渡辺庸子のレビュー一覧

少女探偵が犯人を追い詰めて、少女探偵が犯人に追い詰められる、ハラハラするストーリーが楽しめます。殺人事件のような残酷な事件はないのに、これだけ読者を引き込むプロットが書けることに感心します。

ナンシーのシリーズは本当に読んでいてワクワクします。何でもっと早く出会わなかったんだろうと不思議です。
今回は解説がはやみねかおるさん。同氏にここで終わらせないで下さいとコメントしています。
かくいう私も続きが読みたくて仕方がないので、ぜひとも続きをお願いします！！！

ナンシー・ドルー、お次は偽札事件！
ホイップのたっぷり乗ったチョコレートサンデー…食べたくなりました。
甘いサツマイモも…。
たくさん食べて聡明で美人で行動的。
憧れるゥ！

第５弾！今度は牧場～！
ハンサムなカウボーイたちも登場！
面白かった～！
にしても、どんどんナンシーは危ない目に遭うようになってるわねえ。
平気の平左なのがまたたまらん。強い！

だーっ！面白かった！
解説が坂木司さんで、書いてはることにいちいち頷きました。
ホンマ、ナンシーは魅力的。
「ロマンスを楽しんでいる余裕はないわ」…かっこええ～！

ずっと気になっててやっと読みだしました。
児童向けなだけあって、翻訳物でも随分読みやすかった！
ナンシーが聡明で行動力抜群でとても魅力的！
続きが楽しみです。

偽物が現れたり爆破されたり監禁されたり、ミステリーというよりはアクションもののような危ない目に遭うのはちょっとやり過ぎじゃないかしら。面白いけど。

少女探偵がついに敵の手に落ちて監禁される、という大ピンチもあってミステリーというよりも少女冒険譚の乗り。でもそれがいい。基本的に登場人物のほとんどが善い人、というのも良い。

いつものベスとジョージに加え、新しい仲間ネッドが仲間入り。
ナンシーとネッドのこれからの展開も気になる((o(´∀｀)o))

　書店で見かけて購入。少年少女向けの、爽やかなミステリーでした。
　少し内容が古いかなと思って読んでたら、後書きで納得。しかも、「キャロリン・キーン」は、一人の作家というわけではないそうで。そのあたりも面白いと思いました。

少女探偵ナンシー・ドルーもの第一作。
金髪に青い目の１８歳の高校生。
父は弁護士。
時代色が出ていて、古き佳きアメリカのイメージ。
なんだかバービー人形のような服装。
子供向けなのでしっかり勧善懲悪で、ほとんどはいい人。悪いヤツは報いを受けるお話。
一人の作家が書き続けた物ではなく、1930年にエド...続きを読むワード・ステラトマイヤーが始めた工房によるもので、ナンシー・ドルーのシリーズを書くときに使われるペンネームがキャロリン・キーンというわけ。
初期の56編はオリジナル・クラシックと呼ばれ、その後も現代まで書き継がれているそう。
この文庫は2007年11月発行。

いろんな、本で登場するナンシー・ドルー。以前、ドラマでもみたことがあったとおもうんだけど、18歳！
もっと下かと思ってた。
車も乗り回すし、けっこう行動も広い。

お金持ちの老人、クローリーの遺産を心無い資産家トプハム家が独り占め。新しい遺言書が存在するような生前のクローリー氏の行動に、ナンシーは遺...続きを読む言書を探して奔走する。

タイトルの古時計がいつ出てくるのかと、ドキドキだった。
トプハム一家がことごとく嫌な人達で、ナンシーの活躍がその都度スカッとする。

ナンシーのシリーズが今なお続いているなんて、知らなかった～！
面白いな、こういうシリーズ。

児童文学での探偵と言えば、カッレくん、エーミール、少年探偵団…となぜかしら少年に限定して読んでおりました。
最近、女性が主人公の翻訳ミステリを読んでいるとナンシー･ドルーの名前に行き当たることが多くなったので、重い腰を上げて少女探偵にもチャレンジ！

まず驚いたのが、ナンシー・ドルーが18歳だと言う...続きを読むこと。
14～5歳だと思ってました。
作品は優しく分かりやすい典型的な児童文学です。
子どもの頃に読んでいたらまた違った目で見たかもしれませんが、今読んでも十分楽しかったです。

こども向けのお話にしては、今回の謎はちょっと複雑。ナンシーも今までより危険なめにあってる気がするし。
おなじみのメンバーの協力でナンシーが事件を解決するのはいつもどおりだけど、アメフトの試合のシーンとかシェイクスピアの引用とか、ちょっと今までとは印象が変わったかな。

さすがにあの尋問はないんじゃないだろうか。ご都合主義とかそんなちゃちな次元じゃない。それ以外を除けば父親を拉致された少女の冒険譚としておおむね楽しめた。後折角表紙のイラストがこれなんだからばんばん挿絵とかも入れれば良かったのに。

ナンシーと父親の温かく気安い会話に、こういうもの読んで大人になると親とフランクに話ができるようになるのだろうか、いや、そんな単純なもんじゃないよな、とか思いつつ、のんびり楽しく読みました。

理想的な人物を配し、環境にも恵まれているナンシー・ドルー。それがいやみにならないのは、彼女がその恵まれた環境や才能を他の困っている人のために使っていることと、人に甘えた態度をとらないからだと思う。今回は「ちょっと大丈夫か、ナンシー！」といいたくなることもあったが、なんとか乗り切った^^;少女の頃読ん...続きを読むでいたらあこがれていたかも(笑)

ナンシーはなんだってできる、すごい女の子。毎回かっこいいところを見せてくれるけど、今回はなんと、友人が蛇（毒蛇かもしれない）に噛まれた時にも落ち着いて処置。すごいわ。

お話の舞台に合った（土地柄を感じさせる）小物や、ナンシーのファッション、食べ物など、ストーリー以外にもお楽しみアイテムがたくさん。ドルー家の場面がないのがちょっと残念だったけど。

ナンシー・ドルーあいかわらずの活躍ぶりです。ティーンエイジャーのヒロインが活躍する話なので、身近な謎解きが多いのかなと思っていたけれど、このシリーズは意外に生々しい「お金」の話が多いですね。物語とは関係ないところではありますが、今回は解説が良かった。菅浩江さんが語るナンシー・ドルー（＝優等生ヒロイン...続きを読む）への想いに、わたし泣きそうになりました。いい歳をしてなぜかこの物語に惹かれているその理由を教えられた気がします。