いのうえさきこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろくて一気に読んだ。
著者の鈴木大介が高次脳機能障害になり、生活に多くの困難を抱えたからこそ、発達障害特性のある妻の大変さに初めて気づく。当事者にならないとわからないこと、見えない景色は確かにある。
著者のえらいところは、定型発達者であった頃の自分が、妻に精神的DVを行ってきたのだと自覚し、反省していること。そして、中途障害者となった今、お互いのできることできないことを理解して、想像力を働かせて、少しずつ家事を協働して、より良いパートナーシップを築けるようになったこと。
片付けられない、未来を考えられない、話が通じないなどなどは、努力が足りないのではなく、本当に不可能に近いということ。こ -
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作者さん、すごいと思う。旦那さんならまだしも、籍も入れてない彼氏さん。おそらく元々の彼氏さんのことをよっぽど好きだったのか、それとも見捨てられない人なのか分からないけど…。なんか笑っていいところでも笑えない自分がいました。
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Posted by ブクログ
前の巻は、食漫画なのに、誰かに邪魔されるくらいなら、一人でじっくり食べる方がイイ、そんな推し方をしてくるとは変わってるなぁ、と思ったが、じっくりと読んでみると、受け止め方が変わりました
美味いに集中する為の一人飯を推奨しつつも、鬱陶しい薀蓄も食の趣味が合うと、それはそれで食欲を加速させるし、食べるって行為を相性のイイ相手を見つける手段に用いるのもそれはそれでありか、って思えるようになりましたね
喋り食いは行儀が悪いですけど、会話も食事の一部なんでしょうかね。器用じゃない私は美味い物を食べると、そこに五感が集中しちゃうので、つい黙々と口を食べる為だけに動かし、会話もおざなりになってしまうので、よ -
Posted by ブクログ
まず、タイトルからして強烈で、内容も結構、他の食漫画とは一味違う
基本、私は「誰か、出来れば、好きな人と美味しい物を食べたいし、その方が美味しく感じる」と思っていて、食漫画に無意識にそれを求めている節がある
けど、これは逆に、「信念を持っての一人での食事」を推奨しているような・・・もうちょっと踏み込んだ説明をすると、「うざったい薀蓄をかましてくる男と一緒に飯を食うと、美味い食事がマズく感じてしまうから、いっそのこと、自分が好きなように食った方がマシ。一人食いは寂しい、なんて、苦手な人との食事のストレスに比べたらマシ」かな
つまり、タイトルと内容が合致している点は、個人的な好感ポイントが非常に高 -
Posted by ブクログ
この本は、本屋でジャケ書いしました
無性に美味しそうな感じが...
帯も良かったんだよなぁ(実際見つけたら帯も見てみてね)
そして読んでビンゴ!主人公のサユちゃんがいいキャラ過ぎてハマりました('∀'*)
そして、食べ物の表現がまたツボ
カツ一口食べて、んんんんん〜〜〜♡って言いながら頭の中では
こってりざくざくくまうまジューシィ
これぞ脂まみれ 女殺油天国
とか言っちゃってるんですよ
わかる!わかるわぁ!小躍りしたくなるうんまいカツなんだよね、きっと!って思わずにいられないです(笑)
そんな美味しいものを食べてるのに脇ではうんちくな方たちがうごめいているというウザさ
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Posted by ブクログ
いや~、面白いですよ。
名作と呼ばれる数々の著書には意外と極端なキャラ達が大暴れしているのだなぁ・・・と、実感です。
『リア王』なんて、小さい頃(いつ?)は、辛気臭い話だと思っていましたが、確かに認知症に、老後、遺産相続、三角関係と今の時代にも十分に通用する話題満載の話だったのですね~。
『足長おじさん』は最強のシンデレラストーリーとは小さい頃(いつ?)読んだ時も思っていましたが、確かに「友達と遊びに行かずに夏休みは農園で過ごせ」っていうシーンありましたね~。それがこのジャービーぼっちゃんのロリ心のせいだったとは・・・。あははは。ぜひ続編が読みたいです。 -
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職場
独身50代女性が主人公。
飯間はコミュ障なんだろうけど、仕事に支障きたすレベルっていうより我が強すぎるのが問題だと思う。
仕事選ぶなっつーの。