野崎孝のレビュー一覧

  • グレート・ギャツビー

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    ぼくは彼をゆるすことも、好きになることもできなかったが、彼としては自分のやったことをすこしもやましく思っていないこともわかった。何もかもが実に不注意で混乱している。彼らは不注意な人間なのだ──

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    2026年02月15日
  • グレート・ギャツビー

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    20年くらい前に、「グレート・ギャツビー」と「老人と海」はどっちがより沁みるか、友人と議論したことがある

    結論は「老人と海(以下RU)」となった

    「グレート・ギャツビー(以下GG)」は、まずフィッツジェラルドっていう名前がカッコ良いし、社交界が舞台で華やかだし、若い女がたくさん出てくるし、主人公は何だか影あるし、過去に引きずられがちな文章は含みを持たせるし、文庫本持ってるだけで様になるから、ハンチング被った学生がベンチで横になって読んだりしてた

    一方のRUは、まず題名がダサいし、舞台は海だから誰もいないし、ヘミングウェイも無骨な佇まいだし、教科書にも載っちゃってるから真面目な印象だし、そ

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    2025年11月16日
  • グレート・ギャツビー

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    ロストジェネレーションを代表する作家のひとりであるフィッツジェラルドの代表作。派手な社交界で孤独に悩む大金持ちの苦悩。作家本人の悩み多き人生を映したような小説の気もする。映画が美しい映像で再現されておりこれもいい。

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    2025年08月18日
  • グレート・ギャツビー

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    喧騒と狂乱の20年代のアメリカを等身大に描いた作品。
    ギャツビーの一途な愛の夢は幻想に包まれ、空虚な人の心に溶けてしまう。
    20世紀最高の小説と称される理由が分かります。

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    2024年05月26日
  • グレート・ギャツビー

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    98/100点
    著者フィッツジェラルドのミネソタで培われた「冬の夢」、狂騒的な生への渇望と、去ってしまった夢、あるいは近すぎて手から溢れてしまったかりそめの夢。
    遍くが28歳のフィッツジェラルドの骨髄から出る珠玉の文言で完成させられています。

    これを傑作と呼ばずして何が傑作でしょうか。
    歴史に残る名著。


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    2023年11月15日
  • グレート・ギャツビー

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     大学時代、米文学史の授業で習ったのがきっかけ。その後じわじわと再読する度好きになっていく。授業中に観た映画の(ディカプリオ主演ではない)目の看板がとても印象的で、再読の度に映像が蘇る。
     パーティーに来ていた人達は享楽的に集まっていただけとはいえ、誰一人として葬儀に出席しなかったのは恨みでも買っていたのかと勘繰りたくなるほど切ない。ニックと出逢えたことだけがギャツビーにとって救われたのだろうか。
     映像でかなり補完されたところがあるので、そろそろ新訳が出ても良い頃かと思う。

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    2023年08月28日
  • グレート・ギャツビー

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    ネタバレ

    わたしの大好きな書籍の一つです。

    ギャツビーは失った愛を、好きな女性を取り戻すために人生の全てを賭けました。そしてその夢を、彼の命が消えるまで追い続けていました。
    その女性が本当はそこまで彼に追わせる価値のある女性でなかったとしても…彼は追い続けていました、

    幸せだったのかどうかは、彼にしかわかりません。
    でも、彼の中には打算ばかりのわたしたちが無くしてしまったなにががあります。
    今でもこの小説の一節一節を読むたびに胸が痛くなります。

    本当の傑作です。

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    2023年02月02日
  • 老人と海

    匿名

    購入済み

     一人の老人がひとり漁に出て、大魚と格闘し仕留める話である。そこに自然と人間に対する崇高なものが描かれている。老人であるがゆえの老いと、孤独もかいまみえるが、少年との心の交流はとてもピュアで美しいものである。
     大魚との長い格闘シーンは冒険家でもあった著者であるから描ける迫真に満ちたものになっている。
     私のもっとも好きな小説のひとつです。

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    2020年02月25日
  • グレート・ギャツビー

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    最後の一文がアメリカ文学史に残る名文、と言われてたけど、多分訳者が気合入り過ぎててちょっと違和感あった。

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    2026年04月13日
  • グレート・ギャツビー

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    シニカルな言い回しがいい。キャラウェイってこんなんだったんだ。映画と違う。単なる華やかさ、そして夢が散る儚さではなく、複雑な人間模様があり、どこか諦めもあるような物語。読み終わった時になんだか本当に寂しくなった。自分が死んだ時、多くの人が悲しんでくれるだろうか、とか考えた。

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    2026年03月05日
  • グレート・ギャツビー

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    アメリカにおける狂乱の時代を垣間見える一冊。勢いと危なかしさは今のアメリカにおいても残っていると感じる。

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    2026年01月18日
  • グレート・ギャツビー

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    この作品は、先輩に「読んでみな」と勧められた本だった。先輩は、ギャツビーの生き方に敬意を示し、「ギャツビーのようにならないといけない」と語っていたが、正直に言うと、読み終えた今もその言葉にはあまり共感できていない。

