野崎孝のレビュー一覧

  • グレート・ギャツビー

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    英語読めないからダメだけど
    きっと流れるように美しい文書で
    書かれてるんじゃないかなと思った
    当時のアメリカの世相の知識とか
    そういうものがあれば
    もっとイメージしやすかったかもしれない
    海外の作品はそういう意味でも難しい
    主人公の立ち位置や雰囲気が
    村上春樹の小説に出てくるタイプに
    似てる気がする
    村上春樹の翻訳バージョンの
    グレートギャツビーもいつか読んでみたい
    2022年新潮文庫の100冊のうちの1冊

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    2022年08月08日
  • グレート・ギャツビー

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    ネタバレ

    【感想】
    いわゆる男性チックな考え方の方であると、登場するニックとギャッツビーに深く共感でき彼らの中に自分を見出すことができる点に、作品の素晴らしさがあるように思った。そのうえで、特に本編の最後の締めくくり方が美しく、名作たる所以であるように思われた。私は野崎孝訳で読んだのだが、解説の洞察に非常に読み応えがあり、本書の半分ぐらいの価値はそこにあるように思えた。

    【おすすめの鑑賞の仕方】
    個人的なおすすめの楽しみ方は、この小説を読んだ後にレオナルドディカプリオ主演の映画、『華麗なるギャッツビー』を鑑賞することである。この本を読んでいると、自分が集中して読めているのかどうか不安に思う事があると思

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    2021年11月14日
  • フィツジェラルド短編集

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    青春時代の情熱の恋愛模様。5組のカップルが登場する。あの青春時代の疑うことを知らない情熱はどこから来るのか、どこへ消えてしまうのか。お祭り騒ぎが終わったあとの余韻と驚き。愛の反対が無関心であるのと同様に、貧乏でも多忙でもなく、世の中からの無関心ーー必要とされないことを、人は一番おそれているのではないか。

    編者の意図もすばらしい。バランスのとれた短編集。

    1. 氷の宮殿
    アメリカの北と南。出身地と男女の相性。

    2. 冬の夢
    主人公がよい。暗い。女性の虚勢とそれに気付きながらも受け入れる男性。

    3. 金持の御曹子
    すばらしい。幸せとは何か、問いかけてくる。青春と家庭とその先に待っている老い

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    2019年02月11日
  • フィツジェラルド短編集

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    フィッツジェラルドもあまり読んだことがなかったのですが、ふと。いずれもほろ苦いけれども、最後のバビロン再訪が気に入りました。

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    2014年11月13日
  • グレート・ギャツビー

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    ギャツビーという人間に対して、驕りと虚栄心の塊(もしくはただのストーカー)として軽蔑するか、それとも不当な手段で名声を得ても一人の女性に愛を注ぎ続けた純真無垢な男として同情するのかは、人によって持つ印象がかなり違うのではないかと思う。


    前半ははっきり言って何を言いたい小説なのか理解ができなかった。文体も読みづらく、入り込めない。
    後半の劇的な展開を経て、初めてこの男の持つ感性に共感を抱くことができたね。狂気に歪んだ愛を心に刻んでしまった人間として。



    解説を読んでみると、この小説がアメリカ社会が持っている(あるいはかつて持っていた)断絶と矛盾を見事に悲劇的に描いた小説だと分かった。

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    2023年07月08日
  • フィツジェラルド短編集

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    映画『華麗なるギャツビー』を見る前に、と思って買ったけど、なんか読んだことあるな・・・。

    他の短編集と重複して収録されているのがあったのかもね。

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    2013年07月06日
  • フィツジェラルド短編集

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    先に読んだグレート・ギャツビーよりこちらの短篇集のほうが好きだった
    全体的に洒落た雰囲気、セリフ回しがたまらなかった

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    2011年01月13日
  • フィツジェラルド短編集

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     『夜はやさし』を読んで以来フィッツジェラルドに興味がある。きらびやかな表面の下に闇がうごめいているかのような独特の雰囲気(誰かの受け売り)に惹かれる。

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    2022年11月20日
  • フィツジェラルド短編集

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    「冬の夢」
    「乗継ぎのための三時間」
    「バビロン再訪」

    若いうちに読んでください。ノイローゼになりますよwww

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    2009年10月04日
  • グレート・ギャツビー

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    底辺から成り上がったギャツビー。ある目的のために毎晩のようにパーティを開く。1920年代のアメリカが舞台。アメリカが、かつて懐かしいような西部と華やかな成功者達の東部が対比で描かれている気がする(正直歴史は全く詳しくない)。書かれた当時はわからないが、現代の今読むと、当時の時代背景も勉強して読みたいなとも思う。

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    2025年07月18日
  • グレート・ギャツビー

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    成り上がったピュアな田舎者が見た夢。1920年代のアメリカの時代背景や東部、西部の関係への理解があればもっと面白く読めたんだろうなあ

