植村直己のレビュー一覧

  • 青春を山に賭けて
    ■概略
    世界で初めて五大陸の最高峰を制覇した日本人登山家・植村直己が記す登山日記。
    ゴジュンバ・カンの攻略からマッキンリーの単独登攀まで、当時の日記を振り返りながら自らの人生を振り返っている。

    ■感想
    この本を読み冒険家という人生の在り方を知り、衝撃を受けました。
    ただひたすら自分の夢のために全力...続きを読む
  • エベレストを越えて
    植村直己の3作を読めてよかった。スケールはまったく違うけれど、山登りをしていた者として感動しました。
    お勧めの本です。
  • エベレストを越えて
    植村さんの本の中でも好きな1冊。エベレストを真ん中にして、彼の人間臭くて、朴訥で、温かな人柄が伝わってきます。
  • 青春を山に賭けて
    植村直己さん。有名な登山家だってことは知ってました。
    だけど、どんな人なのかはさっぱり分かりませんでした。
    本を読み、この題名通りの人生を歩んだ人だと分かりました。
    夢を叶えるための行動力が半端ない!
    そしていつだって前向きな人。
    心にガツンを重い何かがぶつかったような気分になりました。
  • 極北に駆ける
    自分の当たり前を疑い、考え直すのに最高の本

    ありきたりな日常に嫌気がさし、見知らぬ土地に冒険を求めたくなることが誰にでもあると思います。

    そうしたとき、非日常を存分に楽しめる本です。

    もしくは、その冒険を本気で実行したいと思ったとき、本当にその覚悟があるかどうかを問い正されるような本です。

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  • 極北に駆ける
    いやー、やはり植村さんの文章力はすごい。読み手はどんどん引き込まれる。
    本書は、植村さんが南極大陸横断にあたっての試験的な、訓練的なグリーンランド物語りであり、その際に関わったエスキモーとの文化の違いなどを、大変な文章力で綴る。しかしながら、冒険書は冒険書であり、内容も非常に興味深い。エスキモーは、...続きを読む
  • 極北に駆ける
    犬ぞりでの旅が如何に厳しいものであるかを理解できた。
    現在はどうやって北極点や南極点へ行っているのだろうか?
  • 極北に駆ける
    偉大なる冒険家の偉大なる挑戦の一編。
    しかし日々の思考は泥臭く至って普通の感性を持っていると感じる。
    周りから無茶だと言われていたことに挑戦する姿勢は素晴らしいが目的地をあえて周りの人達に言わずにいつでも予定を変更できるようにすることなどはいかにも人間臭いと思う。
  • エベレストを越えて
    植村さんの冒険はとても過酷で悲しい。でも植村さんは冒険を続ける。そんな姿がとてもかっこよく、冒険に魅せられてしまいます。
    ただ、山の名前などよくわからないところが自分にとって読むのに少しストレスだった。
  • エベレストを越えて
    植村さんの自著を読むのは初めてだが、なかなか良くまとまっている。最後の登頂で同僚を亡くすシーンの描写が秀逸。
  • 極北に駆ける
    極北グリーンランドのイヌイットの人たちの氷に閉ざされた自然の生活を、作者自身もイヌイットの村民となって体験する様子がいきいきと伝わってきてさくさくと読み進めました。数ヶ月たらずで犬ぞりで数千キロの旅なんて、やっぱり植村直己さんは偉大だ。
    衝撃だったのが「学校に行ったってなんの意味があるんだい、本を読...続きを読む
  • 青春を山に賭けて
    「青春時代に読むと危険な一冊」との帯が忘れられず、青春時代ではない(?)にしろ長年読みたかった一冊。

    職場で読んでいると
    「お、冒険家にあこがれてるんか?でもまぁ、かっしーは毎日が冒険みたいなもんやからなぁ」と茶化された。そんなに私、はちゃめちゃしてる?笑 でも、毎日冒険家って良いな。

    137p...続きを読む
  • エベレストを越えて
    日本人初のエベレスト登頂。
    五大陸の最高峰に足跡を残し、
    北米マッキンリーに登頂するも命を落とした。
    冒険家植村直己さんのエベレストをめぐる一冊。

    山登りをしている人なら一度は手にする本かもしれません。

    数年前、エベレスト街道を歩いた経験があります。
    その時に通った場所の懐かしい地名が随所に散り...続きを読む
  • 青春を山に賭けて
    日本が誇る冒険家,植村直己氏が五大陸最高峰登頂を語る。山での食事はワイルドの一言。現地人ガイドが山ヒバリをとってはその場でひねってヤキトリにしてしまう様に,おいしいはおいしいけど・・・と小鳥の気持ちを考えてしまい食べられなくなったり,牛に食料を食べ尽くされたり。過酷だけれどどこかおもしろい。
  • エベレストを越えて
    著者である植村直己がマッキンリーに消えて20年が経ちました。冒険家の代名詞のような著者でしたが、意外にも過去に草野心平主宰の詩の雑誌「歴程」の歴程賞を受賞しています。著者の生き様そのものが詩的であるというのが、その理由なのですが、素敵な話だと思いませんか?「エベレストを越えて」は、そんな著者と一緒に...続きを読む
  • 青春を山に賭けて
    大学時代、ドングリとあだ名されていた著者「植村直己」は無一文で日本を脱出し、ついに五大陸最高峰のすべてに登頂する。大自然の中の「何か」に挑まずにはいられなかった、その型破りの青春を語り尽くした感動篇