鎌田東二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
神道はユーラシア大陸の東の果てで自然発生的に生まれ、形成されてきた日本人のしきたりだ。
6世紀に仏教が日本に伝来すると、神と仏は寄り添い、民間信仰などを取り込み、日本独自の神仏観をかたちづくってきた。
日本文化の底流を成す神仏習合の歴史を見直し、社会不安に満ちている現代で、平和に向かって何ができるのか。
新しい日本的霊性を見出し、その可能性を問う。
[ 目次 ]
第1章 神と仏の原理的違いと習合化のメカニズム―神神習合から神仏習合への流れ(法螺貝から始まる;「神」と「仏」の出逢い;春日大社「おん祭」;「神=カミ」と「仏=ホトケ」の原理的違い;「神道」と「仏法」;『古事記』と『日 -
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出来の悪いエッセイ。
この本を読んでも、神仏習合について何もわかりません。
文章は散漫、論理的構成に欠ける上に、不要な引用(しかも長い)が多く脱線ばかりで本筋に関わる説明が殆どありません。
本文中には「神神習合」や「吉田神道」など目を引くキーワードはなんども出てきますが、その度に話が逸れるのでイライラします。
ただ単に、自分が語りたいことを書き連ねているだけであり、居酒屋でおっさんの長話を聴いているようです。
同じページでも内容が重複している文章が散見され、とても推敲したとは思えません。締め切り前に書きなぐった学生の期末レポート以下です。まさに、論文の教科書で語られる駄目な学生論文の典型でした。
他