啓発本としては、期待値を大きく上回りました。コーチングの知人(有名な作家の編集者の経験も有り)から紹介された書籍です。哲学的な解説はなく、シンプルで実践しやすい内容です。
著者のプロフィールを調べた所、数千円で北海道を飛び出し、新聞配達生活を5年間もしていた経歴があり…10秒スイッチの重みを感じました。
~メモ~
▪️「いま」の自分の気持ちに気付く
・「 世間の常識」や「他人の基準」を捨てる。
・自分がどうなりたかが明確な人ほど、何が必要なのかが分かるので、必要な行動を取ることができる。
・「いま」何を感じているのか。何を考えたのか。「意識して言葉にすること」が大事。感じたこと、ちゃんと言葉にしないと!
▪️ 本音に気づいてからの、10秒スイッチの誕生
・どんな 自分にも、大親友のような気持ちで寄りそい「できて当たり前」の行動にもOKを出し続けていると「ネガティブな気持ち」にもOKを出せる。
・この積み重ねで「あるがままの自分で OK 」と思える気持ちが育つ。
▪️「出来なかった事実」より「やろうとした気持ち」の方が偉大
・「こうあるべき」「~でなければいけない」が強いと、その基準以下のことにはバツをつけてしまいがち
・「できなかった!」と思うことは「何かをやろうとした」ということ。「 やろうとした気持ち」 全てにOKを出し続ける 。
▪️ なかなか直らないクセ
・ どんなに直らないクセがあっても、人生は「 結果オーライになればよい」と一度「明らかに認める」ことで、「いま」を穏やかに過ごせる。この習慣が、人生を好転させる。
▪️あるがままの感情を「深く認める」ことで「自分の現在地を知る」
・嫌なことがあったら、小声で「嫌だ嫌だ」と唱えまくる(声に出す方がよい)。慣れていくとネガティブな感覚が短い時間でリセットされる。
・ 状況を真っ正面から受け止めることで、解決するにはどうすればよいのかが見えて来る。そして、本来進むべき選択をとることがでる。
▪️葛藤している時は、相反する気持ちにOKを出す
・ 心の振り子が止まるキラーフレーズ:
「私はいつもベストな選択をしている」
▪️本当はどうしたいの?
・嫌だと思っていることをそのまま認めたときに、ようやく本音に気づける。認めきると、体がフッと緩むので、気づく余裕ができる。
・自分の本音を認めようとせず、偽物の目標にしがみついていた。
・自分の本音は「絶対に認めたくないこと」の奥にあることが多い。それを認めた途端、本来望む方向へ大きく動き出す。
・ モヤモヤしている時のキラーフレーズ:
「私はいつもベストな選択をしている」
・自分への信頼が増していくと、すでに自分の中にあるサインに気づけるようになる。
▪️ 未来が信じられないとき
・ 過去の自分に感謝し続ける。 昨日の自分より、ほんの少しでも前に進めている自分の成長を認めてOK を出す。
・「いま」の自分は、過去の自分から応援されていた、とも言える
▪️相手に不満があるとき
・自分にOKを出せば結果的に相手も変わっていく
①「どんな自分にもOK を出す」
・「分かって欲しいのに、分かってくれない」という不満は、自分を認めて欲しいということの裏返し
・自分が「どんな自分にもOK」を出せば、 余裕ができるので相手を活かす視点を持てるようになる
② 「頑張りすぎてる自分を受容する 」
・ こんな時は「私、よくやってるね、OK」と先に自分を受容すると、余裕ができる
・ それでもモヤモヤしてしまう時のキラーフレーズ:「私もベスト、 相手もベスト」
▪️ 一人で頑張ろうとしてしまうとき
・「私は最強の味方と共にいる」 という感覚が、絶対的な安心感をもたらし、自分の可能性を信じ、勇気を出して行動できるようになる
①「自分は素晴らしい存在だ」と「自分にOKを出す」ことは② 生まれた時の自分にOKを出すことであり③命を繋いでくれたご先祖様たちにOKを出すことになる④ すると、ご先祖様達からの応援を受けることができ、未来の可能性が広がる