戦争の歌がきこえる

戦争の歌がきこえる

作者名 :
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作品内容

「僕は日本兵を殺した」

私がアメリカのホスピスで見届けたのは、
第二次世界大戦を生き抜いた人たちの最期だった。

思い出の音楽とともによみがえってきたのは、
語られずにいた数々の証言。

「マンハッタン計画にかかわっていたんだ」
男は涙ながらに告白し、
「彼らが来る!ナチスが来る!!」
女は恐怖に囚われつづけた――。

これは、ひとりの音楽療法士が記録した、
日本人の知らない「もうひとつの戦争の記憶」であり、
「戦争」の比喩が不気味に飛び交う現代日本において、
トランスナショナルに平和の意味を考えるための一冊である。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
エッセイ・紀行 / エッセイ
出版社
柏書房
電子版発売日
2020年08月14日
紙の本の発売
2020年07月
サイズ(目安)
3MB

戦争の歌がきこえる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年12月20日

    あなたは2011年の今日何をしていたか覚えているだろうか?おそらく思い出せないだろう。でも、2011年3月11日の記憶はあるはずだ。
    戦争経験者が80代90代になっても戦争の時のことを覚えているのはこれと同じだという。
    人はそれらを人生の最期に必ず振り返る。

    Taking it day by da...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月06日

    晩年痴呆が進み記憶が後退し、原爆投下直後の時代にタイムスリップし、「若い女の子がこんなところにおったらいけん!あれらがきて、何されるか分からんよ!」とひ孫である私を傘で叩きながら本気で叱って追い返そうとした曾祖母、決して当時の事を話さなかった祖母、笑える戦地の話だけしてくれた祖父。最期、どんな思いで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月12日

    アメリカから見た戦争のこととか、知らなかったことを知りました。

    PTSD、その昔は無かった言葉
    もっと早くに、この言葉があれば
    もう少し苦しみが減っていた人達がいたのかもしれない

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    Posted by ブクログ 2020年08月11日

    素晴らしい本だった。

    日本人である著者が、音楽療法士としてアメリカで活動する中で出会う人々から聞いた「戦争」についての話を様々な角度から教えてくれる。

    この第二次世界大戦は、国も立場もバラバラな人たちひとりひとりの心に、人ひとりでは到底抱えきれないほどの大きな影を落としたことが改めてわかる。

    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月09日

    音楽療法士としてアメリカのホスピスで働いていた著者の、戦争当事者、ホロコースト当事者であった患者との対話の記録であり、患者たちが最後に言い残しておきたい、言い残さざるを得ない記憶についての考察。

    彼らも私たちも人間なのだと、読み始めたら止まらなくなった。最近では頭でっかちに歴史が修正されていて当事...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月13日

    歴史認識、という言葉は他の言語に訳せない…これは他の言語で生活したことのある人にしか気づけないことだろう。私たち日本人も曖昧な言葉を曖昧にしか使えていない。
    著者は音楽療法を通じて戦争という歴史と、当事者として向き合う。あとがきに書かれたことや、本編を読めば、関わったものなりの丁寧な表現のためにたく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年10月25日

    この本には、二つの側面がある。
    一つ目は、セラピストが、戦争経験者との関わりの中でどの様な信頼関係を築いたか、
    二つ目は、アメリカ人から見た第二世界大戦について。

    著者自身の第二世界大戦観は、良い。
    数冊読んだだけですべて把握できる訳がない。
    事実、戦後ドイツの歴代首相はユダヤ人に謝罪していない。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月19日

    日本の戦争感の本は多いが、アメリカ人から見た本は、殆ど読んでいない。だから貴重であった。誰にとっても戦争は、深い傷を残す。人殺しは、やってはいけない。国がやらせてはいけない。

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