・家族が「もう心の準備はできてるよ。逝ってもいいよ」と伝えると、人は意外とすぐ逝くものだ。
・聴覚は最後まで残る感覚だ。だから、家族の方には患者さんがどんな状態でも話しかけてあげて欲しい。本人は必ずやあなたの言葉を待っている。
・人は死ぬ時この世で手に入れたものは持っていけない。死んだ後に残る
...続きを読むのは、自分が他人に与えたものだ。
祖母のお葬式の翌日、この本を手に取った奇跡。
祖母からたくさんのものをもらった。それを会場にいるみんなに共有できた。
・「成功することに惑わされてはいけないよ。幸せになって」
・グリーフとは、大切な人を失った時に起こる身体上、精神上の変化を表す。
ーそうか、これは祖母を失ったグリーフなんだ。。
・愛することができる子どもなら悲しむことだってできる。子どもたちが安心して死やグリーフについて質問できる環境を。亡くなった人達は私の愛する人達。私は喜んでその大人の役目を果たそう。
・この本の前は「羊は安らかに草を食み」宇佐美まこと著を読んでいた。その中の、まあさんと本書の時子さんがあまりに重なった。
そして、時子さんに歌った歌…「浜辺の歌」は私の祖母の歌だ。そして「故郷」は祖父の歌だ。涙が溢れた。