佐藤由美子のレビュー一覧
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『シンクロちゃん』に続いて読んだ本。「あなただけの」という言葉が示すとおり,さとゆみ先生が魔法の言葉をずばり教えてくれるものではない。自分で作るタイプのもので,その紡ぎ方が紹介されている。
だけれども,そこに至るまでの部分も見過ごせない。ここで書かれているような「私は大事にされていない」という感覚も持っていて,まさにそう。その一方で自分の本当の気持ちがわからなくなっているし。自分の感情を認める,自分の気持ちをないがしろにしない,そういうことが必要なんだろうと思う。
ちょっと意外なところとしては,この手のワークでは具体的であることに意味があるようなことが多いように感じるけれど,抽象的であることの -
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最近どうもうまくないことが続いていて、自分の考え方のマインドセットがうまくないのかなと思って手にとったのがこの本。
味のある漫画と解説の組み合わせでとても読みやすい。
まだ読み終わっただけだから効果が出るかどうかは正直わからないところがあるけれど、この内容を信じたらうまくいきそうな気にさせてくれる何かがある。
一見スピリチュアルな感じだけれど、自分がどう思うか、どう行動するかが大切だから、スピリチュアルかどうかは実は関係ない(政治とか自分の枠を超えた範囲で語られるとちょっと困るけど)。
自分は幸せになっていい。なりたい。そのためにまずはレッスン1から取り組んでみたい。 -
Posted by ブクログ
この手の他の本と違って、本文中に役に立ったり、響くような表現の文章は少ない。
しかし後半の実際に「魔法の言葉」を作っていくワークの部分はシンプルながら“日本人”に合っているやり方だと思う。
本書は外国発の自己啓発本のように劇的に人生を変えるとか、そうしたある意味過激なことを目的にしているわけではない。
物足りない人にとっては物足りない内容かも知れないが、個人的にある程度の自己啓発本を読んで、全く前進してない者からすると、やっぱり本書のようなやり方のほうが時間はかかるかもしれないが着実に前進できるものだなと感じた。
高級な筆記具と高級なノートで自分の思い(思考)を現して、内面を探って行きたい -
Posted by ブクログ
シンクロニシティを起こすには、「いま」自分が何を望んでいるのか明確にすることが大切だという。
そして、その自分を知り、認めていくために、自分が考えたこと、思ったこと、行動したことに対して、いちいち10秒で何でもOKを出していく。
そうすると、自然と自分もその周りの人も受容できるようになっていき、シンクロニシティが起きやすくなるとのことだ。
宇宙人のシンクロちゃんが、地球で悩んだりドタバタしたりしながらも、自分の本当にやりたいことに気づき、自分に素直になっていく様は、とても元気をもらえる。
どんなに落ち込んでいても、悩んでいても、そんな自分にOKを出していく。そんな簡単なことで、人生が好 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読んでみて、遺された家族が患者にできることは、シンプルなことだった。
読みながら、ホスピスで亡くなった伯母を思い出しながら、自分のやったことは間違っていなかったのだなと、安堵している自分がいた。
グリーフケアとしては、自分は、死を否定していた人である。
伯母のためにしっかりと葬儀をやってあげなくてはならない。その想いだけで突っ走り、初めのうちは、悲しむ機会を自分は持たなかった。
そして、伯母の妹である母も。
それを改めて思い至った本だった気がする。
ターミナルケアの学習の中で、キューブラー・ロスの「死ぬ瞬間」について学んだことがある。
でも、伯母をみていた時、その通りのプロセスではなかった