    まず、この本は読むのが本当に大変だった。読んでいても、今何が起きているのか、なぜこの人物はこう言ったのかが分からない場面が多く、ゴッドファーザーを初めて観たときの感覚に近かった。登場人物は自分の気持ちをはっきり説明しないし、言葉の裏や沈黙に意味が込められている。そのため、戦争の時代背景やアメリカンドリームといった前提知識がなければ、物語を追うこと自体が難しい。実際、ChatGPT

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    2026年01月06日
  • グレート・ギャツビー

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     うーんなんかよくわからなかった。村上春樹の『ノルウェイの森』で主人公が読んでたから、読んでみる気になって買ったけど、よくわからなかった。
     ギャツビーが底辺から成り上がったアメリカンドリームな人っていう感じで、デイズィていう人妻を略奪しようとしたのかなー。でもそのデイズィもギャツビーのこと好きだったしで……展開をうまく追えてなかった。最近早く読むのを意識しすぎているのか展開が追えない。本末転倒

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    2025年12月21日
  • グレート・ギャツビー

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    当時みんなが憧れていた理想を掴み、生まれた環境関係なく上流階級へ成り上がる、希望溢れるアメリカンドリームが題材となっている。お金持ちの煌びやかで視覚聴覚共に刺激を受ける豪華な生活などの描写が多く散りばめられている反面、呆気なく淡々と展開される現実や登場人物の強欲さ、汚い人間らしさ含めたギャップが面白いと思う。私は各々が都合よく相手を解釈していないか、相手の「本質」を捉えられているのかどうか、という著者の問いを見出した。人間って怖い

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    2025年08月29日
  • グレート・ギャツビー

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    ネタバレ

    世田谷の駒澤にある「snow shoveling」のblind book「美しき、光と影」というキャッチコピーに惹かれ、手に取った。
    ギャッツビーの夢、見かけ上の栄光と、それと対局にある彼自身の精神の闇、不安定さを感じさせられ、まさに「美しき、光と影」を感じた。
    生前は、多くの人を家に招き盛大なパーティをしていたギャッツビー、しかし彼の死後、葬式には、彼の父と語り手のキャラウェイ、そして書斎にいた男しか来なかった。
    愛するデイジーすら訪れなかったのである。
    見かけ上の煌びやかさ、華やかさにはなんの意味もない。周りに人がいることが、必ずしも、人望があるということではないのだと気付かされた。
    良い

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    2024年12月09日
  • グレート・ギャツビー

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    始:ぼくがまだ年若く、いまよりもっと傷つきやすい心を持っていた時分に、父がある忠告を与えてくれたけど、爾来ぼくは、その忠告を、心の中でくりかえし反芻してきた。

    終:こうしてぼくたちは、絶えず過去へ過去へと運び去られながらも、流れにさからう舟のように、力のかぎり漕ぎ進んでゆく。

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    2024年01月04日
  • グレート・ギャツビー

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    言葉の扱いが魅力的だと思った人の愛読書だと知り購入
    今まで海外文学はシェイクスピアしか読み切れたことがなく、他の小説は読む度に挫折していたが、時間をかけてでも読み切れた。モチベーションが違ったのだろう。
    読む前は翻訳独特な言葉選びを期待していたが、読み始めるとドンドンその世界に魅せられて、言葉選びの面白さに注目できなかった。次に読むときはしっかり注目して読みたい。

    読んでいるだけでまるでその場にいるように思えた。季節の空気感、雨の冷たさ、現代よりは優しいけれどやはり暑い夏、それが終わるのに妙に寂しく思える秋の始まり。
    そこで生きて、近くに生きる他人のような気持ちで読むことができました。
    この

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    2023年08月05日
  • グレート・ギャツビー

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    いつか英語が読めるようになったら、本家を読んでみたい。英語で読むと美しい表見がたくさんあるのだと思う。

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    2023年01月31日
  • グレート・ギャツビー

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    愛情に身を焦がし破滅した男の生き様に圧倒される。
    ディズィを巡る2人の男の一触即発の緊張感がたまらず、ページをめくる手が止まらなかった。

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    2022年10月10日
  • グレート・ギャツビー

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    ギャツビーという人間に対して、驕りと虚栄心の塊(もしくはただのストーカー)として軽蔑するか、それとも不当な手段で名声を得ても一人の女性に愛を注ぎ続けた純真無垢な男として同情するのかは、人によって持つ印象がかなり違うのではないかと思う。


    前半ははっきり言って何を言いたい小説なのか理解ができなかった。文体も読みづらく、入り込めない。
    後半の劇的な展開を経て、初めてこの男の持つ感性に共感を抱くことができたね。狂気に歪んだ愛を心に刻んでしまった人間として。



    解説を読んでみると、この小説がアメリカ社会が持っている(あるいはかつて持っていた)断絶と矛盾を見事に悲劇的に描いた小説だと分かった。

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    2023年07月08日