河田惠昭のレビュー一覧

  • マンガでわかる 災害の日本史(池田書店)
    コンビニで衝動買い。
    磯田さんの災害の日本史に関する本だと知ってつい。
    確かに、災害を歴史的な見方で研究している人って磯田さん以外あまり聞かないような気がします。
    東日本の震災のように、過去に大津波があった地域だったにもかかわらず、防げなかった災害を少しでも減らしたいという思いが本書からも伝わってき...続きを読む
  • マンガでわかる 災害の日本史(池田書店)
    日本の各種災害の歴史が分かりやすく書かれています。これから台風の季節だし地震はいつ来てもおかしくないと言われています。今一度気を引き締めさせてくれる本です。
  • 日本水没
    第1章 水害や水没の多発・激化は地球温暖化が元凶
    ●鬼怒川水害は、どこでも起こりうるのか?
    ●大雨が降るメカニズム
    ●台風の強大化と増加する雨量
    ●地球温暖化で変化する気象、海象
    ●沿岸域の影響――海面上昇や海岸侵食――
    ●想定外洪水対策が必要な時代に突入
    ●海抜ゼロメートル地帯の浸水、水没
    ●地下...続きを読む
  • 津波災害 増補版 減災社会を築く
    私が生まれた大阪市大正区は、江戸期の新田開発目的の干拓を発端にして海に向かって低い土地が広がるエリアだ。そのため、他の地域では見られないような巨大な防潮水門が河川に設置されている。小さい時からそれを見て育ったので、ずっとこう思っていた-「これがあれば、たいていの津波が来ても安心じゃないの?」
    正直に...続きを読む
  • 日本水没
    著者は防災の専門家。2016 年の本。
    2018 の関西国際空港水没の時、よく大阪本土の堤防を越えなかったものだと思う。

    現在の状況で、被害規模が最も深刻な災害は、地下鉄、地下街が発達し、地盤が海面下に沈んだ領域も広い大都市の高潮による水没であると説く。具体的な被害想定に、納得させられる。近年の熊...続きを読む
  • 日本水没
    ■鬼怒川水害で常総市の約3分の1,約40平方kmが水没したにもかかわらず犠牲者が3名に留まったのはひとえに堤防の高さが4メートルと低かったから。堤防が低いゆえに氾濫速度は遅く,氾濫水深も浅かった。
    ■雨が降るメカニズムは単純である。空気には飽和水蒸気圧という値があり,この値以上,水蒸気の形で水分を含...続きを読む
  • 日本水没
    巨大災害を研究テーマとしてマスコミにもよく登場する河田先生の著書。東日本大震災以来、地震と津波のリスクはかなり考慮されるようになってきましたが、過去の発生頻度や被害規模から考えると、3大都市圏への高潮・洪水による被害リスクの方が断然大きいという著者の主張が展開されます。そして何より国難となり得るパタ...続きを読む
  • 日本水没
    災害対策を本質的に重要視しない(重要だといいつつ、抜本的に変えない)スタンスが続くと、国は衰亡するという主張がよくわかる。
  • マンガでわかる 災害の日本史(池田書店)
    日本で起きた、地震、津波、噴火、台風、洪水、土砂災害、感染症、の歴史を知る。
    未来の予測はできないが、起これば戦争よりも多くの死者が出てしまう自然災害。

    1855年の安政江戸地震で浅草、本所・深川あたりは多くの家屋が崩れた。
    1923年の関東大震災では、10万人以上の死者を出したが、墨田区だけで火...続きを読む
  • マンガでわかる 災害の日本史(池田書店)
    著者である歴史学者の磯田道史氏が大量の古文書を読み込んで日本の災害の歴史を研究(磯田氏は新聞と同じスピードで古文書を読めるということ)。江戸時代は識字率が高かったこともあり、様々な記録が残されている。本書はそれをマンガという形にして、若者でも受けられられやすいようにまとめたもののようで、ところどころ...続きを読む
  • マンガでわかる 災害の日本史(池田書店)
    歴史から学び現代の生活に活かすことが出来るのだなと実感した。

    昔の人と同じ過ちを繰り返さないために、身を守る行動をする。
  • マンガでわかる 災害の日本史(池田書店)
    災害という視点で見ていくことで、日本史をより深く理解できるようにもなる一冊。

    日本に住む以上、地震、津波などの天災と無縁ではいられない。これは多くの日本人が肌感覚でわかっていると思う。
    古来より日本は天災の多い国だった。本書を読めば、それがよくわかる。

    歴史から学ばなければ、僕らは命を奪うような...続きを読む
  • 日本水没
    "地震だけではない。台風、爆弾低気圧、高潮などの水害。
    地下鉄網が分断されるほどの被害は十分想定される。
    世界各都市で発生した災害と過去に発生した日本の災害を検証し、今取るべき対策を警鐘する。"
  • 津波災害 増補版 減災社会を築く
    災害の話は考えたくないのがデフォルトなんだ。そりゃそうだ。これからスマホが見たいものだけ見せてくれるようになると、リスク対応はする人としない人にもっと分かれていくんだろうなあ。うー。
  • これからの防災・減災がわかる本
    ここが大発見でした。「自助・共助・公助の意識」というものです。災害が起こる前は、自分で自分をを助けるべきだという自助の意識、周囲の人とともに助け合おうとする共助という意識、自治体や国といった公的機関の助けをあてにする公助という意識は、1:2:7の割合だそうで、これが災害後になると、7:2:1に逆転す...続きを読む
  • これからの防災・減災がわかる本
    ジュニア新書だけあって、災害のメカニズムなどわかりやすく説明。

    「日本の原子力施設全データ(ブルーバックス)」が震災を受けて、改訂版を出したように、こちらも改訂版の出版を希望する。
  • imidas特別編集 完全版 放射能 地震 津波 正しく怖がる100知識
    半分は放射能、半分は地震津波に関する対策。
    この1冊で放射能についての基礎的な知識を得ることができる。
    食料保存やエコクッキングの知識などは日常生活でも役立ちそう。
  • imidas特別編集 完全版 放射能 地震 津波 正しく怖がる100知識
    無知識だから怖いのだと手に入れた1冊。
    放射能とは、汚染されたらどうするのかこと細かにポイントをついて説明されているので読みやすい。
    子どもやこれから子どもを持とうとする人たちへ正しい知識をもって身をまもってほしいと思う。
  • これからの防災・減災がわかる本
    この本を読んでいて初めて知ったことに、「ゲリラ豪雨の局地的浸水と、台風などで川が氾濫する際では逃げ方が違う。  局地的豪雨なら外に出るより2階に避難したほうが安全な場合もあるが、川の破堤が起きたときは、家ごと流されてしまうので、とっとと逃げたほうがよい」 ということ。  何が起こったらどう動くのが正...続きを読む
  • これからの防災・減災がわかる本
    [ 内容 ]
    家で、学校で、外出先で、もし災害に遭ったら?
    年々、大災害が増加し、被害も拡大しています。
    いつどこで災害に遭っても命と財産を守れる「減災」社会に変えていくにはどうしたらよいか。
    災害のメカニズムを知り、適切な危機管理能力を身につけ、みなさんが自分で考えて行動できるようになるための一冊...続きを読む