    ところで2章の最後はどういうことなんだろうか

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    2024年10月02日
  • フィツジェラルド短編集

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    中公文庫から出ている村上春樹編の短編集に引き続き読んでみた。
    「乗り継ぎのための3時間」と「泳ぐ人たち」の2編が初めまして。
    前者にはいろいろな意味での喪失が、後者にはアメリカとヨーロッパの二項対立のようなものが描かれる。
    伝統や、国民性、「泳ぐ人」と「泳がない人」、そんな対照。

    村上春樹訳とくらべたら翻訳が少し古い感じがする。特に会話文で感じたり。
    村上訳も癖があるので、合わせて読み比べるのも面白い。

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    2024年07月14日
  • グレート・ギャツビー

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    幻想に生き続けたギャッツビー。
    1920年代のバブルじみた狂乱と空虚に包まれるアメリカ。
    幻想に生きた彼の悲運な運命こそがアメリカンドリームの終着する先に比喩されるのだろうけれど、
    アメリカという国が与える可能性は、今もきっと変わっていない、というところにこの作品の意味を感じる。

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    2024年01月26日
  • グレート・ギャツビー

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    文体むずいっす、、
    忠実に訳したからなのか、翻訳文章特有の回りくどい表現とかが多くていまいち情景や心情を掴みきれなかった。言葉遣いも古かったのでそれも要因で。
    文章を心地よく感じるよりも、内容を頑張って理解する作業の気持ちが先行しちゃった

    内容としては、華やかに見える世界の軽薄さがしっかりと伝わる的確な描写が多く、きらびやかな社交界の生活を覗いている気分でした。

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    2023年10月04日
  • グレート・ギャツビー

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    近所の成金が毎晩パーティーをしてるバブリーな世界観。
    その成金が実は一途な人物で、一人の女性のために金と名誉を手に入れる。

    村上春樹一押しの作品で世界的な評価が高い作品なのかも知れないが、個人的にはあまり好みじゃなかったかな。

    アメリカ東海岸特有の上から目線の高飛車な雰囲気がそもそも肌に合わない感じがした。
    自意識過剰なエリートの好みには合うかも知れないが、一般庶民の私が共感するのは少し難しいと感じた。

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    2023年07月22日
  • グレート・ギャツビー

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    「グレート」ギャッツビーと題されたその意味を考えさせられる。当時のアメリカの文化的背景をちゃんと理解して読めばもっと楽しめたんだろうなと思う…

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    2023年06月03日
  • グレート・ギャツビー

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    ネタバレ

    作品の最初と最後は名文だった。
    なぜギャッツビーがグレートなのか(あるいはグレートであったのか)は分からなかったし、作品の主題に大きく関わるだろう。
    イースト・エッグとウェスト・エッグ、東部と西部のように東と西の対立が意識されていたように感じた、都会と地方という対立に言い換えることもできるかもしれない。

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    2023年05月15日
  • グレート・ギャツビー

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    アメリカ文学の金字塔として度々その名を目にしてきた作品。詩的過ぎる比喩表現や終始口調の定まらない登場人物たちに苦戦しつつも、狂乱の1920年代を舞台に描き出される生々しい人間模様に圧倒された。享楽的なパーティー三昧の前半戦と対を成す終盤の圧倒的な物悲しさやギャツビーとの交流を通してニックが徐々に自分自身を取り戻す様子も非常に劇的。思惑や欲望が渦巻く現世において、良かれ悪しかれ誰よりも純粋だったギャツビーの刹那的生涯は確かに<偉大>だったのかもしれない。巻末の解説があってこそ本書をより深く理解出来たと思う。

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    2022年12月22日
  • グレート・ギャツビー

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    ニックはニューヨークの証券会社に就職してイーストエッグに家を借りた。隣には豪邸があり、夜な夜な派手なパーティーを開いていた。ある日ニックは館の主、ギャッツビーからパーティーへの招待を受ける。ギャッツビーはニックの従姉妹ディズィのかつての恋人で、既に結婚している彼女を取り戻そうとパーティーを開いていた。
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    学生の頃読んでいるはずなのに…全然覚えていなくて…先日レオ様の映画を見たので原作に再度挑戦してみました。

    これは『ライ麦畑でつかまえて』と並んでアメリカの青春小説の金字塔らしいのですが…ライ麦畑には夢中になれたけど、こちらには同調出来なかった。たぶん若い時に読

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    2022年09月27日
  • グレート・ギャツビー

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    映画、宝塚、共に視聴済み。
    前知識があったからなんとなくわかったが、何が起こったのか分かりずらい箇所があった。
    一途な想いから、ラストは悲しきギャツビー。
    パーティにはどこからともなくたくさんの人達が来るのに、葬式には1人しか来ない。父も来てくれたのは幸い。
    改めて映画等をまた見直したくなった。
    また、村上春樹訳をいずれ読んでみたい。

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    2022年11月21日