • 青春を山に賭けて
    著者のひたむきさが,その呆れるほどの無鉄砲さを凌駕することによって,歴史的偉業に結びついた.言わずと知れた名作,誰にでも薦められる良書だと思います.
  • 青春を山に賭けて
    あ〜おもしろかった!植村直己さんがいろんな冒険に挑戦したいって思う力って、一体どこから湧いてきたのだろう。苦労もあるけどいろんな人に助けてもらいながら、頑張る姿がとっても青春してます。