【感想・ネタバレ】古時計の秘密のレビュー

あらすじ

ナンシー・ドルー18歳。偶然知り合った老姉妹の窮状を見かねて事情を聞くと、これまで援助の手を差し伸べてくれていた金持ちの老人が亡くなり、最後に老人を引き取った欲深な一家が遺産を独り占めしてしまったのだという。その傲慢な金持ち一家の鼻をあかし、みんなに遺産が渡るようにすべく、ナンシーは隠された遺言書捜しに奔走する。正義感が強く好奇心旺盛で、行動力抜群の少女ナンシーが、大人顔負けの活躍で事件を解決する。長年にわたり多くの人々に愛され続けてきた、少女探偵ナンシー・ドルー・シリーズの記念すべき第一作刊行。

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Posted by ブクログ

少女探偵が犯人を追い詰めて、少女探偵が犯人に追い詰められる、ハラハラするストーリーが楽しめます。殺人事件のような残酷な事件はないのに、これだけ読者を引き込むプロットが書けることに感心します。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

ずっと気になっててやっと読みだしました。
児童向けなだけあって、翻訳物でも随分読みやすかった!
ナンシーが聡明で行動力抜群でとても魅力的!
続きが楽しみです。

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2009年11月01日

Posted by ブクログ

 書店で見かけて購入。少年少女向けの、爽やかなミステリーでした。
 少し内容が古いかなと思って読んでたら、後書きで納得。しかも、「キャロリン・キーン」は、一人の作家というわけではないそうで。そのあたりも面白いと思いました。

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2010年09月14日

Posted by ブクログ

少女探偵ナンシー・ドルーもの第一作。
金髪に青い目の18歳の高校生。
父は弁護士。
時代色が出ていて、古き佳きアメリカのイメージ。
なんだかバービー人形のような服装。
子供向けなのでしっかり勧善懲悪で、ほとんどはいい人。悪いヤツは報いを受けるお話。
一人の作家が書き続けた物ではなく、1930年にエドワード・ステラトマイヤーが始めた工房によるもので、ナンシー・ドルーのシリーズを書くときに使われるペンネームがキャロリン・キーンというわけ。
初期の56編はオリジナル・クラシックと呼ばれ、その後も現代まで書き継がれているそう。
この文庫は2007年11月発行。

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2009年10月11日

Posted by ブクログ

いろんな、本で登場するナンシー・ドルー。以前、ドラマでもみたことがあったとおもうんだけど、18歳!
もっと下かと思ってた。
車も乗り回すし、けっこう行動も広い。

お金持ちの老人、クローリーの遺産を心無い資産家トプハム家が独り占め。新しい遺言書が存在するような生前のクローリー氏の行動に、ナンシーは遺言書を探して奔走する。

タイトルの古時計がいつ出てくるのかと、ドキドキだった。
トプハム一家がことごとく嫌な人達で、ナンシーの活躍がその都度スカッとする。

ナンシーのシリーズが今なお続いているなんて、知らなかった~!
面白いな、こういうシリーズ。

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2012年10月10日

Posted by ブクログ

頭が良くて行動的、そのうえお金持ちで周囲からの愛情もたっぷりというヒロイン、ナンシー・ドルーが大活躍。児童向けの名作らしく、なるほど、ひねた大人のワタクシも素直に楽しみました。たまには何も考えずこういう小説を読んでのんびりするのもいいもんです。

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2011年08月06日

Posted by ブクログ

アメリカの児童文学、少女探偵ナンシー・ドルーのシリーズ第一作。
偶然思い出したシリーズが、ちょうど新しく刊行されていた時の驚きといったら!本格ミステリーとはいきませんが、子供の頃に大好きだった私としては、懐かしく嬉しくて一気に読んでしまいました。当時よりも原文に忠実に書かれているそうです。美人で頭もよく優しくて…という完璧型の主人公ですが嫌味がありません。舞台も今読むと古いのですが物語の魅力は全く色褪せません。初期の作品群には殺人がないというのは、児童作品として安心できる点ではないかと思います(現代の作品はその辺り怖い点が多いので)。
映画化もされているらしくて嬉しいです!しかしシリーズが現在も続いているとは、さらに驚きましたね。

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2009年10月04日

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