いのうえさきこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ガッチガチの発達障害である奥さんと結婚した定型発達の旦那さんが事故で高機能障害になり、奥さんが見ている世界を体験することで、「発達女子の面倒見てる偉い俺」から降りて、「夫婦がうまくいくにはどうしたらいいか」を考えるという本。
正直、この旦那さんは確かに加害はしてたと思うんだけど、ここまで180度考え方を転換できる時点で、本当のモラハラパーソナリティではないと思う。本当のモラだったら、たとえ自分が同じような立場に置かれても絶対反省しないし、なんなら自分の身に降りかかった不自由は嫁のせいにしそう。
注意が何かにぴたっととめられてしまう「ゴリラグルー」の感覚は何となくわかる。改めて自分の特性を考える -
購入済み
ガイドブックとしても良いです
ダイジェストとしてもかなり良くできていましたね。サイボーグ009とかも、こういう作品の系列でしょうしね。やはり元ネタが世界文学の古典なので、つまらない小説にはならないでしょうね。
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ネタバレ 無料版購入済み
漬け物のお話
どんな話なのか、予備知識ゼロで読みました。いわゆるクール宅急便で送られてきた壺、何かと思ったら糠床が入っていて、既にきゅうりが漬けてあり……主人公がちょっとだけひと工夫して料理していました。
子どもの頃、同居していた母方の祖母は糠床も持っていましたが、母とかにはそういう習慣、ありませんので、こういう話は好きですよ。 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済みぬかと共に暮らす
桃田クミコは小さな製菓メーカーの総務部で働いている女性。
短大卒業後に就職した会社で総務部の人間として周りの人のフォローをし続けていたら独身のまま30年たっていた。
そんなある日クミコは母方の遠縁の80歳の独り身の女性から常滑焼のツボを譲り受けた。
終活として渡されたそれは何故かクール便で送られてきた。
すごい高いツボなのかとちょっと期待していたが中を開けるとそこにはツボに入ったぬか床があった。
拍子抜けしたが中に入っていた漬け物は酸っぱかったが工夫しだいでおいしく食べることができた。
自分で野菜を投入してぬか漬けを試行錯誤しながら作る日々。
変わり映えしなかった日常生活にぬかを -
Posted by ブクログ
発達障害の人たちにとって、世界はどう見えており、何がどう難しいのか、なぜ難しいのかが物凄く分かりやすく説明されている。
ただ疑問に思ったのが、話が長くなるほど冒頭の話を忘れたりインパクトがある点のみに執着してしまい、その間に会話が流れていってしまい全体像が掴めなくなる特性が強いとのこと。
それって、映画見たり本読んだりして全体の流れが掴めるのか?また、それでおもしろいと思えるのか?というところ。(本の中で、発達障害のある妻がドラえもんの映画が面白いと言っている)
もう一つの疑問が、妻は約束を必ず守るタイプだ と前半に書いてあるものの、後半には約束の時間を守れない妻、とも書いてある。どっちや -
Posted by ブクログ
各県の郷土料理だけでない、その県で愛されている料理が
次から次に出てきて、とにかくお腹がすく一冊だった。
テレビの県民ショーとかぶっている内容でもあるけど、
こうやって一冊にまとまっていると、それも面白い。
あと、マンガも文章もノリノリな雰囲気があって、
それがきっといい味を出しているのだと思う。
この本をいちばんあらわしている言葉は、P124の
「この本では歴史と土地に今も根付いている郷土料理と、
今、生きている人が食べてるソウルフードを盛り込んで
「県民メシ」として紹介している」
という言葉だと思う。
郷土料理とも一味違う県民メシっていうのも、いいものだと思う。 -
購入済み
読むだけでイラつく…
障害は解るけど…
ちょっと一緒にはいられない…
在宅勤務だからいいのかもしれないけど、一生一緒にいたら、こっちが病む…
病気になる前どれほどいい人だったのかは作者にしかわからないが、このマンガを読む限りとても一緒にはいられない…
次々と起こるトラブルに、イライラしてしょうがない…
もう読みたくない…